ゴミ屋敷の住人、なぜ捨てられない?5つの心理やきっかけになってしまう出来事とは

ゴミ屋敷の部屋

ニュースなどでゴミ屋敷の様子が映し出されることがありますが、「なぜこうなってしまうの?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。そこには、住人が抱える精神的な闇が関係していることも多いです。今回は、ゴミ屋敷の住人に多い心理やきっかけとなる出来事を紹介します。

気付いたら物が溢れかえりゴミ屋敷状態に…!?

散らかっている部屋

ニュースやテレビ番組で度々特集される『ゴミ屋敷問題』。見ている側は「なぜこうなるまで放っておくのだろう」と疑問に感じる人も少なくないでしょう。

しかし、実際にゴミ屋敷に住んでいる人たちは、自分がゴミ屋敷に住んでいるという自覚を持っていないことが多く、さらに過去や精神に深い病みを抱えていることも珍しくありません。

ゴミ屋敷問題は、ただ「片付けられない」という習慣だけでなく、その人が抱えている精神疾患や心理状態が大きく影響しています。自ら助けを求められない人も多いので、もしも身近に該当する人がいる場合は、コミュニケーションをとるところから始めてみましょう。

ゴミ屋敷の住人の5つの心理やきっかけとなる出来事とは

ゴミ屋敷の住人は、どのような心理から自宅をゴミ屋敷状態に陥らせてしまうのでしょうか。ここでは、ゴミ屋敷の住人に多い心理状態や、きっかけとなる出来事などを紹介します。

1.孤独感を強く感じている

近年、単身世帯が増えていることから、実は孤独感を強く感じている人が急増していると言われています。SNSによってネット上でコミュニケーションをとる機会が増えているとはいえ、やはり現実で交流を持たないと孤独感を抱えている人は多いのです。

また、大切なペットや家族、配偶者などが亡くなってしまったことをきっかけに、強い孤独感を抱え込んでしまい、ゴミや不要なものを溜め込むことで、無意識に孤独感を癒そうとしている人も多くいます。

このように、自分では気付いていない奥底に抱え込んでいる孤独感がゴミ屋敷を生み出してしまうことは珍しくありません。

2.自分の周りに物が増えていくことに喜びを感じている

ゴミ屋敷の住人の中には、自分の周りに物が増えていくことに喜びや快感を覚えている人も多くいます。これは、元々収集癖のある人や買い物癖のある人に多い傾向にあります。

また、幼少期に「自分の家は貧乏だ」と感じるような出来事が多々あった場合、その思い出を払拭しようと反動で物を買い占める人もいるでしょう。

このように、自分の周りに物が増えていくことに喜びや快感を覚えている人は、潜在的な寂しさや不安感を抱えていることもあります。

3.あらゆる物に対して愛着を持ちやすい

他人から見ると「それはゴミでは…」「もう使っていないなら不用品じゃない?」と思うような物でも、なぜか本人は愛着を持ってしまい捨てられない…という人も少なくありません。

その心理は「もったいない」「捨てるのはかわいそう」「まだ使えるはず!」など、人によってさまざまです。

特に思い出が詰まっているような物であれば、なおさら愛着心が強く働いてしまうため、もう何年も見返していない物や気にも留めていない物であっても、大事に手元に置いてしまう傾向があります。こうして不用品が増えていき、ゴミ屋敷化が進んでしまうのです。

4.汚い物たちに触りたくないという潔癖心理

ゴミ屋敷の住人とは全く正反対のように思えますが、埃がかぶっているものなどを見て「汚いから触りたくない」という気持ちが何より強く働いてしまい、触れることができず片付けられないという心理が働いていることもあります。

意外とゴミ屋敷の住人の中には潔癖症の人も多くいます。潔癖症は綺麗好きな人というイメージがありますが、ある一点においてのみ潔癖な心理が働くため、結果としてゴミ屋敷のように片付けられない人もいます。

この場合、精神的な問題が原因で潔癖症を患っている可能性が高いので、まずは心療内科などを受診し、根本的な部分から治しつつ、不用品回収業者や清掃業者などに依頼して家を綺麗にしてもらう方法がおすすめです。

5.「汚れている」という考えに至りにくい

そしてゴミ屋敷の住人の多くに共通する心理として、本人たちは「汚れている」という実感がないという特徴があります。「どう見ても汚れているよ?」「ゴミ屋敷だよ?」と思うかもしれませんが、彼らにとって、その多くが大切なものなのです。

また、「汚れている」と判断するレベルが大半の人よりもハードルが高いため、いつまで経っても「まだ汚くなっていない」「まだ大丈夫」と判断してしまいがちです。

最初は「少し汚いかも」という意識があった人もいるでしょう。しかし、徐々にその環境に慣れてしまい、次第にゴミ屋敷化してしまう人が後を絶ちません。

家をゴミ屋敷にしないために意識すべきことは?

断捨離で片づけ

ゴミ屋敷の住人の心理を知った上で、「なんだか自分にも当てはまる心理があるかもしれない」と感じた人は要注意です!ゴミ屋敷の住人予備軍にならないためにも、以下のような意識を日頃から常に持つようにしましょう。

  • 衝動買いしない
  • 使った物は元の場所に戻す
  • 定期的に断捨離日を決める
  • 1年間使用していないものは勿体無くても捨てる
  • 自分の生活スペースにゴミ箱を設置する
  • なるべく他人とコミュニケーションをとる

まず、必要以上に物を買わない、溜め込まないことが大前提です。その上で、捨てることが苦手と感じている人は、1〜2ヵ月に1回、定期的に断捨離日を決めて、その間に使っていない物を断捨離するようにしましょう。

また、年の最後には、その1年で一度も使っていない物は問答無用で捨てるなど、自分に厳しく必要なものと不必要なものに分けて処分してください。

さらに、使った物は元の場所に戻す、でたゴミはすぐにゴミ箱に捨てることを習慣化することで、ゴミ屋敷化を防ぐことができます。

ゴミ屋敷にしないため他人の力を借りつつ早急に意識改善を!

いかがでしたか。ゴミ屋敷化を防ぐためには、他人とコミュニケーションを取りつつ、早い段階で予防することが大切です。少しでもゴミ屋敷住人の素質があると感じた方は、家族や友人の力を借りつつ、早急に意識改善を図りましょう。

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