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出産祝いはマナーに則った相手に喜ばれるものを選ぶべき
親しい知人や家族に新しい命が誕生した時、赤ちゃんが生まれたお祝いにと『出産祝い』を贈る文化があります。これは、日本のみならず世界中で行われている文化であり、新たな命の誕生を喜ぶイベントです。
しかし、国によって形式や贈るもの、マナーなどは多少異なります。日本では、贈りものによっては失礼に当たるものや縁起が悪いと言われているものもあるので、マナーに則って相手が喜んでくれるような贈りものを選ぶべきでしょう。
出産祝いにNGとされている贈り物は?
出産祝いに贈ってしまうと、別れや縁起の悪さを連想させてしまったり、産後の健康状態に悪影響を与えるものは、基本的に贈るべきではないとされています。
- 刃物…「切る」「別れ」を連想させるため
- ハンカチ…「手切れ」を連想させるため
- 緑茶などの日本茶…弔事を連想させ縁起が悪いため
- アルコールやカフェインが含まれる飲料…授乳中には不向き
- 糖分が多い食品や脂っこいもの…産後ダイエット中の可能性
以上のものは、なるべく出産祝いとして贈ることは控えましょう。ただし、贈る相手が「これがほしい」と上記のものを要望している場合はこの限りではありません。
贈る相手に喜ばれる!出産祝いで贈るべき5つのもの
一般的に、出産祝いで贈ると喜ばれるものに、どのような贈りものがあるのでしょう。ここでは、実際にもらって嬉しかったという声が多い出産祝いの贈りものを紹介します。
1.おむつケーキ
皆さんは『おむつケーキ』という出産祝いの定番商品をご存知でしょうか。元々はアメリカやヨーロッパで流行していた文化で、おむつをケーキに見立ててまとめ、その周りを出産をお祝いするようなデコレーションで飾り付ける、といった文化です。
日本でもおむつケーキが定番化しており、「おむつは何枚あっても嬉しい」「消耗品だし写真映えするから嬉しい」といった声が多く挙がっています。
最近はおむつケーキの種類も多く、おもちゃやタオルがおむつと一緒に放送されている商品もあります。
2.ベビーおもちゃ(ぬいぐるみ)
赤ちゃん用おもちゃも人気の高い贈りものです。特に柔らかいタオル生地のぬいぐるみやナチュラル素材を使った柔らかいデザインの木製おもちゃなどは人気が高い傾向にあります。
実際、「子どもが使っている姿を見るとかわいい」「お祝い行事に一緒に飾ると写真映えする」などの理由から、贈られたご家族からも好評です。
しかし、ベビーおもちゃや赤ちゃん用ぬいぐるみは、他に出産祝いを贈る方と被ってしまうケースも多いです。喜びの声が多い一方、たくさんもらってしまうと置き場所に困るという声もあるので、事前に確認することをおすすめします。
3.お菓子
育児は気力、体力共にヘトヘトになるほど疲労困憊になります。そんなご両親には、赤ちゃん用ではなくご両親を労わるためのお菓子を贈るというアイデアも喜ばれるでしょう。
あまりにもカロリーの高いものや糖分過多なお菓子は控えるべきですが、ヘルシー素材を使ったお菓子やたまの贅沢にリフレッシュできるような甘いお菓子は喜ばれる定番商品です。
4.少し高価なレトルト食品
少し高価なレトルト食品も喜ばれることが多いです。育児中は家事になかなか手が回らないという方も多いので、簡単に食事が準備できるレトルト食品は、意外と喜ばれるものです。
例えば、お出汁セットやスープセット、カレーセットなどは、簡単に準備ができるので喜ばれやすいでしょう。普段購入するレトルト食品よりも少し高価なレトルト食品を選ぶことをおすすめします。
5.ボディ・ヘアケア用品
出産後は、お母さんの体が疲労困憊状態なので、肌や髪が想像以上に傷んでしまった…という経験を持つ人も多いです。
そんなお母さんの体を労わるために、ボディケア用品やヘアケア用品を出産祝いの贈り物にするのも良いでしょう。特に、出産後は体がむくみやすかったり乾燥しやすかったりするため、マッサージ効果のあるボディクリームなどは人気です。
他に出産祝いを贈る人と被りにくいというメリットもありますし、消耗品などで後々場所を取らないという点も嬉しいポイントでしょう。
お母さんを労わるものや育児に役立つものを贈ろう
いかがでしたか。出産祝いには縁起の悪いものや出産後の健康状態に悪影響を与えるものは避け、お母さんを労わるアイテムや育児に役立つものを贈りましょう。かさばりやすいものは、事前に相手に確認を取ると安心です。