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相手をイライラさせる、つい言いがちなワード
普段の何気ない会話の中で、相手をいら立たせてしまう言葉はあるものです。まずは、相手が不快だと感じやすい、つい言ってしまいがちなワードについてチェックしてみましょう。
- 上から目線のワード
- 口を開けば否定するワード
- 自分語りなワード
上記のようなワードを多用していると、相手にイライラが募りやすくなります。
相手をイライラさせている『意外な言葉』5選!
相手をイライラさせる意外な言葉とは、以下のものがあります。
1.今時言葉の乱用
若者言葉や今時言葉の乱用は、プライベートで気心の知れた友人との会話であれば問題ありません。しかし、以下のような場面で使うのはNG。
- 大勢の人がいる場で、まだ相手のことをよく知らない状況のとき
- 幅広い年齢層が参加している場面
- 会社で人と話すとき…相手の年齢層や立場関係なく
- 自分より弱い立場の人と接するときなど
若者言葉や今時言葉は、相手によって受け取る印象にかなり幅があります。相手によっては、言葉使いだけでものすごく悪い印象を持ってしまい、人柄を見ないまま嫌われてしまうこともあるので注意しましょう。
2.自らのことを「~な人」
自分のことを「私(俺)って~な人だから」「私(俺)って~な人じゃないですか?」など、自分語りな口調で話されると、印象が悪くなります。相手がたとえ話を合わせてくれていたとしても、内心「知らないよ」と思われているかも!
3.「やっておきました」「やってあげた」
相手の仕事や作業を自分が肩代わりする場面があったとき、相手に「やっておいてあげたよ」「やっておきました」といってしまうのはNG。自分の行動を、相手に押し付けているような印象を持たれてしまいます。
頼んでもないのに自分のやった行動を押し付けてくるとなると、親しい間柄であっても残念な印象を持ちやすくなります。
4.「やってもらってもいいですか」「やっといて」
相手になにかをやってもらうときに、「やってもらっていいですか」「やっといて」という声掛けをするのはよくありません。相手に配慮した言い方という印象を持ちやすいですが、「いいですよ」「やりますよ」という許可を得るための声掛けになります。
なにかを相手にやってもらいたいときは、具体的になにをしてほしいのかを求める文言を丁寧に伝えるのが適切です。例えば資料に捺印してほしいときは、「捺印をお願いします」「ハンコを捺して、もってきて」などやってほしいこを伝える方が気持ちが伝わりやすくなります。
5.言い訳の単語が最初に出てくる
口を開けば高確率で言い訳の単語が出る人は、要注意!
- でも
- だって
- どうせ
- だからなど
言い訳になるような言葉を開口一番言ってしまうと、相手は自分の考えを否定されたと感じやすくなります。
相手をイライラさせることを言う癖を改善する方法
相手をいら立たせる言葉を言ってしまう癖は、以下のような方法で改善していきましょう。
- 自分にどんな口癖があるのかを知る…口癖で相手を不快にしている可能性大!
- 会話を録音し、自分がどんなタイミングで相手に不快な思いをさせているのかを知る
- 言葉の選び方を、本を読んで学ぶ…語彙を増やす
- 正しい日本語や敬語を使うよう、勉強する
会話を録音するときは、録音する旨を相手に伝えておくのがマナーです。日本人なら日本語を正しく使っているに決まっていると思い込んでしまうと、視野を狭めてしまいます。日本人だからこそ、正しく日本語が使えているかを定期的に振り返って勉強してみるのもよいですね。
まとめ
相手を無意識に不快にさせてしまう言葉が口癖のように頻繁に出てしまうと、相手との関係が悪くなってしまいます。そうならないためにも、普段の言葉選びは慎重に行いましょう。