ネジ穴がつぶれてしまった…でも諦めないで!ビスを回す『6つの裏ワザ』とは?

ネジを差し込む様子

ネジ穴がつぶれてしまうと、ネジの取り外しがうまくできないので困ってしまいますよね。そんなときにぜひ試したい、ネジの穴がつぶれたときの裏技をまとめました。家庭にあるものを活用する方法もあるので、ぜひ事前にチェックしておきましょう。ネジの穴がつぶれてしまう原因についても紹介しているので、ネジの穴をつぶさないようチェック!

ネジ穴がつぶれてしまうと、ビスが回らなくなってしまう!

ネジとドライバー

ネジ穴がつぶれてしまうと、非常に困りますよね。ネジ穴をつぶすつもりではなかった場合、ネジを取り外す方法を把握しておけば焦らずに済みますよ。家庭にあるものを活用するネジの外し方もあるので、ぜひチェックしてみてください。

ネジ穴がつぶれてもビスを回す『6つの裏ワザ』

ネジ山に輪ゴムを当てて回す

ネジ穴がつぶれてしまったとき、ビスを回す裏技を集めました。いざというときに使えるものばかりなので、実践しやすそうなものを覚えておきましょう。

1.輪ゴムをネジの穴にあてて、ドライバーを回す

ネジ外しで使用する輪ゴミは、普段使っていつ細身のものではなく、幅が広いタイプの輪ゴムです。

  • つぶれたネジ穴の上に、輪ゴムを置く
  • ネジとドライバーに輪ゴムをかませる形で、ネジを回す
  • ネジとドライバーの間に摩擦が生まれ、ネジが回る

この方法であれば、比較的簡単に試せる家庭が多いのではないでしょうか。幅の広い輪ゴムが劣化していないことを確認して、試してみましょう。

2.ネジにドライバーを当てた状態で、衝撃を与える

ドライバーを叩いて、ネジを取り外す方法もあります。

  • ネジに対して、ドライバーを垂直にあてる
  • ドライバーの持ち手部分の先端を、ハンマーで軽くたたく

この方法が試せるのは、貫通ドライバーと呼ばれる種類のドライバーのみになります。通常のドライバーで行うと破損する恐れがあるので、その点は注意してください。

3.ペンチでネジを回して取り外す

ドライバーでは全く歯が立たないときは、ペンチを使う方法もあります。

  • ペンチで、ネジの外側を挟む
  • ネジを回して取り外す

この方法を試すためには、ラジオペンチを使用するのがおすすめです。しかし、ネジがあまりにも深く食い込んでいるときは、ペンチでネジがつかめなくなってしまうので、そこは把握しておきましょう。

4.つぶれたネジの頭に、新しい溝を掘ってネジを取り外す

ネジの溝がつぶれてしまったときは、マイナスドライバーを使って新しい溝を作る方法もあります。こちらの方法で使うドライバーも、貫通ドライバーです。貫通ドライバーがない場合は、金ノコなどを使って溝を掘りましょう。

5.接着剤でドライバーとネジを引っ付けて、ネジを取る

瞬間接着剤とドライバーを引っ付けて、ネジを取り外す方法もあります。この方法を用いるときは、強力な瞬間接着剤を使用すると、成功しやすくなるのがポイントです。

6.専用アイテムを使用する

市販のネジ外し剤を使用して、ネジを取り外すことも可能です。

  • ネジにネジ外し剤を塗る
  • ドライバーでネジ外しをつけている部分を回す
  • 摩擦が生じ、ネジが回りやすくなる

さほどネジが深く食い込んでいないときに有効な方法なので、ネジ外し剤は持っておくと心強いアイテムといえます。

ネジ穴がつぶれる原因とは

ネジ

ネジ穴がつぶれる原因は、以下のものがあります。

  • ネジ穴と合っていないドライバーを使った
  • ネジより硬いドライバーを使った
  • ネジがさびれていて、もろい状態になっていた

ネジが取れないからといって、力づくでネジを回してしまうのはNG。ネジの穴とドライバーの形状があっているのか、回す方向に間違いがないかを確認し、焦らずにネジを取り外すよう心がけましょう。

まとめ

ネジの穴がつぶれてしまっても、ネジを取り外す方法は複数あります。どの方法は自分にしっくりくるのかを検討し、ネジ穴がつぶれたときのために備えておきましょう。

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