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冷蔵庫の温度、気にしてる?
冷蔵庫内の温度、気にしていますが?冷蔵庫の設定をしてしまったら、そのまま運転を任せきりにしてしまうという人も、少なくないと思います。
冷蔵庫の中の温度をしっかりと把握することで、節電や食材の保存期間を延ばすことにつながります。どのくらいの温度に設定すべきなのかを、チェックしておきましょう。
冷蔵庫の中は何度がベスト?野菜室や冷凍室との温度や使い方の違いを解説
冷蔵庫の中は、何度くらいをキープするのがベストなのでしょうか?それぞれの適切な温度や、使い分け方法をご紹介します。
冷蔵庫内のベストな温度設定を解説!
冷蔵庫内の適切な温度設定は、以下の通りです。
- 冷蔵室…2~5℃
- 冷凍室…-20~-18℃
- チルド室…0℃
- 野菜室…3~7℃
冷蔵庫の設定で、上記の温度をある程度キープすることは可能です。しかし、季節によって庫内の温度はばらつきがでます。真夏であれば庫内の温度は上昇しやすく、真冬の場合は冷やしすぎてしまう恐れがあるのです。
冷蔵庫内を適切な温度でキープするためには、温度計を庫内に設置するのがよいでしょう。そうすることで、どんな家庭の冷蔵庫でも庫内の温度を目に見える形でチェックしやすくなります。
特に、季節の変わり目や急な温度変化がある時期は、温度計をこまめにチェックして庫内の温度が適切に保たれているかの確認が必須です。そうすることで、食材の劣化や冷やしすぎを防ぐことによる節電効果も期待できますよ。
冷蔵庫の使い分け方法
冷蔵庫を使い分ける方法は、以下の通りです。
- 劣化しやすい食材は、温度変化が少ない場所で保管する
- 冷蔵室は、下の段ほど温度が低いため、生鮮食品は下の段で保存する
- 冷凍庫は7割くらい埋まっておくほうが、節電につながる
- 野菜室は、どんな野菜でも入れてよいわけではない…劣化しやすいものは冷蔵室で保存し、季節に応じて常温保存の野菜を野菜室で保管するなど
食材の特徴に応じて、冷蔵庫のどの部分で食材を保存するかを見極めましょう。野菜室という名前を鵜呑みにして、どんな野菜でも野菜室に入れてしまうと、野菜の劣化を招くことがあるので要注意!
冷蔵庫の温度を一定に保つコツ
冷蔵庫の温度を一定に保つためのコツは、以下の通りです。
- 冷蔵室やチルド室、野菜室にものを詰め込みすぎない
- 定期的にメンテナンスを行い、吹き出し口に異物が付着していないかを確認しておく
- ドアの開け閉めは、できるだけ素早く行う
- 冷蔵室に、冷気が逃げないよう専用のカーテンをつけるなど
冷蔵庫内の温度が頻繁に上下してしまうと、食材に多きな負荷をかけてしまいます。劣化を速める可能性が高くなるので、冷蔵庫内の温度を一定に保つための工夫はぜひ実践しておきたいですね。
まとめ
冷蔵庫内の適性温度は、場所や季節によって違ってきます。冷蔵庫を正しく節電しながら使用するためにも、適切な温度や庫内の温度を一定に保つコツを知っておきましょう。