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すぐに傷んでしまう食材、冷蔵庫放置は危険!
食材は、購入後すぐに冷蔵庫に入れておきさえすれば大丈夫!と思い込んでしまうのは、よくありません。食材の中には、冷蔵庫で保存していてもすぐに劣化してしまうものがあります。せっかく購入した食材を腐らせないためにも、腐りやすい食材を把握しておきましょう。
『すぐに腐る食材』7選
すぐに腐る食材は、以下のものが挙げられます。
1.もやし
傷みやすい食材の代表格ともいえるのが、もやしです。
- 野菜室での保存では温度が高く、すぐ痛む
- 消費期限が非常に短い
- 水分が多い
真夏の暑い時期、もやしを購入して家に持ち帰るだけでも、傷んでしまうことがあるほど劣化しやすい面を持っています。
2.トウモロコシ
トウモロコシは、収穫から1日が経過した時点で甘みや栄養素が大きく落ちてしまいます。その分劣化も進むため、生のトウモロコシを購入したら基本的にその日のうちに消費するか、加工するようにしましょう。
3.枝豆
枝豆は、枝付きのものの方が劣化しにくく新鮮です。すでに枝から実が離れている状態で販売されているのであれば、早めに消費しきってしまうのが吉。枝から離れているものは、すでに実が劣化している可能性があるので、調理前にしっかり確認しておきましょう。
4.生鮮食品
生鮮食品は、劣化しやすいです。
- 肉類…特にひき肉
- 魚介類
もやし同様に、スーパーから家に持ち帰る過程で食材が劣化してしまうことがあります。生鮮食品を購入した場合は、保冷バッグなど温度の上昇を抑えられる機能がついている保存袋に入れて持ち運ぶようにしましょう。
5.カット野菜
カット野菜は包丁が入っているので、断面が酸化して劣化しやすいです。また、野菜ミックスにはもやしが多く含まれているため、すぐに傷んでしまいます。カット野菜は、購入したその日か翌日には消費しきってしまうよう調整するのがおすすめです。
6.一度口をつけた食材
一度口をつけた食材は、冷蔵庫で保存していたとしてもすぐに劣化してしまいます。これは、口内細菌が食材に移ってしまうためです。直接かじった食材だけでなく、直箸で食べたいおかずなども劣化しやすい傾向があります。
7.加熱が不十分な食材
加熱調理しておけば劣化が防げると思っているかもしれませんが、食材にしっかりと火が通っていない場合は劣化を速めてしまいます。
- 半熟卵やスクランブルエッグなど
- 炒めや茹で時間が不足している生鮮食品など
火を通せば大体OKなのではなく、しっかりと火を通すことを念頭に置いて調理してみてください。
長期保存する方法はないの?
食材を長期保存する方法は、基本的には冷凍保存になります。
- 生のまま保存…野菜・生鮮食品問わず可能
- ゆでて保存…基本的には野菜
傷みやすい食材であっても、涼しい日に購入しその日のうちに消費しきるようにするなど、腐る前に消費してしまう方法もあります。傷みやすいものはチルドで保存するなど、劣化しにくくなるための工夫を実践してみましょう。
まとめ
食材によって、保存期間には大きな差があります。購入した食材の特徴を正しく把握し、傷みやすい食材はできるだけ早く使い切りましょう。