引っ越しの荷造りはいつからすべき?失敗しないコツからやることリストまで

転居先や引越し業者を決めた段階で安心してしまいがちですが、実は引越し準備作業も同様に大変なことはご存知でしょうか。荷造りもその中の1つで、ただ荷物を詰め込めば良いと思いがちですが、きちんと計画して段取りよく行う必要があります。ここではスムーズに引越しするためには何日前から荷造りをすべきか、どんな作業をどの順番で行っていくべきかを解説します。

引っ越しは計画的に!荷造りはいつからすればいい?

計画表

引っ越しの準備は物をダンボールに詰める「荷造り」が主役に見られがちですが、準備作業はそれだけではありません。荷造りに入る前の流れとして、賃貸住宅の場合であれば大家さんへ連絡を行い、新居を探して決めてから引っ越し業者を選ぶといった作業が挙げられます。

これに伴いガス・水道や電気の解約、役所への転居・転入届など必要書類の提出や手続きが発生します。完全退居の日や鍵の受け渡し日時を確認したり、極力自分で引っ越し作業を行うのであれば家族や知人の手配も必要となるでしょう。可能であれば、最も時間のかかる荷造りを早めに始めておくことが得策です。

前もって荷造りを始めておくことで、精神的な余裕を持てるというメリットがあります。手続きや確認、諸連絡などとにかく「するべき事」が多く引っ越し前は体力的にも精神的にも負荷がかかりがちです。加えて自分や家族が体調不良を起こしたり、仕事先でトラブルが起こって残業時間が長い日が続いたりといった突発的なアクシデントが起こらないとも限りません。

当日や直前になって時間がないと慌てふためかないためにも、できる限り早めに荷造りに取りかかることをおすすめします。

引っ越しの荷造りは14日前から始めよう!

荷造りをする女性

引っ越しの荷造りに必要な期間の目安は、最低でも14日間(2週間)とされています。荷造り作業を始めるのは引っ越し業者から見積もりを受け取り、契約を済ませてからです。

大抵の引っ越し業者は、荷造りに必要なダンボールやガムテープといった梱包材・道具を無料でサービスしてくれます。引っ越し作業中はダンボールを重ねて運ぶことが一般的であるため、梱包資材はできる限り形やサイズが同じでなおかつ頑丈なものが好ましいです。

賃貸契約の解約予告期間は1ヶ月前あたりであることが多く、さらに引っ越し業者が決まって荷造り用の梱包資材が届くタイミングが2週間前になりやすいため「14日間」が指標となっています。

2回ある土日を必ず活用する

荷造りに14日間必要な理由として、期間中に土日が2セットある点が挙げられます。ダンボールに物を詰める段階で、必ず不要な物や廃棄物が発生するからです。土日が2回あることによって、不要になった物を処分しに行ったり買取業者に引き渡すなど時間に余裕が生まれます。また、不要だけれどまだ使える物品に関しては、知人に譲るといった方法も期間に余裕があれば可能でしょう。

荷造りに回せる時間の工面という点においても、14日が必要な理由になりえます。仕事・家事や学校など普段の生活に追われている人がほとんどで、引っ越し当日までの全ての時間を作業のみに集中できる環境にある人は非常に少ないです。たとえば平日に2時間ずつ、土日に5時間ずつ作業することで40時間もの時間が捻出できます。

荷物が多い場合は1ヶ月程度が目安

ただし、14日間という期間はあくまで単身者でなおかつ荷物が大量にない場合に限るという点に注意してください。余裕を持って準備したい場合や家族が居て荷物が多い場合は、3週間もしくは1ヶ月間の準備期間を想定しておく必要があります。

引っ越しの荷造りの時期を失敗しないためには?

カレンダーとペン

荷造り作業に必要な期間の項目でも触れた通り、14日間はあくまでも最低限度の目安です。時期の選定に失敗しないためにも作業に費やせる1日あたりの時間や、荷物の総量を考慮した上で必要な日数を割り出すことが大切になります。

日頃から物の管理をする

日頃から不要なものをこまめに処分しているか、夏服や冬服などシーズンのものを整理整頓しているかなど、家の中にある物の管理状況で必要日数が大きく変わるという点も見逃せません。

荷造り中に「荷物がまとまらない」という事態が起きる原因は、普段の物の管理の仕方にあります。細かい日時が決まっていなくても、引っ越しをすることが決定しているのであれば少しずつ荷物の整理を始めるのが、いざという時に困らないポイントです。

