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つぶあんとこしあん、どっちが人気?
あんこといえば、いつの世もつぶあんとこしあんの好き嫌いが分かれますよね。家族間であっても、好き嫌いがはっきり分かれるものではあります。
- つぶあん派…約6割
- こしあん派…約4割
- どちらも好き…ごく少数
同じ味付けのものなのに、なぜ分かれてしまうのでしょうか?
『つぶあん』と『こしあん』の4つの違い
つぶあんとこしあんの違いは、以下のようなものが挙げられます。
1.小豆の粒の有無
つぶあんとこしあんの最大の違いは、小豆の皮の有無です。皮の有無で、食感が大きく異なります。
- 小豆の皮が残っている…つぶあん
- 小豆の皮は残っておらず、ペースト状になっている…こしあん
小豆の皮の有無が、目に見えるつぶあんとこしあんの大きな違いです。
2.甘さの違い
つぶあんとこしあんでは、実が甘さが異なっています。
- 甘さを強く感じやすい…つぶあん
- なめらかで口の中に甘さが残りにくい…こしあん
つぶあんは小豆の皮が残っているので、それを咀嚼するときなどに舌にある味蕾が刺激されるので甘さを感じやすいです。こしあんと同じ量の砂糖を使用していたとしても、甘さをより感じやすくなります。
3.舌触りの違い
つぶあんとこしあんでは、食べたときに舌触りが異なります。
- 皮が残っており、咀嚼しながらあんこを楽しむ…つぶあん
- ペースト状でなめらかな舌触り…こしあん
こしあん最大の特徴は、やはりペースト状になっている舌触りです。なめらかな舌触りであると同時に、咀嚼せずとも飲み込むことができます。そのため、より幅広い年齢層から愛されています。
4.カロリーの違い
同じメーカーのこしあんとつぶあんを見比べたとき、つぶあんの方がカロリーが高く記載されていることがあります。これは、皮が含まれているからではありません。実は、こしあんのカロリー表示は砂糖が入っていない場合のものであることがあるのです。
同じくらいの砂糖を使用するので、皮の有無を成しにしても大幅にカロリーが違う可能性は非常に低いといえます。
つぶあんとこしあん、それぞれのおすすめ料理
つぶあんとこしあん、それぞれのおすすめ料理は以下のものがあります。
- つぶあん…おはぎ・ぼたもち・きんつば・あんバタートーストなど
- こしあん…あんぱん・ようかん・大福など
それぞれの食感を重視した食べ物を作ると、出来栄えがかなり違ってきますよ!あんバタートーストなどは自宅で作る人も多いと思うので、ぜひ食感の違いを楽しんで自分の味覚に合うスイーツを作ってみてください。
まとめ
つぶあんとこしあんには、それぞれ魅力があります。テイストなどを考慮し、自分や家族に合うオリジナルのスイーツを作ってみましょう。