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作り置きおかずの賞味期限
冷蔵庫に作り置きおかずを複数準備しておくと、毎日の食事を楽しく、華やかにできますね。でも、多くのおかずを一度に作り過ぎてしまうと、食べきれないうちに悪くなってしまう可能性があります。作り置きおかずの賞味期限は、案外短いので気をつけましょう。
- 冷蔵保存の期間…2~3日
- 腐りにくくする工夫を施したおかず…4~5日
作り置きのおかずは、可能な限り早く使い切るようにしましょう。
作り置きおかずが腐っている時のサイン
作り置きおかずが腐っている場合、以下のような変化が現れます。
1.不快な臭いがする
食材が腐りかけると、元々の香りとは違う臭いを放ち始めます。
- 納豆を思わせるような臭い
- 酸っぱい腐敗の臭い
- 雑巾を思い出させるような不快な臭い
もし食べ物が本来持つべき香りでなくなっている場合は、食べることは避けた方が良いです。味見をしてたしかめるのも、おすすめできません。
2.見た目が変わる
おかずの外見に変化が見られたら警戒が必要です。
- カビが発生する
- 作りたての形が保てていない
- 余分な水分が現れる
カビが生えた部分を取り除いたとしても、おかず全体が菌に感染している可能性が高いため、食べるのは避けるべきです。もともとなかった水分が現れた場合も、注意が必要です。水を取り除いてもおかずを食べるべきではありません。
3.触感に異変がある
おかずを触った際に変わった感触があれば、それは劣化のサインかもしれません。
- 粘りが出る
- 滑りが感じられる
- 通常よりも柔らかくなる
食材の形が変わってしまったのも、劣化が進んでいる兆候の一つです。少しでもおかしいと感じたら、香りなど他のサインもチェックし、食べるのは控えましょう。
4.風味が変化する
おかずを味わった際に、元の味とは異なる風味に変わっていることがあります。これは劣化のサインです。
- 酸味が強くなる
- 苦味が感じられる
- 舌がピリピリする感覚
酢を使った調味料の場合でも、舌の上での異常な感覚を確認しましょう。他にも劣化の兆候がないか確かめることが大切です。
作り置きおかずを長持ちさせるコツ
作り置きおかずを新鮮に保つには、いくつかの簡単な工夫を取り入れてみてください。
- 使用済みの箸は避ける
- 容器を清潔にしておかずを詰める
- おかずが冷えてから蓋をする
- 保存に適した調味料(塩、梅干し、酢など)を使う
- 水分量の多い料理は避ける
- おかずをしっかり加熱する
- 製造日を記したラベルを容器に貼る
- 食後は早めに冷蔵庫へ
分ける際には、直箸を使わず、スプーンや菜箸を利用して、口から菌が入ることを防ぎましょう。これは劣化を防ぐ上で非常に重要です。
まとめ
作り置きおかずは、複数あると非常に便利です。時間が許す限り、数日分を前もって準備しておくと良いでしょう。ただし、劣化しやすい性質を持っているため、実際に消費できる量だけを作ることが重要です。
このようにして、美味しく安全な食生活を維持しましょう。食品の鮮度を保ちながら、無駄なく楽しむための努力が、毎日の食事をより豊かにするでしょう。