目次
『洗濯機』の正しい使い方を正確に把握していますか?
一家に一台、必ずと言っていいほど設置されている洗濯機。最近は自動運転など便利な機能も多く備わっていますが、皆さんはご家庭で使っている洗濯機を正しく使えていますか。
「長く使っているのだから当然!」と言う方も多くいらっしゃると思いますが、意外と洗濯機の正しい使い方を正確に把握していない人は少なくありません。
入れてはいけない素材の衣類や物によっては洗濯の仕方に一工夫必要なものなど、洗濯する衣類によって洗濯方法を変えなければいけないこともあります。場合によっては、洗濯機が故障する原因となるので、今一度、洗濯機の正しい使い方を確認しましょう。
洗濯機における『絶対してはいけない使い方』5選
洗濯機を使う際は、取扱説明書に書かれている通り、正しい使い方で扱わなければいけません。ここでは、洗濯機における絶対してはいけない使い方を紹介するので、改めて確認しておきましょう。
1.ひどい汚れを予洗いせずに洗濯する
泥汚れなどのひどい汚れを「面倒だから」と予洗いせずに洗濯していませんか。どうせ洗濯するのだから落ちるでしょう、と思っている方も多いと思いますが、ひどい汚れを予洗いせずに洗濯すると、一緒に洗濯している他の衣類も汚れてしまいます。
また、あまりにひどい泥汚れなどは洗濯機にも負担をかけてしまい、故障する原因にもなります。絶対にやめましょう。
2.洗濯機で洗濯できないものを入れる
皆さんがお使いの洗濯機の取扱説明書をよく読み、今一度、洗濯機で洗濯できないものを確認してください。主に、以下のような製品は洗濯機で洗濯できません。
- 防水性の衣類
- ビーズクッション
- 洗濯機不可の枕
- 大型マット
これらは洗濯機で洗ってしまうと、洗濯機が故障してしまう原因となったり、その物自体が破れて壊れてしまうなどの破損原因になります。
また、大型マットは洗濯機が重さに耐えられずにバランスを崩してしまう恐れがあります。この行為も洗濯機に負担をかけ、故障の原因となるので控えてください。
3.許容量を超える大量の洗濯物を詰め込む
基本的に、洗濯機は洗濯槽の7〜8割程度の量を目安に洗濯物を洗うことが推奨されています。許容量を超える大量の洗濯物を無理やり詰め込んでしまうと、洗濯機に負担をかけてしまい、エラーを起こしたり故障原因となったりします。
また、一度に入れる洗濯物の量が多すぎると、きちんと1つ1つの衣類が洗えていない…というデメリットも。必ず一度に可能な洗濯物の量を把握し、1日の洗濯物の量が多い場合は複数回に分けて洗濯しましょう。
4.ポケットに異物を入れたまま洗濯する
多くの人がやりがちなNG行為に、ポケットに物を入れたまま洗濯してしまうという失敗があります。これも入っている物によって詰まりを起こしたり、故障原因となるため注意が必要です。
- ティッシュ
- 硬貨
- ヘアピン
- 釘
以上の物はよくポケットに入れっぱなしになっていることが多い物たちです。小さなお子様がいるご家庭や、仕事着を着用するタイプの方がいるご家庭は、特に注意が必要です。
5.糸屑フィルターを掃除せず使用する
一般的に糸屑フィルターは1週間に1度を目安に掃除することが推奨されています。定期的に掃除せずに放置していると、洗濯物がきれいに洗浄されなかったり、洗濯機に負担をかける原因となることもあります。
衛生的にも問題が生じやすいので、糸屑フィルターは1週間に1度、本体から取り外してゴミを取り除き、水洗いして乾燥させた後、再び取り付けるという作業を行ってください。
洗濯機を長く使い続けるための正しい使い方をチェック!
洗濯機を長く使い続けるためには、正しい使い方を意識することが大切です。改めて、洗濯機の正しい使い方をチェックしましょう。
- ひどい汚れは予洗いしてから洗濯機で洗う
- 必ず洗濯前に衣類などの洗濯表示をチェックする
- 洗濯前に衣類のポケットに異物が入っていないか確認する
- 一度に洗濯する量は洗濯機の7〜8割に止める
- 大型の洗濯物は他の洗濯物と別にして洗う
- 洗濯後は洗濯槽に放置せず早めに取り出して干す
- 洗濯機の糸屑フィルターを定期的に掃除する
- 定期的に洗濯槽を洗浄する
また、お使いの製品によって注意事項が異なることも多いです。必ずお手元にある洗濯機の取扱説明書を再度、読み込んでください。
洗濯機の取扱説明書を読んで正しい使い方を把握して
いかがでしたか。洗濯機は「なんとなく」で使っていると意外と使い方を間違えていることが多くあります。この機会に改めてお使いの洗濯機の取扱説明書を読み、正しい使い方を確認しましょう。