『行きたくない誘い』を上手に断る5つの方法！やってはいけない断り方も

誘われたけれど行きたくない…断り方に悩む現代人は多い

現代人の悩みランキング上位に上がる『人間関係』の中でも、友人や同僚からの誘いを断れないというお悩みはとても多く見受けられます。

「本当は行きたくないけれど、誘われたら断れない」という悩みの根底にあるのは、他人から嫌われたくない、関係を悪化させたくないという心理でしょう。

知人や同僚から誘われた時、どうしても誘いを断らなければいけないことはあります。しかし、以下のような断り方をしてしまうと、「冷たい」「失礼だ」と関係悪化の原因になる恐れがあります。

断る際にはっきりとお断りすることは大切ですが、「行かない」「行きたくない」とストレートに素気なく伝えるのは、人間関係を良好で保つ上で悪手です。

また、ギリギリまで悩んでドタキャンのような形で「やっぱり行けない」と伝えることも、楽しみにしている相手に失礼です。「ギリギリまで返事をくれないなんて、こっちの都合を考えないのかしら」と悪い印象を持たれてしまいます。

「誘いは断ると関係が悪化してしまう」と思い込んでいる人は多くいますが、実際は上手にコミュニケーションを図ることで関係を良好に保ちつつ、行きたくない誘いを断ることは可能です。ここでは『行きたくない誘い』を上手に断る方法を紹介します。

誘われた時は、誘いを受ける、受けないに関わらず、まずは誘ってくれたことに対して「誘ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを述べましょう。

誘いを断るだけでなく、誘ってくれたことに対するお礼を付け加えることで、相手も嫌な気分になることは少なく、「しょうがない」「また今度にしよう」と快く受け入れてくれます。

行けない理由が明確にある場合は、「〇〇があるから行けないの」とハッキリとその理由を伝えましょう。いけない理由を明確に伝えられることで、相手も無理強いすることはできませんし、納得しやすいからです。

もしも誘ってくれた相手との交流自体が嫌でないのならば、代替え案を出すのも良いでしょう。「今日は行けないけれど、この日なら大丈夫！」と伝えることで、本当はあなたの誘いを断りたくなかったという意思をやんわりと伝えられます。

誘いを断る際に、行けないことに対して「行きたかった」というように残念な気持ちをさりげなく加えることも、相手との関係を良好に保つ上で効果的です。

グループ会食などの場合、後日その話題が上る可能性もあるため、「行きたかったです。ぜひ今度お話を聞かせてください！」とお誘いに対して僅かに前のめりな姿勢を見せておくと、相手も悪い気はしないでしょう。

誘ったのに断られてしまうと、誰でも残念な気持ちになります。そんな気持ちにさせたことに対して「誘ってくれたのにごめんね」と謝罪を入れることも大切です。

行きたくない誘いだったとしても、相手が好意で誘ってくれたことは事実です。その気持ちはきちんと受け止め、その上で「気持ちを反故にしてしまってごめんなさい」という意思表示を伝えることで、相手も「仕方がない」と割り切ってくれます。

誘いを受けた時に「断りたいな」と感じた場合、つい断り方に悩んでしまい、断るタイミングが遅くなってしまうことはありませんか。これは相手も日程調整がしづらく迷惑に感じるため、関係悪化につながる恐れがあります。

お誘いを断る場合は、その場や「スケジュールを確認するね」などと伝え、なるべく早く断ることが大切です。断りづらいからと先延ばしにしないようにしましょう。

他人からの誘いを断ることは悪いことではありません。しかし、素っ気ない態度で断ってしまうと、今後の関係が悪化してしまう危険性があります。今回紹介した上手に断る方法を参考に、相手の気分を損ねないような断り方を身につけることで、生きやすさが上がりますよ！