徳利(とっくり)の正しい洗い方とお酒を完全に抜く方法

徳利(とっくり)は口が狭いので洗い方に手間がかかりますよね。徳利の洗い方で重要なのは徳利の中のお酒をしっかり洗うことです。徳利の中にお酒や汚れの洗い残しがあるとカビが生えやすくなります。徳利は中が見えないのでカビが繁殖しても気がつかないかもしれません。そんなことにならないよう徳利の洗い方をご紹介したいと思います。

徳利(とっくり)の正しい洗い方とコツ

徳利

徳利の洗い方で重要なポイントは徳利に染み込んだお酒をしっかり抜くことです。ほとんどの徳利は陶器製で水分を吸いやすい素材ですので徳利の中にお酒が染み込みます。染み込んだお酒やこびりついたお酒が残っているとカビが発生しやすくなります。

徳利のお酒を抜く方法4つ

徳利の洗い方として、最初にするのは徳利に染み込んだお酒を抜くことです。徳利に染み込んだお酒やこびりついたお酒はゆすぐだけでは綺麗に落とすことはできません。ボールや鍋に熱めのお湯を入れて徳利を5分~10分ほど浸け置き、ぬるま湯で徳利の中を洗い流すことで染み込んだお酒を抜くことができます。

日本酒は時間がたつと粘着質で徳利の中にこびりついてしまいますので、使い終わった徳利は少しでも早くお湯に浸けましょう。

①徳利専用のブラシで洗う

ボトル用スポンジ

お酒を抜いた徳利の中に徳利専用ブラシを入れて丁寧にこすります。まんべんなくしっかりこすったら水で洗い流します。徳利の外側は食器用スポンジで洗いましょう。

徳利専用のブラシには色々な種類がありますが細さや長さなどのサイズに注意しましょう。徳利の口の広さによってはブラシが入らないものもありますのでなるべく細目のブラシがおすすめです。

徳利専用ブラシが無い場合、水筒などを洗うための専用ブラシを利用してもOKですが、柄の部分が金属の場合は徳利の内部を傷つける可能性がありますので注意しましょう。徳利専用のブラシや水筒などを洗うための専用ブラシは100円ショップでも販売されています。

②キッチン用の漂白剤で洗う

徳利の中にお酒がこびりついて取れない場合やお酒が陶器の奥まで浸透している場合はキッチンハイターなどのキッチン用の漂白剤に5分~10分ほど浸け置きします。

ぬるま湯で徳利の中の漂白剤が完全に落ちるまですすいだ後、水道水を強めにかけて洗い流します。キッチン用漂白剤を使う徳利の洗い方は徳利にカビが生えた時にも同じ方法で洗いましょう。

③重曹で洗う

徳利の洗い方として重曹を使う方法をご紹介します。重曹は洗浄力がありますが自然由来の成分でベーキングパウダーとしてお菓子作りで使用されていますので口に入っても大丈夫です。

手順
  1. 重曹を入れる
    お酒を抜いた徳利の中に小さじ一杯の重曹を入れます。
  2. お湯を入れる
    徳利の中にお湯を入れると徳利の中の汚れが浮いてしゅわしゅわ発砲します。※重曹とお湯の割合の目安は、お湯100mlに対して重曹小さじ1杯です。
  3. 洗い流す
    徳利の中の重曹が落ちるまで水道水でジャージャーすすぎます。もし汚れが残っている場合は専用ブラシでこすりましょう。

徳利(とっくり)の乾かし方

古い木のテーブルと日本酒

徳利の口は狭いので中が乾燥しにくいです。徳利の中を早く乾かす方法として、徳利の中にキッチンペーパーを詰めて水きりパッドの上に徳利を逆さにして乾燥させましょう。徳利を逆さにするとバランス悪くなりますので倒れないようしっかり固定しましょう。

キッチンペーパーが無い場合は綺麗な布でもOKです。ただしティッシュはNGです。ちぎれて徳利の中に詰まってしまう恐れがありますので、逆に徳利の中を汚してしまう可能性があります。また、徳利の中に水分や湿気が残っているとカビの原因なる可能性がありますので、十分に乾燥させましょう。

