『常にネガティブな人』の特徴や心理5つ!ポジティブな性格の人との違いや改善策とは?

膝を抱えて落ち込む女性

日本人は海外の人に比べてネガティブ思考の強い人が多いといわれています。では、常にネガティブな人は、どのような特徴を持っているのでしょうか。この記事では、常にネガティブな人の特徴や心理、ポジティブな人との違いや改善策について紹介します。

ネガティブ思考は毎日を生きづらく感じる原因に

不機嫌な顔でパソコンを見ている女性

失敗したり期待通りにいかなかった時、人はついネガティブな思考に引きずられてしまいがちです。そこからすぐに気持ちを立て直せたり、次のステップへと進む勇気を持つ人は、ポジティブな思考を取り戻すことができます。

しかし、常にネガティブな思考を持つ人は、ネガティブな心理に考え方や感情が引っ張られてしまい、その結果、行動力や人との関わり方にまで影響を及ぼしがちです。

ネガティブな思考が強すぎると、毎日を生きづらく感じる原因にもなるので、自分はネガティブすぎると感じる方は、意識的に改善することをおすすめします。

『常にネガティブな人』の特徴や心理5つ

では、常にネガティブな思考を持つ人は、どのような心理が働いているのでしょうか。ここでは常にネガティブな人に共通する特徴を紹介します。

1.自己肯定感が低い

そもそもネガティブ思考の強い人は、自己肯定感が低いという共通点が見られます。これは、育ってきた環境や周囲との関わり方が影響しているケースが多く、長年積み上げられてきた自己嫌悪や自己否定がネガティブ思考に関係していると考えられます。

周囲が「すごい!」と思うようなことでも「これくらい他の人もできるし…」と自分の価値を下げてしまったり、少しでもミスをすると「これだから自分は…」と自己嫌悪に陥ってしまい、長く引きずってしまうのです。

2.すぐに他人と自分を比べてしまう

自己肯定感が低いことにもつながりますが、常にネガティブな思考を持つ人は、すぐに他人と自分を比べてしまう傾向があります。また、自分の短所ばかりに目を向けてしまうため、他人より自分が劣っている点ばかり気になってしまうのです。

人には向き不向きがあり、得意不得意も大きく違います。他人ができていることでも自分ができないことは多くありますし、反対に自分ができることが他人には難しいことも多くあるでしょう。

人が違えば考え方やできること、得意なことも違います。他人と比べても意味がないということを理解し、自分の良い部分に目を向けましょう。

3.最悪の事態を常に考えている

真面目で心配性な人もネガティブな思考に引っ張られがちです。常に最悪の事態を考えて行動しているため、「〇〇したら失敗してしまうかも」「もしも失敗したら…」と必然的にネガティブな思考になってしまいます。

あらゆる事態を想定し、その中に悪い方向へと進んでしまう事態を考慮しておくことは大事です。しかし、最悪の事態ばかり考えていると、成功するイメージも湧かなくなってしまうので、最悪の事態ばかり考えず、最良の結果も考えるようにしましょう。

4.少しでも困難だと感じると諦めてしまう

ネガティブ思考の人にありがちな特徴として、少しでも困難だと感じると諦めてしまう傾向にあります。これは、自己肯定感が低く、自分に自信がないために、小さな困難でも「自分では突破できない」と感じてしまうことが原因です。

ポジティブな人であれば「どうにかなるだろう」「自分ならやれる」「無理そうなら人に手伝ってもらおう」とあらゆるポジティブなプランを導き出せますが、ネガティブな人はそのような考えに至りません。

5.失敗や辛い事態を恐れ過ぎている

ネガティブな思考を持つ人には、完璧主義者が多い点も特徴的です。自己肯定感が低いことと対照的に思えるかもしれませんが、完璧を求め過ぎているからこそ、できなかった時に自己肯定感が他人よりも下がりやすいのです。

また、完璧にこなさなければと無意識に感じているため、失敗や辛い事態にぶつかることを恐れ過ぎているところも共通しています。

人は誰でも失敗を繰り返して成長していくものです。それは年齢に関係なく、生涯を通して人生を充実させるために必要な要素とも言えるでしょう。失敗を必要以上に恐れる必要はないのです。

ネガティブ思考を改善するために取り組むべき方法は?

リビングでノートを書いている女性

ネガティブ思考が強すぎると、かかるストレスが大きく生きづらく感じてしまいます。ネガティブ思考は、意識を改善することで少しずつポジティブな思考へと変えることが可能です。

まずは以下の習慣の中から、自分にできる方法を取り入れてみてはいかがでしょう。

  • 毎晩、今日できたことや頑張ったことを思い返して自分を褒める
  • その日あった良いことを一行日記につける習慣を持つ
  • 他人と比べず自分にできることを探す意識を強く持つ
  • 周囲の助言や指摘をポジティブに受け止めてみる
  • 頭で考え過ぎずとりあえず行動してみる
  • 「起きたことは仕方がない」と割り切る意識を持つ
  • 周囲にいるポジティブな人と積極的に交流してみる

自分の普段の考えや改善したいこと、今日できたことなどを確認するために、フリー手帳を使って記録するのも良いでしょう。今まで自分では気付けなかった思考傾向が見えてきたり、「今日はこんなことができた!」「習慣化できている」と達成感につながりやすいです。

ネガティブ思考は改善できる!できることから始めてみよう

人の思考は今までの経験が積み重なった結果とも言えます。自分はネガティブだ感じている方は、今日からできる範囲で意識改革を行ってみてはいかがでしょう。また、ポジティブな人と関わることで、徐々に意識が変わっていくことも多いですよ!

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