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納豆の栄養、全部摂取できてる?
納豆は非常に栄養豊富なので、毎日欠かさず食べている人もたくさんいます。納豆を摂取する習慣を持つことは非常によいことですが、摂取の仕方によっては栄養を余すことなく摂取できていない可能性があるので要注意!
納豆を食べる時にすべきではない『4つの行動』
納豆を食べるときにすべきではないことは、以下のものがあります。
1.熱を加える
納豆に熱を加えてしまうと、納豆にしか含まれていない栄養素であるナットウキナーゼの効果が薄くなってしまいます。
- アツアツのごはんの上にかける
- フライパンで加熱する
- 出来立ての料理の中に混ぜ込むなど
ナットウキナーゼは、血液をサラサラにしてくれる効果があります。熱に弱い成分なので、その点はしっかりと把握しておきましょう。
2.かき混ぜずに食べる
納豆の粘り気が苦手だからといって、まったくかき混ぜずに食べるのはNG。納豆の粘り気が強い状態では、本来納豆が持っているうまみを引き出すことができないのです。
納豆の粘り気は、混ぜれば混ぜるほど増すと思われがちですが、実はそうではありません。納豆を50回以上かき混ぜていると、粘度の高い粘り気は徐々に減少していきます。粘り気が弱くなってきたら、ポリグルタミン酸の効果で納豆のうま味を感じやすくなりますよ。
3.レンジでチンして解凍する
納豆は、冷凍保存可能です。冷凍しても成分が劣化することはないので、すぐに食べきれない場合は冷凍保温しましょう。
解凍は、冷蔵庫内での自然解凍を行うと、栄養面に損失があまり出ません。急いでいるからといって、電子レンジでチンして解凍してしまうと、先ほども紹介した熱に弱いナットウキナーゼが効果を発揮できなくなってしまいます。
4.薬味を入れずに食べる
納豆といえば、独特の強いニオイがしますよね。納豆が好きな人は納豆のニオイも好きなことが多いですが、納豆が苦手な人の中にはニオイが嫌いというケースもあります。
夕食で納豆を食べる場合は、あとで人と会う約束がなければ納豆単体を食べても差しさわりありません。しかし、朝食に納豆単体を食べてしまうと、納豆のニオイがきつく残ってしまいます。
納豆のニオイを薄めるためにも、納豆を食べるときは薬味を混ぜ込みましょう。ネギなどの薬味を入れることで、風味が変わって飽きずに毎日納豆を食べやるくなりますよ。
納豆のおすすめの食べ方
納豆のおすすめの食べ方は、以下のものがあります。
- 適度に冷めたごはんにかける
- 冷ややっこに乗せる
- カットした山芋やオクラと混ぜる
- キムチと混ぜるなど
納豆はいろいろな食材と相性がよく、サラダのちょい足しなどにもおすすめです。自分好みの納豆アレンジレシピを考案し、毎日おいしく納豆を堪能しましょう。
まとめ
納豆は、独特のニオイと成分を持っている、日本ならではに食材です。栄養を丸ごと摂取するためにも、NG行為とおすすめの食べ方をチェックしましょう!