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使用済みの缶、そのまま破棄するのは危険!
食料品や飲料の缶、ガスボンベなどの使用済みの缶を、そのまま捨てるのは非常に危険です。少量だからと可燃ごみに混ぜて捨てると、取り返しがつかない事態を招く可能性があります。
使用済みの缶を不適切な方法で捨てたら、どのようなことが起きるのかを把握しましょう。
缶を捨てる時にすべきではない『NG行為』4選!
缶を捨てるときにやってはいけないことは、以下の通りです。
1.洗わずゴミに出す
使用済みの食料品や飲料の缶は、ゴミに出す前に水洗いしてください。食材が付着したままゴミとして出すと、ゴキブリやネズミなどの害虫や害獣が寄ってくる可能性が高いです。カビの発生リスクも高めるので、不潔な状態で破棄するのはよくありません。
2.燃えるゴミとして破棄する
食料品や飲料の缶やガス缶を、燃えるゴミの中に紛れ込ませて捨てるのは絶対やめましょう。ゴミ収集車内は温度が上がるので、発火するかもしれません。
車が発火すると、同乗者のみなあず近隣住民にも迷惑を掛けます。ガスに引火すると爆発し、けがでは済まない傷を負うかもしれません。
3.ガス抜きをしないまま捨てる
不燃ごみの日に使用済みの缶を出せば、それでOKではありません。ゴミにガス缶を出すにあたり、ガスを抜いておく必要があります。
使用中に缶のガスを完全に出したと思っても、微量のガスが残っていると回収後に爆発するかもしれないので危険です。専用の穴あけを使い、缶のガスを完全に抜いてくださいね。
4.缶を分別しないまま捨てる
空き缶は、種類問わずまとめ出してよいわけではありません。指定通りに分別を行って、捨てるのがマナーです。ひとまとめにして破棄すると、ほかの人が分別しなければならなくなります。自分で使用したものなので、最後まで責任をもって分別しましょう。
正しい缶の捨て方
使用済みの缶を捨てるときは、以下の手順を守りましょう。
- 缶の種類を確認する…アルミ・スチールなど
- ガスが入っている缶は、ガス抜きをする…専用のガス抜きアイテムを使うのがおすすめ
- 指定している捨て方を厳守する
ガス缶の穴をあけは、専用アイテムを使用するとケガをするリスクが低くなります。ハサミなどでも穴をあけることもできますが、手を切るかもしれません。缶の素材にもさまざまなので、素材に合った捨て方をしましょう。
捨て方は自治体で異なるので、市役所や自治体に問い合わせて破棄してください。
まとめ
使用済みの缶を捨てる際は、正しい処理方法を守りましょう。洗浄、ガス抜き、適切な分別を行い、自治体の規則に沿って処理することが大切です。
また、使用したものには最後まで責任を持つことも大切です。時間と労力はかかりますが、自分だけでなく、回収作業をしている人や周りの環境への配慮にもつながります。