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家庭菜園、なかなか上手に育てられない
ホームセンターなどで購入できる、家庭菜園用の苗。いろいろな種類があり、季節に応じて購入できるものが異なります。家庭菜園で野菜を収穫する体験や、とれたての野菜ならではの味わいを堪能できるため、食育にもピッタリです。
しかし、なぜか家庭菜園がうまくいかず、すぐに枯らしてしまう…。そんなときは、家庭菜園におけるNG行為をチェックしてみましょう。
家庭菜園における『NG行為』6選!
家庭菜園におけるNG行為は、以下のものがあります。
1.植物と土の相性がよくない
植物にとって土の水はけは、成長に大きな影響を与えます。
- あまりにも水はけが悪い
- 土の栄養素が足りていない
- 土が乾燥しすぎている
- 前回植えた植物の根がたくさん残っていて、新しい苗が根を張りにくい状態になっている
- 同じ種類の野菜を、同じ土で育てているなど
一種類の野菜をずっと同じ土で育てていると、連作障害になってしまい、植物が枯れやすくなったり野菜がうまく育ちにくくなってしまうことがあります。一度使った土は栄養が少ない状態になっているので、そのまま使い続けるのはよくありません。
2.水やりの頻度に問題がある
水やりの頻度は、植物によって異なります。
- 毎日水やりをすべき植物の水やりを怠り、土が乾燥してしまっている
- 1日のうち、何度も水やりをして根腐れを起こす
- 雨が降っていたり曇りの日など、土がまだ湿っている状態でも水やりをする
水やりの頻度は、植物の育成に大きな影響を及ぼします。また、夏季や冬期の水やりは、時間が重要!真夏の暑い時間や真冬の早朝に水やりをすると根に大きなダメージを与えてしまうので注意しましょう。
3.肥料の与えすぎ
植物は言葉を発しないので、肥料をいつ与えるか悩むものです。たくさん野菜を収穫したいから、多めの肥料をこまめに与える人もいるかもしれませんが、これは植物を枯らしてしまう行動なので要注意!
4.虫対策をしない
無農薬で野菜を育てていると、どうしても虫がついてしまいます。虫がつくほどおいしく野菜が育っている証拠なので、とてもよく育っている状態ではありますが、虫が食い荒らしてしまうとせっかく野菜が収穫できない状態になってしまうかも。
虫よけスプレーや虫よけネットなどをうまく使い、その時期と野菜の種類にあった虫よけ対策を行いましょう。
5.防寒対策をしない
冬越えをする野菜や果物は、防寒対策をしなければ霜などで枯れてしまいます。
- 鉢植えは朝夕玄関に仕舞う
- 専用の藁を引き、霜対策を行う
防寒対策を行ってうまく越冬して、たくさん野菜を収穫しましょう!
6.病気を見落とす、放置する
植物の小さないい変に気が付かない、もしくは放置してしまうと、植物の病気が進行して葉が枯れれ収穫できない状態になってしまうことがあります。白い斑点や葉先が黄色っぽくなるなどの異変は放置せず、専門書などを参考にして対処しましょう。
家庭菜園の野菜の基本的な育て方
家庭菜園を上手に育てる基本的な方法は、以下の通りです。
- 栄養価の高い土づくりを行う…市販のものでもOK!一度使ったものは、元肥を入れる
- 適切な間隔と時間に水やりを行う
- 日当たりがよくて風通しのよい場所を選ぶ
- 時期が来たら間引きと摘果をする
- 肥料は与えすぎない
- 虫除け対策を行う
- 収穫時期を見極め、熟しすぎないタイミングに収穫する
初めての家庭菜園を成功させるためには、虫に強くたくさん収穫できるものを植えるのがおすすめです。きゅうりやピーマン、トマトは比較的簡単に育てられてたくさん収穫できるのでおすすめです。
まとめ
家庭菜園で育てられる野菜には、いろいろな種類があります。野菜を収穫するためには、適度に手間をかけて世話をし、肥料などを与えて防虫対策を行うことが基本です。