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財布が無い…!慌てず落ち着いて正しい対処を
楽しく家族や友達とお出かけしている最中にバッグの中を見たら…あれ?財布が無い!という状況に陥ったことはありませんか。財布の中には現金だけでなく、保険証や免許証、クレジットカード、キャッシュカードなど、大事な物がたくさん入っているので慌ててしまう人も多いでしょう。
しかし、緊急事態こそ落ち着いて冷静に対処することが大切です。まずは自分がどのような行動を取るべきなのかを把握し、最優先事項から1つずつ問題を解決していかなければいけません。
誤った選択をしてしまうと、後々大きなトラブルにつながったり、強く後悔する事態に陥ったりする危険性があるので、必ず速やかに正しい行動をとりましょう。
財布を無くした時にしてはいけない『絶対NG行為』3選
財布を無くしたと気付いた時、絶対にしてはいけない行為があることをご存知でしょうか。以下の行為は後々、大きなトラブルや後悔につながるため、絶対に避けてください。
1.「後でいいか」と長時間放置する
財布を無くした時に最も重要なことは、速やかに対処することです。「とりあえず今はお出かけ中だし、後で対処しよう」「面倒だから後回しにしよう」と放置してしまうと、取り返しのつかない事態に陥る危険性があります。
財布の中には現金だけでなく、キャッシュカードやクレジットカード、免許証、保険証などの重要なカードがたくさん入っています。
長時間放置すれば放置するほど、多くの金額を動かすカードや信用を証明するカードは人の手に渡る可能性が高くなり、渡った人によっては悪用されてしまう可能性も否めません。
クレジットカードを知らない人に多用されたり、手に渡った人がトラブルを起こした際に免許証や保険証を悪用したりといったトラブルに陥らないよう、速やかに行動することが重要です。
2.警察に遺失届を提出しない
財布を探しても見つからない場合は、警察に遺失届を提出するのが一般的です。警察に遺失届が出た場合、伝えられた特徴に合った財布が見つかると、本人に連絡が行き「この財布で合っていますか」と確認することができます。
しかし、警察に遺失届を提出しなければ、当たり前ですが、警察はあなたが財布を無くしたことを知らないので、警察署や交番に財布が届いても連絡は届きません。
中に連絡先や個人情報がわかる物が入っている場合は連絡が来ることもありますが、基本的には遺失届を提出し、連絡を待つのがスムーズに無くした財布を引き取るための手段となります。
また、届いた財布の持ち主がわからず3ヵ月が経過してしまうと、持ち主に財布が返還されず、見つけた人に所有権利が渡ってしまったり、処分されてしまう恐れがあります。
3.カード類の発行元会社に利用停止連絡をしない
財布にはキャッシュカードやクレジットカードなど、さまざまなカードが入っていると思います。財布に無くしたことに気づいたら、なるべく早い段階でカード類の発行元会社に利用停止連絡を入れましょう。
発行元会社に利用停止連絡をしなければ、その間に他人の手にカードが渡ってしまい、悪用される危険性が高まるからです。
訪れた場所を探した後、あるいは財布を無くしてカードも一緒に紛失してしまったと気付いたタイミングで速やかに連絡を入れましょう。後で見つかった場合は、再び利用できるように連絡すれば問題ありません。
財布を無くした時にすぐにやるべき対処法は?
では、財布を無くしたと気付いた時、どのような行動を取るべきなのでしょうか。気付いた段階で速やかに以下の対処をとりましょう。
- カード類の発行元に紛失したことを連絡し利用停止してもらう
- 立ち寄った場所に連絡して届いていないか確認する
- 警察に問い合わせる
- 警察署や交番で遺失届を提出する
- 信用情報機関で免許証や保険証の紛失届を出す
- 免許証や保険証、クレジットカードなどの再発行
まずはクレジットカードやキャッシュカードなどの利用停止連絡を入れ、落とした可能性のある場所を探してみたり、落とし物を預かる場所に連絡してみましょう。見つからない場合は警察に行き、財布が届いていないか、または遺失届を提出します。
さらに、免許証や保険証を悪用されないよう、信用情報機関で本人であることを身分証明した後、紛失したことを登録しましょう。手続きは窓口はもちろん、郵送やインターネットからも可能です。
財布を無くした時はカード類の利用停止を最優先!
いかがでしたか。財布を無くした時は、焦らず冷静に対処することを心がけてください。まずはクレジットカードやキャッシュカードの利用停止連絡を行い、免許証や保険証の紛失登録を行うことを最優先しましょう。その後、警察などに届け出ることをおすすめします。