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家の中に出る小さい虫、正体はなに?
ふとしたときに見かける、小さな虫。家の中で見かける小さな虫は、以下の3種類であることが多いです。
- コバエ
- シバンムシ
- チャタテムシ
それぞれ、人との共存は難しく、家や食材などを食い荒らしてしまいます。決して清潔なものではないので、虫の発生原因を突きとめて対処しましょう。
家の中に小さい虫が発生する5つの原因
家の中に小さな虫が発生する原因は、以下の通りです。
1.生ごみの放置
生ごみを放置してしまうと、コバエが大量発生する恐れがあります。
- 水分が多い
- 餌となる残飯がある
生ごみの放置は、コバエが繁殖するのに持って来いの環境が整っています。コバエそのものは、あっという間に繁殖してしまうので、ちょっとした油断が大発生の原因になることも少なくありません。
2.排水トラップの掃除を怠る
排水溝や排水トラップの掃除を怠ると、生ごみを放置したときと同じ原因でコバエが大発生します。排水トラップは水分が豊富で、常に湿気ています。それだけでなく、残飯や油汚れ、調味料による汚れも付着しているので、コバエの繁殖にもってこいの場所なのです。
生ごみと排水トラップの大きな違いは、掃除の頻度といえます。生ごみは、目に見えて汚れてしまうので、その都度回収してきれいに掃除する人が多いですよね。排水トラップやその周辺は、なかなか掃除しにくい場所。汚れが蓄積しやすく、コバエの繁殖にはピッタリの場所といえます。
3.小さな隙間から侵入
小さな虫は、ちょっとした隙間から簡単に侵入してきます。
- 建付けが怪しい古い窓
- 網戸の隙間
- 玄関を開けた瞬間など
人間にとってはなんでもない小さな隙間からでも、コバエやシバンムシなどは侵入してきます。
4.乾燥気味の少し古びたものを放置している
シバンムシは、乾燥気味で少し古びたものを食べて繁殖します。
- 本や和紙、皮類
- 畳
- 動物や昆虫の標本
- 小麦粉やパスタ類
- ドライフラワー
- ペットフードなど
上記のようなものをその辺に放置してしまうと、ふと気が付いたときにはシバンムシの温床になってしまう可能性が高いです。
5.ほこりの除去を怠る
部屋の掃除を怠ると、髪の毛やほこり汚れが部屋の隅に固まって発生してしまいます。部屋の四隅煮たありがちなほこりや髪の毛汚れは、チャタテムシの温床になってしまうので注意しましょう。
家に発生する小さな虫を撃退する方法
家の中に発生する小さな虫の撃退方法は、以下のものがあります。
- 生ごみ類をため込まない、放置しない
- 殺虫スプレーを使う
- コロコロで巻き取る
- 通気性をよくして、室内などを湿気ないよう管理する
まず目指したいのは、個体数を減らすことです。数を減らさなければ、全滅させるのが難しくなります。大量発生する虫の全滅には時間がかかりますが、個体数を減らしつつ粘り強く繁殖できる場所を減らしていきましょう。
まとめ
家の中に発生する小さな虫は、家の中のものを餌にして繁殖します。虫が大量発生してしまわないよう、家の環境はこまめに整えるよう心がけましょう。