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日本国内でも個人情報を盗まれる被害が多発中!
パソコンやスマホが普及し始めた頃から、世界中で個人情報が盗まれたり漏洩してしまう被害が増えています。近年では、日本国内でも悪意あるサイバー攻撃を受ける被害も多数報告されており、企業だけでなく個人の情報がさまざまなWebサイトから盗まれる被害も珍しくありません。
このように悪意ある人から個人情報を盗まれてしまうと、その情報を悪用されたり、勝手にカード利用されてしまったりと非常に危険です。
仕事に関する書類やデータも端末上で管理している人も多い現代では、企業ではもちろん、個人でも個人情報が漏洩しないよう守る努力が求められています。
個人情報が漏れてしまう『NG行為』5選
私たちが日頃、何気なくやりがちな生活習慣や行動の中に、実は個人情報が漏れてしまう非常に危険な行為が隠れています。ここでは、個人情報が漏れてしまNG行為を紹介するので、自分に当てはまる行為がないかチェックしてみましょう。
1.公共の場で個人情報を話す
家族や友人と屋外で話をしている際、つい気が緩んで個人情報を話してしまうことはありませんか。例えば「今、〇〇に住んでいるの」と住んでいる場所を市区町村だけでなく地域名まで言ってしまったり、電話番号やSNSアカウントを声に出して言ってしまったり…。
他人の情報を悪用しようとする人は、こうした情報からさまざまなヒントを得て、相手の住所や名前を特定したり、得た少ない情報からその人が使うパスワードを割り出したりすることがあります。
公共の場で個人情報につながるような情報を声に出して話すことは絶対に避けましょう。
2.セキュリティソフトなしでフリーWi-Fiに繋ぐ
外出先でスマホやパソコンをフリーWi-Fiに繋いで使う人は多いでしょう。しかし、すべてのフリーWi-Fiが安全とは限りません。
フリーWi-Fiは、その近辺にいるすべての人が使えるようになっており、そのWi-Fi回線を使って相手の端末に侵入することもパスワードありのWi-Fiに比べると容易だと指摘されています。
セキュリティソフトなしでフリーWi-Fiに繋いだり、仕事に関連する重要な情報がある状態でフリーWi-Fiを使ったりすることは避けてください。
3.長年同じパスワードを使い続ける
現在、多くの人があらゆるサイトにID・パスワードを登録していると思います。皆さんは登録しているパスワードを定期的に変更していますか。
長年同じパスワードを使い続けていると、いずれ悪意を持った人がパスワードを解読してしまい、そのサイトに登録されている情報を勝手に書き換えてしまったり、勝手に登録されているカードを使って買い物されてしまったりする恐れがあります。
長年、同じパスワードを使い続けるのではなく、定期的にパスワードは変更するようにしましょう。
4.同じID・パスワードを複数のサイトで使い回す
これはあらゆるメディアや政府からも注意喚起されていますが、同じID・パスワードを複数のサイトで使い回す行為は非常に危険です。
1つのサイトのパスワードを解読されてしまえば、その人が利用している他のサイトもログインできてしまい、登録情報が盗まれるだけでなく、勝手に登録しているカードを利用されてしまう危険性も高まります。
必ずサイトごとにパスワードは違うものを設定し、もしも1つのサイトのパスワードが盗まれてしまった場合も他のサイトに支障が出ないよう対策しておきましょう。
5.安全でないWebサイトで個人情報を入力する
Webサイトを見て回っている際、「このサイトは安全が確立されていません」というような注意喚起文が表示されることはありませんか。
また、安全性の高いWebサイトの場合、URLバーに鍵マークが表示されます。このマークがない場合は、安全性が確立されていない可能性が高いので、個人情報の入力は慎重に行うべきです。
安全でないWebサイトで個人情報を入力してしまうと、個人情報が漏洩したり、そのサイトに入力した時点で盗まれてしまう危険性もあります。
個人情報を守るために日頃から徹底するべき漏洩対策
自身の個人情報を守るためには、日頃から個人情報が漏洩しないよう意識を持つことが重要です。個人でできる漏洩対策として、以下のような方法があります。
- パソコンなどにセキュリティソフトを導入する
- サイトごとにID、パスワードを変える
- 定期的にパスワードを変更する
- 書面の個人情報はシュレッダーする
- 通信ツール(メールやSNS)では宛先を必ず確認する
- カード情報などを登録したままにしない
- なるべくフリーWi-Fiは避ける
- 短時間でもパソコンやスマホを開きっぱなしにしない
パソコンやスマホのセキュリティソフト導入やパスワードの管理方法は、よく多くのメディアで推奨されていますよね。
また、クレジットカードやデビットカードなどを通販サイトに登録したままにしていると、気付いた時には利用されていた…という状況に陥る可能性もあります。必ずカードを使った後は面倒に感じるかもしれませんが、一度、情報を削除することをオススメします。
個人情報を守るために日頃から徹底対策を!
いかがでしたか。個人情報漏洩やカードの悪用は他人事ではありません。ある日突然、個人情報やカード情報が利用されていた…という事態に直面する危険性も大いにあり得ます。この記事を読んだ方は、今すぐ自分にできる対策に取り組みましょう。