洗濯物は『外干し』『室内干し』どちらにすべき?それぞれのメリット・デメリットとは?

青空の下で洗濯物を干す女性

梅雨の時期に入ると、雨が続き外干しできない日が続きます。実際、『外干し』と『室内干し』にはどのような違いがあるのでしょうか。今回は、洗濯物の『外干し』と『室内干し』、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

洗濯物の『外干し』と『室内干し』どちらがいいの?

洗濯物が溢れている洗濯籠

一般的に、洗濯物は晴れた日に外干しするご家庭が多いです。しかし、最近では共働き世帯も増えてきているため、「外出時に突然雨に降られたら困る」という理由から、室内干しを洗濯するご家庭も徐々に増加しています。

では、洗濯物は『外干し』と『室内干し』のどちらがいいのでしょうか。昔から外干しが良いとされてきましたが、近年は最新家電や住宅事情が進化していることもあり、どちらにもメリットとデメリットがあります。

その日の天候や季節、さらにご家庭の事情を踏まえて、ご家庭に合った洗濯物の干し方を改めて考えてみてはいかがでしょう。

『外干し』と『室内干し』のメリット・デメリットを解説

ここでは、洗濯物の『外干し』と『室内干し』のメリットとデメリットを解説します。どちらにも良い点と悪い点があるので、それぞれの特徴を理解した上で、ご家庭の事情、あるいはその日に応じて干し方を選びましょう。

『外干し』のメリットは?

昔から一般的だった『外干し』のメリットは多くあります。すでにご存知の方も多いと思いますが、改めて確認してみましょう。

  • 大きめの洗濯物も楽々干せる
  • 紫外線による殺菌効果が見込める
  • 室内干しよりも早く乾燥させやすい
  • 生乾き臭を発生させにくい
  • 乾燥機などにかかる電気代を節約できる

以上が主な外干しのメリットです。外干しのメリットを見ると、「やっぱり外干しがいいんじゃない!」と思う人も多いでしょう。しかし、もちろん外干しにもデメリットはあります。

『外干し』のデメリット

では、『外干し』にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。以下が外干しを躊躇する人が考えるデメリットです。

  • 急な雨に降られて洗濯した衣類が台無しになる
  • 洗濯物に花粉や黄砂が付着してしまう
  • 虫が洗濯物に付いていることがある
  • 屋外の匂いが染み付いてしまう
  • 服の素材によっては紫外線で変色してしまう
  • 近所に干している洗濯物を見られてしまう

急な雨に対応できない、天候が悪い日はなかなか乾きづらいというデメリットだけではなく、近年は黄砂や花粉による影響も懸念されています。

また、服の素材によっては紫外線によって色が変わってしまったり、屋外の匂いが染み付いてしまうこともあるでしょう。近所に洗濯物を見られてしまうことを気にする人も多いようです。

『室内干し』のメリットは?

近年、少しずつ室内干しする世帯が増えてきています。そんな『室内干し』にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 天候に左右されず安心して干せる
  • 近所の人に洗濯物を見られずに済む
  • 日中だけでなく自分の好きな時間帯に干せる
  • 花粉や黄砂が付着しない

やはり共働き世帯など、1日のうちに外出している時間が多い世帯ほど室内干しのメリットを感じやすい結果となりました。

また、ご家族に花粉症の人がいる場合は、花粉が付着しないというメリットは非常に大きいです。快適に過ごすためにも、花粉の時期だけは室内干しにするというご家庭も多いでしょう。

『室内干し』のデメリット

続いて『室内干し』のデメリットを見ていきましょう。

  • 除湿器や乾燥機を使わないとなかなか乾かない
  • 洗濯物に細菌が繁殖しやすい
  • 細菌繁殖による生乾き臭が発生しやすい
  • 洗濯物を干すスペースを確保する必要がある

やはりなかなか乾かない、乾かないことで細菌が繁殖しやひの¥浮く、生乾き臭の発生につながるという点が大きなデメリットです。

また、洗濯物を室内に干す場合、洗濯物を干すスペースを確保する必要があるので、この点にも悩むご家庭が多く見受けられます。

『室内干し』する時に押さえておくべきポイント

除湿器と部屋干し

5月下旬に差し掛かると、全国的に梅雨入りが発表され始めるため、洗濯物を室内干しする機会も増えます。しかし、先に紹介したように、洗濯物を室内干しすると、なかなか乾かなかったり、生乾き臭が発生することも…。

洗濯物を室内干しする時は、なるべく早く乾燥させることがポイントになります。以下の方法を実践して、乾くまでの時間を短縮しましょう。

  • 除湿機やエアコンの除湿機能を活用する
  • 扇風機を併用する
  • 洗濯物同士の間隔を10cm以上開ける
  • 厚手と薄手の洗濯物を交互にかけて干す
  • 大きな洗濯物を真ん中に、小さな洗濯物を外側に干す
  • 風通しの良い場所に干す

これらのポイントを押さえて、なるべく早く洗濯物が乾くように努めましょう。早く乾けば乾くほど、生乾き臭は発生しにくくなります。

洗濯物は天候や時期、家庭の事情に合った干し方を!

いかがでしたか。洗濯物はその日の天候や時期、家庭の事情などを考慮して干し方を変えることをおすすめします。晴れの日が多い夏場は外干しを、梅雨の時期や花粉の時期は室内干しにするなど、洗濯物の干し方をその幾度考えましょう。

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