就活だけじゃない!自己分析が大切だと言われる3つの理由

ノートに描かれたハート

皆さんは「自己分析」をしたことがありますか?多くの人は就職や転職の時にするものだと思っているのではないでしょうか。本記事では、就活ではなく人生において自己分析をするメリットややり方について解説していきます。

自己分析とは

分析データ

自己分析とは、文字通り「自分自身のことを分析して知ること」です。自分が何を考え行動してきたのか、得意なこと・苦手なことは何か。そういった自分について深く分析していくことで理解を深めるのが目的です。

主に就職や転職活動をするときに耳にすることが多いですが、自己分析は仕事以外にも役立ちます。自分を知ることで、より人生を豊かにしていくことが可能です。

自己分析が大切と言われる3つの理由

胸に手を当てる女性

自己分析をすることで、「私」がどのような人間なのかを知ることができます。やってみると、自分のことなのに知らなかったことが多く、驚く人も多いかもしれません。

自分の長所と短所を知る

これは就職活動でもよくやる内容だと思うので、一度はやったことがある人もいるのではないでしょうか。人は自分の短所ばかりに目を向けがちなので、長所を挙げていくのは難しいかもしれません。

しかし、長所と短所は必ずセットになっているので、短所が多ければそれだけ長所も多いということです。多くの人の場合、長所を出そうとするとき他人と比べてしまいます。「あの人ほど自分はできていないしな…」と、自らの長所を消してしまおうとするのです。

自己分析をするときに大切なことは、他人との比較をしないことです。客観的に自分を見ることで、今まで知らなかった自分の長所が見つけることができます。

ストレスの原因を知ることができる

過去を振り返り、自分が何にストレスを感じてきたのかを探すようにしましょう。そこには必ず共通した出来事や感情があるはずです。無意識に我慢してきた感情もあるかもしれません。

ストレスを感じる出来事や環境は、気づくことができれば事前に回避や準備をすることができます。ストレスを感じない環境に身を置くためには、自己分析をしてストレスの原因を探る必要があるのです。

思考を整理することができる

日頃から自己分析を繰り返していくことで、思考の整理をすることができます。自分の感情が何をきっかけに揺さぶられるのかを知っておくことで、不安や焦りを感じづらくなります。

不安が多い時、気持ちがモヤモヤしたり何をしていいのかわからずパニックになったりと情緒不安定になりがちです。思考を整理することで精神的に安定しやすくなり、仕事やプライベート問わず順調に進めることができるようになります。

自己分析のやり方

ノートとペン

今回紹介する自己分析は、就職活動で使うような「自信の強み」を見つけ出すものとは少し違います。あくまで自分の「好きなこと」「苦手なこと」を洗い出し、ストレスの原因を探ることが目的です。

過去の出来事を見直す

自分が子供の時から現在まで、嬉しかったことや悲しかったこと、怒りを感じたり苦痛だと思ったことについて書き出していきましょう。書き方は自由です。箇条書きでも良いですし、物語のように書いてもかまいません。実際に紙に書き出し、可視化する事で客観的にその時の状況を分析することができます。

自分のパターンを見つける

過去に体験した自分の嫌だと思った事の中には、共通したパターンがあります。「人間関係が上手くいかずに失敗している」のは「他人の目を気にして我慢ばかりしている」など、自分の行動の根底にある思考に気づくことで、行動パターンを変えることができます。

とにかく「今」感じていることを書き出す

思い出すのが辛かったり、上手く思い出せないという方は、今感じていることをすべて書き出してみましょう。ここで大切なのは、書き方に捕らわれず思い浮かぶ感情をそのまま書きだすことです。乱暴な言葉でも、支離滅裂でも構いません。今の不安や焦り、怒りでも良いですし、何も思いつかないのならそう書けば大丈夫です。

自分の脳内から思考を搾り取るように書き出すことで、脳内をリセットすることができます。これを繰り返すことで、脳内が整理され、自然と精神状態が安定してきます。

最後に

笑顔の女性

自己分析をすることで、自分の好き嫌いが明確になり、ストレスを回避しやすくなります。多くの人が自分の得意なことや苦手なことを漠然としか把握できておらず、環境に飲み込まれてしまうのです。

幼少期からの記憶をさかのぼり、自分が何に心を動かされるのかを知ることで、快適な環境を選択できるようになるのです。また、思考を整理しておくことで精神的に安定しやすく、ストレスを感じづらくなります。

自己分析は仕事のためにやるのではなく、人生をより良くするためにも必要なことです。難しく考えず、今考えていることを可視化し、客観的に見ることから始めてみましょう。

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