正論は逆効果?反抗期の子どもに絶対にしてはいけないNG行為5つ

反抗期は、どんな子どもにもあるものです。まずは、どれくらいの年齢で反抗期がやってくるのかをチェック!自分が子どもの頃の記憶をたどり、反抗期の頃の気持ちを思い返してみましょう。反抗期の子どもに対して大人がやってはいけない接し方も紹介しています。子どもの反抗期は、体力と気力、適度な距離感を保って乗り切りましょう。

 子どもの反抗期が訪れる時期

子どもの反抗期は、親にとっても大切なステップとなります。子どもの成長がうれしい一方で、大人の意見に耳を傾けない態度には、時に怒りを感じることも。まず大事なのは、子どもが通る2回の反抗期の時期を知ることです。

  • 第一次反抗期…1歳半~3、4歳ごろ
  • 第二次反抗期…小学校高学年~中学生

第一次反抗期は「イヤイヤ期」とも言われ、第二次反抗期は思春期にやってきます。

反抗期の子どもに絶対してはいけない『NG行為』5選!

反抗期の際、親が避けるべき行動は以下のとおりです。

子どもの意見を正論でねじ伏せる

子どもが親に伝えることは、願望が織り交ぜられているので、大人が正論を押し付けてねじ伏せるのはNGです。子どもは、親が自分の話に耳を傾けていないと感じ、何も話さなくなる恐れがあります。

子どもに対して上から目線で話す

子どもは経験が浅いため、大人には違和感を感じるような行動を取ることがあります。そんな時に「こんなことも知らないの?」といった上から目線の言葉を投げかけるのはNGです。これは子どもの自尊心を傷つけ、さらなる反抗を招く可能性があります。

子どもを無視する

反抗期だとしても、子どもにとって親は大切な存在です。大切な親に無視されることは、子どもにとってショックが大きいです。どんなに反抗していても、子どもの相談などにはしっかり耳を傾けることが大切です。

いつまでも子どもとして扱う

思春期の子どもは精神的に大きく成長する時期です。大人が考える以上に深く物事を考えていることも多いので、昔のように子ども扱いするのは良くありません。子どもの心身の成長に合わせた応対を心がけるべきです。

周囲の子どもと比較する

反抗期の子どもには個人差が大きいです。他人の子どもと自分の子どもを比較するのはNGです。子どもは他者と比べられることを嫌うので、個性を尊重し、過度な反抗に繋がらないように注意しましょう。

反抗期の上手な乗り切り方は?

子どもの反抗期は親にとって心身の負担になりがちです。親がストレスを抱えないためにも、以下の対処法を試してみてください。

  • 子ども扱いせずに意見を聞く
  • 子どもの意見にある程度の理解を示す
  • 子どもがイライラしているときは、刺激せずに見守る
  • 子どもを見下さない
  • 他の子どもと比較せず、子どもの良い点を見つけて褒める

子どもの反抗期は、自立への一歩です。とはいえまだ子どもなので、自分の感情を適切に表現できず、イライラして親に反抗的になることもあります。

子どもを過剰に刺激せず、見守ることが大切です。ただし、人生に大きな影響を与える失敗は避けるように、適切に導きながら、様々な経験をさせてあげましょう。

まとめ

子どもの反抗期はいずれ終わります。反抗期の子どもとの関わり方によっては、その後の親子関係に影響を及ぼすこともあるので、繊細に、かつ干渉しすぎないような距離感を保って接することが大切です。

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