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和食の代表!肉じゃが
和食の代表格ともいえる、肉じゃが。あまり難しい料理ではないので、料理を始めて比較的早い段階でチャレンジしてみる人が多い一品です。肉じゃがが好きな人は多いので、できるだけおいしいものを作りたいですよね!
でも、なぜか仕上がりがあまりよくない…。どうしておいしく仕上がらないのか、原因をチェックしてみましょう。
肉じゃがを作る時にしてはいけないNG行為6つ!不味くなってしまう理由とは
肉じゃがを作るときにすべきではない行動は、以下のものがあります。
1.具材の大きさがバラバラ
肉じゃがといえば、柔らかく煮込んだニンジンやジャガイモが口の中でほくほくと砕けていくのがたまらない料理です。お肉のしっかりとした食感や玉ねぎの柔らかい口当たりも、欠かません。これらの肉じゃが独特の食感は、食材が適切な大きさにカットされているから楽しめます。
- 具材が大きすぎる…火が通りにくく、ムラがある仕上がりになりやすい
- 具材が小さすぎる…煮崩れて、具材が粉々になる
肉じゃがは煮込み料理なので、煮崩れる可能性が非常に高いです。そのことも考慮して、食材をカットしましょう。
2.あく取り・あく抜きを怠る
食材を煮込んだときに出るあくは、丁寧に取るべきです。あく取りを怠けてしまうと、仕上がりが悪くなってしまいます。
糸こんにゃくを入れるときは、事前に下茹でをしてあく抜きしておきましょう。あく抜きを怠ると、不自然なニオイがすることがあります。
3.味付けが適切ではない
肉じゃがは、味付けが仕上がりに大きく影響を与える料理です。
- 味が濃すぎる…食材そのものの味がしない
- 味が薄すぎる…味気なく、食べ進めるのが困難
味付けは、目分量で行うのではなく、レシピを見て大さじや小さじを使うのが確実なのでおすすめ!
4.煮込み時間があっていない
肉じゃがの食材は、根菜が中心。そのため、煮込み時間が適切でないと仕上がりが悪くなります。
- 煮込み時間が短すぎる…食材に火が通っていない・味が染みていない
- 煮込み時間が長すぎる…食材がの崩れやすくなる・煮汁が蒸発して、鍋や食材が焦げ付く
煮込み時間は、非常に重要です。圧力鍋調理ではない場合は、ある程度に込んだら食材の状態をチェックしてみましょう。
5.煮込みだけで完結しようとする
肉じゃがは、極端に言ってしまえば煮込むだけでも出来上がります。しかし、炒めるからこそ味わえる香ばしさや、野菜や肉のうま味は、煮込みだけでは味わえません。なんだか物足りない仕上がりになってしまう場合は、炒めの工程を少し丁寧に行ってみましょう!
6.期限切れ、劣化しているものを使う
肉じゃがに限らず、賞味期限切れのものや、劣化している食材を使用するのはNG。仕上がりが悪くなるだけでなく、食中毒になる恐れがあります。
肉じゃがを美味しく作るコツ
肉じゃがをおいしく作るコツは、以下の通りです。
- ジャガイモは同じくらいの大きさに切りそろえる…基本的には一口大
- ニンジンはジャガイモより一回り小さく切る…火が通りにくいため
- 少量の油で炒めて煮る…炒めることで具材がコーティングされて煮崩れしにくく、香りやうま味もUP!
- 煮込みときは、落し蓋をする…味がしみ込みやすく、比較的少ない煮汁で仕上がる
- 最後に煮詰める…食材に味がしみ込みやすくなる
肉じゃがに使うだしにもこだわると、仕上がりがさらにアップしますよ。
まとめ
肉じゃがは、コツをつかめば簡単に作れる一品です。しっかりとコツをマスターして、おいしい肉じゃがを作りましょう!