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あおり運転をされたときやるべきこと
昨今注目を集め続けている、あおり運転。あおり運転そのものは非常に危険であるという認識が世間に広まったにもかかわらず、厳罰化した今でも後を絶たず毎日のように繰り返されています。あおり運転を受けたら、以下のような対処方法を行いましょう。
1人で乗車している場合
ひとりで乗車している場合、車を運転しながら電話をかけるのは非常に危険です。そのため、まずは安全な場所に停車して電話をかけなければなりません。
- コンビニなどの駐車場
- 高速道路のパーキングエリア
- 最寄りの警察署など
警察署が近くにある場合は、うまく誘導してそのまま犯人を警察に引く渡すことができます。
同乗者がいる場合
同乗者がいる場合は、以下のように電話を同乗者にかけてもらえます。
- 同乗者に電話をかけてもらい、警察に連絡をする
- 安全な場所に車を停める
同乗者にいいところを見せたいからといって、車を停車させたのちあおり運転をそていた人と交渉するようなことは行うべきではありません。
停車後にすべきこと
安全な場所に車を停めた後は、以下のような行動を取りましょう。
- ひとりの場合は、警察に電話する
- ドアと窓をしっかりと施錠する
- 警察官が到着するまで、車の中でとどまっておく
あおり運転をする人は、なにをするかわからない面を持っているといっても過言ではありません。
あおり運転に対してやってはいけないNG行為
あおり運転に対してやってはいけない行為に及ぶと、相手がなにをし始めるかわからない状態になって、非常に危険です。
交渉や仕返し
あおり運転をしている時点で、相手は話が分かる状態ではないと判断したほうが賢明です。そのため、やめるよう交渉するなどの行為は身の危険につながります。
また、あおり運転をしてきた人に対して仕返しのような行動を取るのもよくありません。窓から物を投げる、罵声を浴びせるなど、火に油を注ぐような行動は控えましょう。頭に血が上った犯人は、なにをするかわかりません。
逃げ切ろうとする
あおり運転の車とのかかわりを切るために、なんとか逃げ切ろうとするのもNG。
- 運転が荒くなりやすい
- 前後左右の確認、安全確保ができなくなる
結果として事故を起こしてしまい、自分や同乗者、巻き込んでしまった人がけがをしたり、命を失ってしまう可能性があります。
ドライブレコーダーの情報を消す
あおり運転を受けたことに驚いてしまい、せっかく録画したドライブレコーダの映像を消去してしまうのはNG。大切な証拠映像になるので、消去はせず警察に持ち込みましょう。
あおり運転に合わないための対策
あおり運転に合わないための対策は、以下のものがあります。
- ドライブレコーダーを設置し、設置しているマグネットシールを車に貼る
- 周囲の車の動きを、チェックする習慣を持つ
- 適切な車間距離を保つ
- 追い越し車線ばかりは知らない
あおり運転をする人の中には、煽られたと思った仕返しであおり運転をしてくる人もいます。車間距離は常に十分保ち、挙動が不自然な車には近寄らないよう注意しましょう。
まとめ
あおり運転をする車に遭遇しないためには、車間距離などを十分に保った走行を心がけるのが有効です。あおり運転にあったときにすべきことと、してはいけない行動を心がけ、安心安全にドライブを楽しみましょう。