徳利の洗い方として、食器洗は使えません。徳利は口が小さく食器洗で中を洗うことはできません。徳利は手洗いのみになりますので注意しましょう。

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徳利(とっくり)の保管方法

徳利

徳利の中が完全に乾燥した後、徳利の口の部分にラップをかぶせて保管しましょう。ラップをすることで徳利の口からホコリが入ったり虫が入り込むのを防ぐことができます。虫と聞くと驚くかもしれませんが実際、徳利の中に虫が入り込むことは少なくないようです。特にお酒の成分が残っていると虫が寄ってきて虫の巣になることもありますので保管方法も注意が必要です。

ガラス製の冷酒徳利の洗い方

冷酒

ガラス製の冷酒徳利や冷酒カラフェは陶器製の徳利のようにお酒の染み込みやカビの心配はありませんが内側が洗いにくいのは同じです。

ガラス製の徳利の洗い方は食器用洗剤を薄めて5分ほど浸け置き、水道水を流して完全に洗剤がなくなるまですすぎます。または、食器用洗剤をつけた徳利専用ブラシを入れて丁寧にこすります。

まんべんなくしっかりこすったら水で洗い流します。徳利の外側は食器用スポンジで洗いましょう。ガラス製のくもりが気になる方は、陶器製の徳利と同じ洗い方でキッチン用漂白剤を薄めて浸け置きしましょう。

徳利(とっくり)で美味しく日本酒を飲む方法

熱燗

冷酒が美味しくなる使い方

冷酒が美味しくなる徳利の使い方のポイントは、「ガラス製の冷酒徳利や冷酒カラフェを使う」「冷酒がぬるくならないように容量が少ない徳利を使う」です。

熱燗が美味しくなる使い方

熱燗を温める際、風味を逃がさないよう徳利の口をラップでふさぎます。熱燗で大切なのは風味を逃がさないことですが熱を加えると逃げてしまうことがありますので注意しましょう。熱燗の風味を保つ温めかたとして、湯煎で温めるのがおすすめです。

熱燗を湯煎で温める方法

  1. 鍋にお水を入れお湯を沸かします。お湯の目安は、鍋に徳利を入れた際半分浸かる程度。
  2. 徳利にお酒を9割ほど入れます。お酒がこぼれないよう注意しましょう。
  3. 徳利の口をラップで閉めます。
  4. 沸騰したお湯に徳利を入れ、火を止めてつけ置きしましょう。
  5. 2分~3分程度たったら徳利を取り出し、徳利の底の熱さを確認します。
  6. 好みの温度になったら湯煎の熱燗の出来上がりです。

湯煎で温める他に電子レンジで温める方法があります。

電子レンジで熱燗を作る方法

  1. 徳利に9割程度のお酒をいれます。
  2. 徳利の口をラップでふたをしましょう。
  3. 電子レンジに入れ500Wでおおよそ20秒チンします。
  4. 徳利を取り出し、徳利を軽く振ってお酒の温度を均一にします。
  5. 再度電子レンジに戻し、お好みの温度になったら電子レンジの熱燗の出来上がりです。

徳利(とっくり)のマナー小話

徳利で日本酒を注ぐ

「徳利の口の先がとがっている部分・注ぎ口からお酒をついではいけない」「注ぎ口を上にして反対側から注ぐのがマナー」ということがテレビで紹介された際、ネット上でちょっとした論争がおきました。

注ぎ口からお酒を注ぐのがNGな理由は、注ぎ口は円(縁)の切れ目と考えられてお酒を注いだ相手と縁を切りたいと受け取られてしまう可能性があるからです。他の理由としては、戦国時代に武将を暗殺するために注ぎ口に毒を塗ることがあったのでNGという意見もあります。

逆に、注ぎ口はつなぎ目なので人と人とをつなぐ意味があると言う説もありますが、仕事関係の方や上司や目上の方に徳利でお酒を注ぐときは注ぎ口を上にすることをおすすめします。

まとめ

お盆に載せられた徳利

徳利の正しい洗い方を知らないとカビを発生させてしまう可能性があります。徳利に残ったお酒は時間がたてばたつほど粘着性が強くなり徳利の中にこびりついたまま乾燥して取れにくくなりますので徳利を使い終わったら放置せずにすぐお湯に浸けましょう。

保管の際は必ず徳利の口をラップして保管しましょう。徳利の口から中をのぞいてもどんな状態なのかが見えませんので何が入り込んだかすぐ分かりません。徳利を使おうと思ったら中からゴキブリが…という経験をした方が意外と多いようですのでくれぐれも気をつけましょう。

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