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お中元を贈る時期ってどれくらい?
お中元を贈る時期になると、夏が来ているのを実感しますよね。お中元は、毎年6月下旬から7月15日までの間に贈るのが風習となっています。お中元を贈るときは、期間だけでなく贈るものも吟味しましょう。お中元で贈るべきではないものと、おすすめのものをまとめました。
お中元でNGな『贈り物』4選!
お中元で贈るべきではないものとは、どのようなものがあるのでしょうか?
1.足で踏みつけるもの
足で踏みつけるものは、相手そのものを踏みつけるという意味を持っています。
- 靴下
- スリッパ
- 靴
- マット類
特に目上の人に贈るべきではないとされていますが、意味合い的にどんな相手にも贈るべきものではありません。
2.語呂がよくないもの
語呂がよくないものは、贈り物として不適切です。
- 数字の語呂が悪い…4(死)・9(苦)
- ハンカチ…手布という漢字の読みが「てぎれ」で、縁が切れることを連想しやすい
なにかの詰め合わせを贈る場合は、4個や9個入りのものを選ばないよう注意してください。お中元用に販売されているものは、個数に配慮されているものが大半です。しかしすべてが配慮されているというわけではないかもしれないので、確認は怠らないようにしましょう。
3.刃物
刃物は贈り物に不向きです。
- 包丁
- はさみ
- カッターナイフなど
刃物を贈るということは、「縁が切れる」「縁を切る」といった意味合いがあります。今後も友好な関係を築いていく相手に積極的に贈るものではありませんが、料理が好きで頼まれた場合などは贈っても問題ありません。
4.相手の年齢や関係にそぐわないもの
お中元を贈るとき、相手の年齢や自分と相手の関係にそぐわないものを贈ってしまわないよう注意すべきです。
- 文房具類…相手に「もっと勉強すべき」というサイン。目上の人に贈るべきではない
- ベルトやカバン、時計…文房具と似た意味を持っている
- 金券…実用出来ではあるが、目上の人に贈るべきではない
上記のようなものは、相手との関係をしっかりと考慮して贈るかどうかを検討しましょう。
お中元におすすめの贈り物
お中元でおすすめの贈り物は、以下のものがあります。
- 暑い時期にぴったりのもの…アイスなどの冷たいもの・ウナギなどの栄養価の高いもの
- 相手の家族が喜んでくれるもの…子どもがいる家庭はジュースとお酒のセットなど
- ちょっとつまめるお菓子やおつまみ
- 夕食のおかずになるもの
- カタログギフト
いつもとの暮らしの中になじむ、ちょっと特別なものを選ぶことを意識してみましょう。
まとめ
お中元は夏のご挨拶なので、親しい人や大切な人の喜ぶ顔を思い浮かべながら商品を選びましょう。贈るものの内容によっては失礼な行動を取ってしまう可能性があるので、その点には要注意です。