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バナナの皮、再利用する方法がある
バナナを食べたら、手元に皮が残りますよね。バナナの皮は分厚く、実と一緒に食べるのは通常不可能です。皮ごと食べられる品種でない限り、手元に残った皮は破棄することが大半といえます。
しかし、バナナの皮はリユースできます。どのようなときに再利用できるのか、チェックしてみましょう。
バナナの皮の『4つの使い道』
バナナの皮のリユース方法は、以下のものがあげられます。
1.革製品のメンテナンスに使用
バナナの皮の内側にある、筋などが通っている白色の面を使用して、革製品のメンテナンスを行えます。
靴やカバン、ソファなどをバナナの内側を使ってこすると、くすみが消えてピカピカに磨き上げられますよ。バナナの皮を使って革製品を磨いたあとに、柔らかい布で仕上げ磨きをすれば完成です。ワックスやクリームがないときの、お手軽なメンテナンスに最適といえます。
2.ガーデニングの肥料にする
バナナの皮を細切りにしてガーデニングの土の上にまくと、アブラムシの撃退に一役買ってくれます。また、バナナの皮に含まれるカリウムが溶けだして、肥料代わりにもなりますよ。
バナナの皮からエキスを抽出して、植物に栄養素を含んだ水を与えることもできます。バナナの皮から栄養素を抽出するときは、バナナの皮を完全に水に浸してカビの発生を防ぎましょう。
3.スムージーに投入する
バナナを皮ごと摂取したいときは、スムージーに入れるのがおすすめです。バナナの皮が原型を残していると、口に入れるときに抵抗を感じやすいものです。皮を粉砕して摂取するスムージーであれば、抵抗をもたずに摂取できます。
皮も含めてバナナを摂取すると、より高い栄養を取り込めます。
4.お肉を柔らかく仕上げたいときに使用する
バナナの皮は、フィシンという酵素を持っています。この酵素は、お肉を柔らかくするパワーがある優れものです。
少し硬そうなお肉とバナナの皮を一緒に調理すると、お肉が柔らかく仕上がりやすくなりますよ。
バナナの皮を使用するときの注意点
バナナの皮を再利用するときは、以下のことに注意しましょう。
- むいた皮は、すぐに使用する…劣化したら使用不可
- 食品に使用する場合は、無農薬のものを使う
- カビなどの異常があるものは使わない
バナナの皮は、バナナの実と同じように劣化しやすいです。手元に残った皮は、できるだけ早く消費するのがベストといえます。
また、食材として皮を扱うときは、人体に悪影響がないものを選びましょう。農薬の使用や劣化や腐敗が進んだものを食べると、思いがけない事態を招くかもしれません。
まとめ
バナナの皮は、さまざまな再利用方法で私たちの日常生活に彩りを加えることができます。革製品のお手入れから肥料や栄養豊富な食材まで、その使い道は多岐にわたります。再利用する際は、新鮮で無農薬のものを使うようにしましょう。バナナの皮を上手に活用して、エコな生活を実践してみてください。