賞味期限切れの食パンは食べても大丈夫?絶対に食べてはいけないサインとは?

スライスされた食パン

食パンは通常、2〜3日を消費期限に定めています。実際のところ、消費期限、あるいは賞味期限切れの食パンは食べられるのでしょうか。今回は賞味期限切れの食パンに関して、食べてはいけないサインも含めて解説していきます。期限切れの食品は、必ず状態を確認しましょう。

食パンの消費期限は一般的に約2〜3日

スライスされた食パン

一般的に、食パンのパッケージには「賞味期限」ではなく「消費期限」が記載されています。そもそも賞味期限とは、この期間内であれば美味しく食べられますよ、と味を保証する期間を指し、消費期限は品質や安全面を保証する期間を指しています。

保存環境などによっても多少期限は前後しますが、基本的にはこれらの期限を目安に食べ切ることが推奨されています。

ちなみにに、食パンの消費期限は、約2〜3日に設定されていることが多いです。製造方法や保存環境によっては、翌日まで、あるいは4日後などに消費期限が設けられていることもあります。

賞味期限切れの食パンは食べても大丈夫?

前述したように、食パンは消費期限が記載されていることが多いです。消費期限が切れた食パンは安全が保証されないため、基本的には食べずに廃棄することが推奨されています。

ただし、天然酵母製法で作られている食パンは、賞味期限で記載されていることが多いです。賞味期限が切れた食パンは、日に日に味が劣化してしまいますが、5〜7日程度ならば状態をチェックしつつ食べられるでしょう。

腐っているかも!?食パンの絶対食べてはいけないサイン4つ

食パンは消費期限や賞味期限が切れると腐敗が早まります。ここで紹介するサインが現れている食パンは、腐敗が進行している可能性が高いので、食べずに廃棄してください。

1.カビが生えている

まず、カビが生えている食パンは劣化が進んでいる証拠なので食べるべきではありません。そもそもカビが生えている食パンを食べようと思う人はあまりいないでしょう。

カビが生えていない部分ならば食べられるのでは、と考える人もいるかもしれませんが、すでに他の部分にカビが生えているということは、カビが生えていない部分も劣化が進んでいます。

無理に食べると食中毒などで下痢や嘔吐などの症状を発症する恐れがあるので、カビが生えている食パンは食べないようにしましょう。

2.糸を引いている

食パンを千切った時、ネバネバと糸を引いていたという経験を持つ方はいませんか。これらは「ロープ菌」と呼ばれる菌の一種によって引き起こされています。

パンが腐ることでロープ菌が発生し、糸を引くなどの現象が起こるようになります。食パンを千切った際に糸を引いている場合は、食べるのを諦めましょう。

3.酸っぱい臭いを放っている

パンは腐ると美味しそうな香ばしい匂いではなく、酸っぱい違和感を覚えるような匂いを放つことがあります。この時には、すでに糸を引いたり触った時にカピカピに乾燥していたりといった別の症状も現れていることが多いです。

酸っぱい臭いなど明らかに違和感を覚える異臭を発生させている食パンは、無理に食べずに捨ててください。

4.食べた時に味や食感に違和感を覚える

見た目や状態に問題を感じなくても、一口食べた際に違和感を覚えることもあります。もしも賞味期限や消費期限を切れた食パンを食べた際に、味や食感に「なんだかおかしい」と感じる場合は、速やかに食事を中断してください。

見た目に表れていなくても、中で腐敗が進んでいることも往々にしてあります。無理に食べ進めてしまうと食中毒の危険性が高まるので、食べずに捨てましょう。

食パンを長持ちさせるには冷凍保存がおすすめ!

ジッパー袋に入った保存用の食パン

食パンを長持ちさせる方法には、冷蔵保存と冷凍保存があります。ただし、冷蔵室内の環境は食パンにとって相性が悪いため、常温よりは長持ちさせることができますが、食感が悪くなったり、カビが生えたりする恐れがあります。

したがって、食パンを長持ちさせる場合は冷凍保存を選びましょう。冷凍する場合は、1枚ずつ空気を入れないようラップやアルミホイルに包み、冷凍保存します。食べる際は、凍ったままトースターで焼いたり、自然解凍したりしましょう。

冷凍保存すると、食パンは消費期限2〜3日から2週間ほど長持ちさせることが可能です。1.5斤など多めに購入したけれど期限内に食べ切れない…という場合に活用しましょう。

消費期限切れの食パンは原則NG!賞味期限切れは状態を確認して

いかがでしたか。食パンは製造方法によって期限の設定方法が異なります。消費期限切れの食パンは、基本的に腐敗している可能性が高いので食べずに廃棄し、賞味期限切れの食パンは状態を確認して食べるようにしましょう。

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