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シャワーヘッドの掃除を定期的に行っていますか?
多くの人は浴槽や浴室全体の掃除は行いますが、シャワーヘッド自体の掃除は見落としがちです。シャワーヘッドは水が常に流れる部分で、湿気が多い環境にあるため、カビや雑菌が繁殖しやすい条件が揃っています。定期的な掃除でこれらの問題を未然に防ぎましょう。
シャワーヘッドのカビや雑菌を除去する方法3つ
シャワーヘッドに付着したカビや雑菌を効果的に取り除くための方法は次のとおりです。
1.重曹またはセスキ炭酸ソーダを使った浸け置き洗い
シャワーヘッドの汚れが軽度なら、重曹やセスキ炭酸ソーダを使ったつけ置き洗いが効果的です。
- 洗面器に水1リットルを用意し(足りない場合は倍量でも可)
- 水1リットルに対して、重曹大さじ2~3を入れる(セスキ炭酸ソーダなら大さじ1)
- シャワーヘッドをこの混合液に浸し、15~30分置く
- きれいに洗い流して完成
重曹やセスキ炭酸ソーダは多くの家庭に常備されていることが多く、安価で手に入るため、積極的に活用しましょう。
2.洗剤でパックして頑固な汚れを落とす
シャワーヘッドにこびりついた強固なカビは、以下の方法で効果的に洗剤をパックして落としましょう。
- 重曹と水を同量で混ぜ、カビに塗布
- キッチンペーパーを用意し、重曹水またはセスキ炭酸ソーダ水をスプレーしてカビ部分に貼り付ける
重曹だけでは落ちない場合は、セスキ炭酸ソーダを使用すると良いでしょう。洗浄力が高く、カビをより効果的に除去することができます。
3.カビ取り剤を使って徹底的に除去
カビ取り剤は大抵塩素系漂白剤であるため、使用時の注意が必要です。
- シャワーヘッドにカビ取り剤を5回ほど吹きかける
- 洗面器にお湯を張り、シャワーヘッドを浸して洗う
- 10~15分浸した後、しっかり洗い流す
注意点として、クエン酸などの強酸性の物質と混ぜるのは厳禁です。有害なガスが発生する危険があります。
シャワーヘッドにカビを発生させないための予防策
シャワーヘッドにカビを発生させないためには次のような予防策が効果的です。
- シャワーヘッドにカビの原因となる皮脂や洗剤が付着しないようにする
- 使用後は濡れた状態のまま放置しない
特に、黒カビは除去が困難で手間がかかります。お風呂後はシャワーヘッドの水分を念入りに拭き取ることで予防につながります。
まとめ
シャワーヘッドは水が直接触れる部分であり、カビの成分が混ざった水を使っている可能性もあるため、定期的な清掃が必要です。カビや雑菌の繁殖を防ぐためにも、シャワーヘッドはこまめにお手入れすることが大切です。日頃からの予防策を取り入れて、清潔なバスタイムを保ちましょう。