使えなくなった乾電池、復活させる方法はある?緊急時に覚えておきたい『2つの裏ワザ』

乾電池

いざという時に使えなくなった乾電池を復活させることができれば便利ですよね。今回は、緊急時にも使える使えなくなった乾電池を復活させる裏ワザや注意点を解説します。一時的に復活させたい時はぜひ試してみてください。

乾電池は裏ワザで一時的に復活させることが可能

乾電池

乾電池は電池容量がなくなってしまうと、使っている家電や電気機器が電気を受け取ることができず、稼働停止してしまいます。

しかし、実は乾電池の容量がなくなり使えなくなったと思っていても、実際はあと少しだけ使える残量が残っていることも多いのです。

そのため、乾電池の原理や特徴を踏まえた裏ワザを実践することで、一時的であれば復活させられることもあります。緊急時など、予備の乾電池がなくどうしても乾電池が必要な場合に覚えておくと便利です。

何度も復活させる行為は液漏れの原因になるため注意

裏ワザを実践することで、一時的に乾電池を復活させることは可能です。しかし、すでに容量が限界まで減っている乾電池を何度も裏ワザで無理やり復活させていると、乾電池に負担がかかり液漏れの原因になります。

また、破裂や発火などの危険性もあるので、乾電池を復活させる裏ワザは、1本の乾電池につき1回にとどめましょう。

使えなくなった乾電池を復活させる『2つの裏ワザ』

使えなくなった乾電池を一時的に復活させるために、どのような裏ワザが有効なのでしょうか。ネット上にもいくつか裏ワザが紹介されていますが、確実性の高い裏ワザのみを紹介します。

1.乾電池を手で握って温める

乾電池はプラス極とマイナス極を繋ぐことで化学反応が進む仕組みで成り立っています。化学反応が進む際に乾電池内部が温かくなるため、この仕組みを活用して手で握って温めると、一時的に復活することがあります。

ただし、温める際にストーブや暖房器具などで温めることは避けてください。温めすぎてしまい液漏れの原因となったり、熱によって逆効果となる恐れがあります。

2.両極の端子部分を厚手の布で拭く

乾電池を使用し続けていると、両極の端子部分が汚れたり、錆びてしまったりして反応が鈍くなることがあります。そのため、正常に電気が流れず「乾電池を使い切ってしまった」と勘違いしていることもあるのです。

その場合、両極の端子部分を厚手の布や衣類などで拭くことで、汚れを拭き取り、電気を流れやすくすることができます。

もしも液漏れしたら…正しい対処法で安全に処置して

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乾電池の使用時、あるいは裏ワザを試した際に、もしも液漏れしてしまった場合は、安全を考慮して正しく対処しなければなりません。

漏れ出た液体を直接素手で触る行為は厳禁

まず、乾電池が液漏れした場合は、絶対に素手で触ろうとしないでください。乾電池から漏れ出た液体は、強アルカリ性の水溶液です。

肌に付着してしまうと、化学火傷を引き起こす危険性があるため、素手で触ることは控えて厚手のゴム手袋などを着用して対処していきましょう。

もしも手などに付着してしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。火傷の危険性があるので、数分間、水に患部を当てましょう。

防水耐性のある手袋などを着用して水洗いが正解!

漏れ出た液体を処理する際は、防水耐性のある厚手の手袋やビニール袋を着用しましょう。

衣類に付着してしまった場合は、肌に触れないように衣類を脱ぎ、衣類を水洗いします。家具や床に付着してしまった場合は、ウェットティッシュや濡れた厚手の雑巾などで拭き取りましょう。

さらに液漏れした電池は、肌に直接触れないよう、ビニール袋などに入れて自治体の指示に従って処分します。

使い終わった乾電池の捨て方は?

使い終わった乾電池の捨て方は、以下の通りです。

  1. 両極の端子部分にセロテープを貼り絶縁する
  2. お住まいの自治体の指示に従ってごみ出しする

ゴミ出しの区分やゴミ出し方法などは、お住まいの自治体によって異なります。必ずお住まいの自治体のホームページを確認し、指示されている方法で正しく処分してください。

緊急時には使えなくなった乾電池の再利用も視野に入れて

いかがでしたか。緊急時、使える乾電池がなかった場合に備え、使えなくなった乾電池を一時的に復活させられる方法を知っておくと便利です。ぜひ今回紹介した2つの裏ワザをいざというときに試してみてください。

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