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豆乳が固くなる原因
豆乳は、本来少しとろみのある液体です。しかし、いったん開封してしまうと劣化しやすいため、長く冷蔵庫に豆乳を置いておくと腐敗してしまう恐れがあります。
豆乳がカチカチに固まっているのは、豆乳が劣化しているときに見られるサインです。お湯でといたり温めたとしても、口にすべきではない状態といえます。
豆乳を絶対に口にしてはいけないサイン
豆乳が劣化しているときに見られる危険サインは、以下の通りです。
1.においや味が変わっている
豆乳が劣化すると、においや味が変化します。
- 酸味の強い臭いや味になる
- ピリピリとした、炭酸水のような舌触りになる
- 明らかに豆乳とは異なる臭いになっている
口に入れたり香りを確認したときに、本能的に危ないと感じた場合は、直感を信じましょう。ちょっとくらい大丈夫という油断で、食中毒を起こす可能性があります。
2.変色がみられる
豆乳は基本的に乳白色です。そのため、以下のような色に変化しているときは腐敗している可能性が高いといえます。
- 黄色っぽくなっている
- 黒やピンク、オレンジ色の塊が浮いているなど
豆乳ではない色に変化しているときは、全王乳全体が劣化しています。身に覚えのない色のものはカビなので、取り除いても豆乳全体が傷んでいるため、飲んだり調理すべきではありません。
3.どろどろ、カチカチになっている
豆乳の形状が変化しているとき、とりわけ開封後のものは絶対に飲むべきではありません。
- カッテージチーズのような塊になっている
- カチカチになってひとつの塊になっている
- ヨーグルトのように、全体がどろどろになっている
豆乳ヨーグルトという商品が発売されていますが、劣化によるどろどろはヨーグルト化しているものではないため、安易に口に入れてしまわないようにしましょう。
4.うっすら表面に膜が張っている
豆乳に、牛乳を温めた後にできるような膜が張っているときは、劣化しているサインです。膜を取り除いても、劣化している部分が除去できたというわけではありません。ほかの劣化サインが出ている豆乳同様に、潔く破棄してください。
豆乳の正しい保存方法
豆乳の正しい保存方法は、以下の通りです。
- 開封後は冷蔵庫で保存
- 温度変化が少ない場所で管理する
豆乳は、一度開封してしまうと一気に劣化が進みます。冷蔵庫で保管しておいても、数日で劣化してしまうので、消費するレシピなどを事前に作っておくと安心ですよ。常温放置は絶対NG!開封したら、冷蔵庫の中でも温度が安定して低い場所で保存しましょう。
また、豆乳は冷凍保存に不向きな食材です。冷凍すると、解凍時に劣化してしまうため、開封後は使い切るようにしましょう。
まとめ
豆乳は、開封後すぐに劣化してしまいやすい食材です。小さな変化を見逃さず、劣化したものは口にしないように注意してください。