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ネガティブな性格は、悪いことばかりではない!
ネガティブな性格は、よくないイメージを持ちやすいですよね。しかし、ネガティブな性格はすべて悪い方向に働くわけではありません。実は、ネガティブな性格にはメリットがあるのです!
ネガティブな性格には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
『ネガティブな性格の人』における5つのメリット
ネガティブな性格にあるメリットは、以下のものが挙げられます。
1.危機管理能力・察知能力が高い
ネガティブな人は、不安や恐怖といった感情が優勢なので、周囲をよく観察しています。
- 人間観察を行う習慣があり、周囲の人間関係の変化を敏感に察知しやすい
- 自分が所属している組織内の派閥や危険人物をかぎ分け、自分がどうすべきなのかを見極めて行動するよう心がけている
- 内輪もめなどに巻き込まれそうなど、自分の身に不利益が降りかかりそうなときは、いち早く気が付き対処し始める
周囲の人との距離感も保ちやすい環境を整えていることが多いので、ごたごたに巻き込まれず軽やかに危機を回避できることが多いです。
2.最悪の事態を常に想定しているので、意外と打たれ強い
ネガティブな人は、常に最悪の事態を想定しながら行動していることが多いです。そのため、いざ最悪の事態が起きても、想定の範疇なので冷静に起きたことを認めることができます。
ほかの人がてんやわんやしていたとしても、ネガティブな人にとっては想定していた展開の一種なので、特別大きなショックを受けず淡々と作業を進める冷静さと打たれ強さを持っているのです。
3.慎重に物事とを進める
ネガティブな人は、周囲の人に対しての警戒心が強い面を持っているので、誰かを頼り切って作業や仕事を進めようとは思いません。自分で慎重に丁寧に物事を進めていくので、想定外のミスが起きにくい面を持っています。
4.疑りぶかいため、だまされにくい
ネガティブな人は、初対面の人やかかわりが薄い人を丸ごと信用することはほとんどありません。相手が信頼できる人だと確信するまでに時間がかかることが多いため、薄っぺらなウソにはだまされません。
5.自分を鼓舞して成長するパワーを持っている
ネガティブな人は、自分が周囲の人よりも劣っていると思いがち。だからこそ、常に向上心を持って仕事に取り組めます。
- 周囲の人に迷惑をかけるわけにはいかないと、がむしゃらに仕事に取り組む
- 自分だけが劣っているような気がしてならず、惜しみなく努力を重ねる
自分を鼓舞して成長するパワーは持っていますが、心身に負荷をかけすぎないよう注意しなければなりません。
ネガティブな性格をうまく生かすコツ
ネガティブな性格を活かすコツは、以下の通りです。
- 自分がネガティブであることを自覚し、自分自身を追い詰めないようにする
- ネガティブが故の慎重さや用心深さを、自分の武器としてとらえる
- 自分を客観的にとらえ、自分に足りない部分を補うよう心がける
- ストレスをため込まないよう、趣味などを持っておく
ネガティブな性格や思考回路は、絶対にポジティブ変換できるようになるべきではありません。ネガティブな自分を受け止めて知ることで、特徴を活かした仕事の取り組み方などができるのです。
まとめ
ネガティブな人には、複数の特徴があります。ネガティブというと聞こえがあまりよくないかもしれませんが、慎重に物事を見極めることができる特性を仕事などに活かすことで、成果を出しやすくなりますよ。