スケジュール表を作成する

よりスムーズに荷造りを進める上で、引っ越し日時を決める際に荷造りや諸手続きなど全ての作業を含めたスケジュール表の作成が欠かせません。

引っ越し当日から逆算して、何日前にどれだけ完了している必要があるのかを割り出し、個々の作業に必要な日数を算出します。スケジュールを作成する際のポイントは、1日あたりの作業時間を少なく見積もることです。

予定を立てる時はつい「自分が出しうる最大速度」を見積もりがちですが、実際に計画が動き出すと予定外のアクシデントが起こるものです。少々のトラブルや予定外の出来事があっても、余裕を持って計画を遂行できるようにプランを立てましょう。

引っ越しの荷造りやることリストと順序

クリップボードと赤ペン

いざ荷造りを始めようと意気込んだはいいけれど、どこから手をつけて良いか途方に暮れる方も多いでしょう。またせっかく梱包したは良いけれど、荷造り期間中に必要になって再びダンボールから取り出す羽目になってしまったら時間の無駄です。

余裕を持ってスムーズに荷造りを終わらせる上で、やるべき作業のリストやその順序を把握しておくことが重要となります。作業をストップさせる原因と、その対処方法についても一緒に覚えておきましょう。

1.普段使わないものから荷造りを始める

季節限定の物や、1年を通して1〜2回しか使わない物から梱包を始めましょう。たとえば5月シーズンの引っ越しであれば、冬ものや夏ものの衣服は必要ありません。

季節ものの他に、写真のアルバムやお子さんが描いた絵など思い出の品も頻繁に使用しないため早期にダンボールに詰め込むことができます。思い出アイテムは片付けや引っ越し作業の手を止める元凶であるため、早めに対処するのが作業スピードを落とさないポイントです。

2.生活空間以外の場所に取りかかる

リビングやキッチンといった生活空間は、前日まで使う物に溢れています。こういった生活空間に遠い場所である書斎や納戸、本棚といったスペースを片付けて行きましょう。

また生活空間の中であっても、寝室に置いている来客用の座布団や布団は梱包してしまって構いません。この時、梱包した後に部屋の床に置いておくのではなく再び押し入れに戻しておくと、作業の空間が確保できるためおすすめです。

3.1週間前になったら使う予定のない分を詰めていく

引っ越し当日まで残り1週間を切った段階で、最低限必要な分量の洋服や靴を残して梱包します。食器や調理器具に関しても、紙コップや紙皿を使用することで大多数の梱包が可能です。特に1〜2日前は、部屋の掃除や状態の確認など梱包以外にも行うべき作業があるため、3日前までに部屋がほぼ空っぽの状態になることを目指してください。

引っ越しの荷造りがめんどくさい…やる気がでないときの対処法

落ち込む女性

あまりにも物が多すぎてゴールが見えなくなったり、部屋に物や梱包前のダンボール箱が散乱してる状況が何日も続くと、だんだんと疲弊していきます。特に一人暮らしの方は、仕事や学校の後の疲れた状態で作業を始めなければならず、やる気が出ないと嘆いている方も多いことでしょう。

作業が滞っているのに期日がどんどん迫ってくる状況の中で、やる気を出すためのポイントや解決方法に次のようなものがあります。

休憩を適度に挟む

時間がないと焦って荷造りをするより、1時間や30分といったように時間を区切って作業をした方が効率が良いです。休憩時間のご褒美として飲み物やお菓子を用意しておけば、モチベーションも上がるためおすすめです。

思い切って処分する

部屋中の荷物を全部梱包するのは大変なので、使用頻度が低い物を思い切って処分するのも解決策の1つとなります。視界から物が減ることで、やる気も回復します。

家族や知人の手を借りる

家族や知人に呼びかけて、手伝ってもらうのも1つの方法です。負担が減る上に、人と共同作業をすることで気分転換にもなります。

遅くても2週間前には荷造りを始めておこう!

引っ越しをする夫婦

単身者であれば、2週間あれば荷造りが完了するとされています。ただし家族が居て荷物が多い場合や、余裕を持って臨みたい場合は3週間前から始めておくと無難です。引っ越し当日から逆算して必要な時間を割り出すこと、スケジュールを立てて効率よく詰めていくことが重要となります。急な予定が入っても対応できるように、期間に余裕を持たせておくのがポイントです。