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子どもが買い物中におねだりする理由
買い物に出たときに限って、子どもが買って欲しいものの前で駄々をこねて困ってしまう!こういった経験は、どんな人でも経験したり遭遇したことがあるものです。
- 子どもに自我が芽生え、自分の思いを通したいという気持ちが強くなっている
- 外出先であれば、騒げば大人買い言うことを聞くと思っている
- 家ではない場所なので、大人が周囲の目を気にしてわがままを聞いてくれやすいなど
子どもは、大人が思うほど純粋無垢な存在ではなく、中には大人も舌を巻く策士もいますよ。
子どもが買い物中におねだりをしてくる時に試してほしい『上手な諦めさせ方』5選
買い物中に子どもがおねだりしてきたとき、子どもと親双方が嫌な気持ちにならないような諦めさせ方を知っておくと、買い物が苦痛ではなくなりいます。
1.今日は買わない理由を、子どもに説明する
大人もそうですが、納得できないものを鵜呑みにするのは非常にストレスが溜まります。子どもはまだ幼いので、そのストレスに対応する術を持っていません。そのため、欲しいと思ったものをスルーされてしまうとどうしていかわからないくらい腹が立ってしまうのです。
無駄ないざこざで子どもと大人双方が嫌な思いをしないためにも、今日は買わない理由を子どもに説明しましょう。子どもが理解できるような言葉を選び、同じ目線でフラットに接するよう心がけてください。
2.外出前に、買い物のルールを決めておく
買って買って病があまりにもひどい場合は、家を出る前に子どもとルールを決めておくようにしましょう。
- お菓子の買って買って病…うちには今君の好きなお菓子があるから、今日は買わないよ
- おもちゃの買って買って病…今うちにはおもちゃがあって、毎日楽しく遊べてるから買わないよ
- シールや文房具の買って買って病…最近買ってあげたから、今日は買わないよなど
絶対必要なものは購入し、そのときのデザインは好きなものを選ばせてあげるなど、買い物にメリハリをつけることも重要です。
3.「言い訳をして子どものものを買わない」というのは避ける
子どもがおねだりしたときに限って、それらしい言い訳をして子どもが欲しがっているものだけ買わないというのはよくありません。大人がよくやってしまうのが、「お金がないから買わない」という言い訳です。
大人からしたら子どもが欲しがっているものは大したものではなく、実際生活に必須なものでもありません。しかし、生活用品を購入して会計をしている場面を子どもはしっかり見ています。
自分が欲しいと思ったものは買わないのに、大人が欲しいものは買うなんてずるい!と思ってしまい、次回の買い物ではおねだりがひどくなるかも。
4.ほかの場所に移って、気分転換をする
おねだりと正面から向き合い続けていると、大人の心身が疲弊してしまいます。子どものおねだりが始まりそうなときは、その場から子どもを連れていったん離れてお互い気分転換できるような場所に出向きましょう。
5.いきなり怒らない
子どもの買って買って病、毎回ひどいとつい頭にきてしまいますよね。だからといって、頭ごなしにいきなり子どもを怒鳴ってしまうのはよくありません。子ども自身も怒られる理由はなんとなくわかっていますが、それでも怒られてしまうと反発したくなるものです。
子どものおねだりで、やってはいけない対処方法
子どもがおねだりしてきたときにやってはいけないこととは、以下のものがあります。
- なんでも買ってあげる
- 子どもの意見を全否定する
- 感情的になって叱り飛ばす
- 叩く蹴るなどの暴力を振るうなど
大人と子どもの間に、絶対服従の関係を築いてしまうのはよくありません。
まとめ
子どものおねだりがひどいときは、子どもが足を止めやすい売り場を避けるなどの対処方法も有効です。子どもの性格に合った声掛けや対処方法を実践し、うまく乗り切りましょう。