なぜ『ゆで卵』は爆発するの?その理由と破裂してしまうNG行為を解説

ゆで卵

ゆで卵は、加熱方法を間違えてしまうと、卵が爆発してしまうことがあります。爆発した卵の掃除は非常に大変なので、できることならゆで卵は爆発させたくないですよね。どうしてゆで卵が爆発してしまうのか、爆発する条件をチェックしておきましょう。爆発させないための加熱方法も、まとめました。

ゆで卵が爆発する理由

ゆで卵

ゆで卵を間違った方法で加熱してしまうと、バン!と大きな音を立てて爆発してしまいます。木っ端みじんになったゆで卵の掃除は、思いのほか大変です。

ゆで卵が爆発する理由は、固い殻と内側の薄い膜があるため。黄身の部分が沸騰しても水蒸気を逃がす場所がないので、どんどん温まってしまい、限界を超えたら卵が爆発してしまいます。

ゆで卵が爆発するNG行為

庫内で卵が破裂した電子レンジ

ゆで卵が爆発するNG行為は、以下のものがあります。

1.殻をむかないまま、電子レンジで加熱する

お湯でゆでて出来上がったゆで卵だからといって、殻をむかないまま電子レンジで加熱してしまうのはNG。先ほども紹介したように、卵の殻が邪魔をして、熱が卵内にこもってしまってゆで卵が爆発してしまいます。

電子レンジは、食材の内側を加熱する方法で温めを行うので、ゆで卵との相性ははっきりといってしまえば最悪です。時間がなくても、ゆで卵は電子レンジで加熱しないほうが無難!

2.薄皮をむかないまま、電子レンジで加熱する

ゆで卵の殻をむくと、薄皮が現れます。うまく一気にむけてくれれば、難なく除去可能です。しかし、殻だけがどんどん取れて、薄皮が残ってしまうというケースもあります。

薄皮は食べようと思えば食べられる部分なので、付着していても問題ありません。しかし、電子レンジでの加熱時には絶対に除去しておくべきものです。薄皮がゆで卵にピッタリとくっついたまま加熱してしまうと、殻付きのときと同様にゆで卵が爆発してしまいます。

薄皮を除去するのが難しいときは、爪楊枝などで皮の一部に小さな穴をあけてみましょう。一か所皮がむけるきっかけを作れば、難なくスルスルと皮がむけることが大半です。流水にあてながら皮をむくと、よりスムーズに薄皮が除去できます。

ゆで卵を爆発させない方法

ゆで卵

ゆで卵を爆発させない方法は、以下のものがあります。

  • 加熱を行うとき、電子レンジを使わない
  • 再度お湯でゆでる
  • ゆで卵をアレンジする…つぶしてマヨネーズと混ぜ、タルタルソースにするなど
  • 味玉などにして、加熱せずとも美味しい状態にする

ゆで卵を作るときは、お湯でゆでたり、ゆで卵メーカーを使えば、爆発させずに調理できます。どうしても電子レンジでゆで卵を作るときは、卵にアルミホイルを巻いて、コップに水を入れて卵を沈め、コップにラップをかけて加熱すると爆発せずにゆで卵が作れますよ。

ゆで卵を作ったら、再加熱せずにそのまま美味しく食べることも視野に入れておきましょう。

まとめ

ゆで卵は、加熱方法によっては爆発する可能性がある食材です。卵を調理することは、各家庭多々あると思うので、卵を爆発させないよう注意しましょう。

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