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じめじめしたときに大活躍する、エアコンの『ドライ』
エアコンのドライ機能は、梅雨時期などジメジメした湿度の高い日に使用すると、室内にたまった湿度を除去できるので非常に便利ですよね!雨続きとなると、洗濯物も部屋干しになりがち。ついドライをつけっぱなしにする時間が長くなってしまいやすいものです。
エアコンのドライは、どれくらいの電気代がかかるのでしょうか?気になる部分を把握し、賢く節電しましょう。
エアコンの『ドライ』を1日中つけたら電気代はいくら?
エアコンのドライをつけっぱなしにしたときにかかる電気代は、おおよそ以下のようになります。
ドライを1日つけっぱなしにしたときの電気代
ドライ(除湿)には種類が2つあり、種類によって電気代が大きく異なります。1日つけっぱなしで使用したときの電気代は、以下の額が目安です。
- 弱冷房除湿…約96円
- 再熱除湿…約360円
なんと、260円ほどの違いが1日で出てしまいます。
弱冷房除湿は、使用すると部屋の中が涼しくなるドライ機能です。梅雨や、ジメジメべたべたの秋口などに活躍する機能です。
再熱除湿は、一度空気を冷やして再度温めて室内に流すため、電気代が高くなります。室内が寒くならない反面、電気代は高くついてしまうという面は把握しておくべきです。使用するタイミングを見極めなければ電気代が高くなってしまいます。
お使いのエアコンの除湿の種類を見分けるには、カタログや取扱説明書を確認する必要があります。公式ホームページなどをチェックしてみてください。
ドライをつけっぱなしにするときの注意点
ドライをつけっぱなしにするときの注意点は、以下の通りです。
- 弱冷房除湿…つけっぱなしにしても電気代は高くならない反面、除湿機能自体は少し劣るため、なかなかスッキリ除湿できないことがある。
- 再熱除湿…つけっぱなしにすると電気代が高くなってしまう反面、除湿機能が高くスッキリしやすい。室内の温度を落としすぎないため、秋から冬に季節が移ろうとき体調面が不安な人におすすめ。
ドライの2つの機能を、正しく把握することから始めましょう。それぞれのメリットとデメリットを把握し、どの場面でどちらの機能を使うべきかを見極め、使用時間を決定してください。
ドライ(除湿)と冷房の違いとは
除湿と冷房には、以下のような違いがあります。
- ドライ…室内の湿気を除去する機能
- 冷房…室内の温度を下げる機能
機能そのものが異なっているので、電気代だけを見て常にドライだけをつけっぱなしにするのはよくありません。室内の温度と湿度のバランスを見て、室内の状態を整えましょう。
ちなみに、電気代は再熱除湿が一番高く、次に冷房、最後に除湿となります。
まとめ
除湿の種類と電気代や機能の違い、冷房との使い分けをしっかりと行い、冷房と除湿を使うタイミングを見極めましょう。電気代の面だけでなく、室内の状態に対して正しい機能を使うスキルを身に着けることが重要です。