目次
食器の素材別の捨て方
食器の捨て方は食器の素材や大きさで異なります。
陶器製やガラス製の食器
陶器製やガラス製は家庭で一番多い食器の素材ですね。陶磁器やガラスは一般的に燃えないゴミとして回収されます。捨てる際は食器を新聞紙に入れる、箱に入れる、透明なビニール袋に入れて油性ペンで「食器」など中身が分かるように書きましょう。
金属製の食器
金属製の食器は金属ゴミとして分別する自治体が多いですが、燃えないゴミとして分別している自治体もありますので注意しましょう。また、ほどんどの自治体で1辺が30cm以上の食器は粗大ゴミとして分別されます。金属製の食器と金属性の調理器具は同じ分別になります。調理器具にはボールやヘラやおたま、鍋やフライパンなどがあります。
プラスチック製の食器
プラスチック製の食器は燃えるゴミとして回収する自治体がほとんどですが、プラスチックゴミ、資源ごみとして分別している自治体もあります。
大きなサイズの食器
素材に関係なく1辺の長さが30cm以上または50cm以上あると粗大ゴミとして分別されます。長さの条件は自治体によって異なりますが、ほとんどの自治体で1辺の長さが30cm以上を粗大ゴミとして回収しています。
粗大ゴミの回収は自治体によって異なり、粗大ゴミを捨てるには事前に予約が必要な自治体がほとんどです。また粗大ゴミの回収が月に1回~2回程度しかない自治体もあります。
粗大ゴミを出す際は、事前に粗大ゴミの処理券をコンビニや郵便局で購入する必要があります。購入した処理券を捨てる食器に貼って粗大ゴミに出します。粗大ゴミの回収を事前に自治体に連絡を入れて回収日時を予約する必要がありますので注意しましょう。
自治体によって粗大ゴミの条件や回収日などはお住まいの地域の自治体に確認しましょう。
資源ゴミとして回収する捨て方
ほとんどの食器は資源ゴミとしてリサイクルが可能です。ガラス製、金属製、プラスチック製の食器は、粉砕処理をしてガラス、金属、プラスチック素材として新たに作りだされます。
食器を捨てる前にすること
食器の捨て方やルールは自治体によって異なりますが、基本的な食器の捨て方として、食器が割れている場合は、新聞紙や厚紙で包みビニール袋に入れて油性ペンで「危険」「食器の割れ物」などと中身を明記しましょう。水生ペンですと水にふれると文字がにじんだり消えてしまいますので必ず油性ペンで書きましょう。
粗大ゴミの場合は事前に粗大ゴミ処理券を購入します。粗大ゴミ処理券はコンビニや郵便協で購入することができます。
未使用の食器は捨てずに販売!
未使用の食器、ブランド品の食器、桐箱に入った高価な食器などはオークション、フリーマーケットなどで販売することが可能です。またリサイクルショップなどで買取してもらうこともできます。食器の捨て方として、食器を販売する方法をご紹介いたします。
リサイクルショップ
店舗型のリサイクルショップの場合、事前に引き取り条件を確認しましょう。リサイクルショップによっては、新品の物、箱がある物、セットが揃っている物、などさまざまな条件があることが多いので持ち込む前に必ず確認しましょう。
リサイクルショップの買取方法もさまざまで、お店に持ち込んで査定後に買取りをしてもらう方法、お店に送付して買い取ってもらう方法、自宅まで来てもらう方法などがあります。
インターネットのリサイクルショップの場合、洋服や小型の家電製品などは送付し、家具など大型な物は自宅まで来てもらうところが多いようです。買取価格は電話で商品の詳細(品番、サイズ、購入日、使用年数、購入価格、商品の状態、製造メーカーなどを説明・確認した後、査定して価格を決めるようです。納得できる価格でしたら買い取ってもらいましょう。
フリーマーケット
フリーマーケットは自分で色々な品物を自由に販売できるスタイルで販売金額も自分で設定することができます。フリーマーケットは公園や公民館などで開催することが多いので自治体のホームページやフリーマーケット専用のホームページなどで調べることができます。出店する際は自治体や開催業者などに出店条件などを確認しましょう。食器1点やノンブランドの食器なども売れる可能性がありますのでチャレンジしてみましょう。
オークションサイトやフリマアプリ
ネットのオークションサイトやフリマアプリは無料で商品を出品することができ、金額も自分で自由に設定することができます。販売金額は送料や梱包代や事務手数料なども含めて決めましょう。
送料を販売代金に入れ忘れて損をしてしまった方も多いようです。また食器が売れて相手に食器を送る場合は破損や傷が付かないよう梱包には気を配りましょう。個人間の取引でトラブルの原因になりやすのが発送時の破損や傷ですので注意しましょう。
個人間の取引の場合、自分でトラブルも処理しなければなりませんので何か問題がおこった時に相手と交渉する自信がない方は止めたほうがいいかもしれません。
NPO団体などに寄付
NPO団体やNGO団体などに送って食器を必要としている人や国に寄付します。NPO団体やNGO団体に寄付する際、送料がかかるところがありますので事前に確認しましょう。食器より送料の方が高くなる可能性があります。
食器の買取り業者
食器を買い取りしてくれる買取り業者があります。食器1点から買取りしてくれる業者も多数あります。買取りの場合、送料などの条件や買取りの見積もりをもらいましょう。無料で査定してくれる業者が多数ありますので確認してみましょう。
不用品回収業者
食器の処分を受ける業者もあります。その場合、無料で処分を受ける業者もいますが、処分費用がかかる業者もいますので注意しましょう。有料で処分する業者の場合は処分方法や送料や処分費用などの見積もりをきちっと出してもらいましょう。
食器の捨て方の注意点
食器の捨て方として、割れている食器を捨てる場合は新聞紙や厚紙で包みビニール袋に入れて「危険」「キケン」「割れ物」などを分かりやすい箇所に書いておきます。ゴミを収集する方が怪我をする可能性がありますので注意しましょう。
捨てる食器が大量の場合、1回のゴミの日にすべて出すのを禁止している自治体もありますので、事前にお住まいの自治体に確認しましょう。
不用品回収業者を利用する場合
食器を1枚回収してもらうのは難しいと思いますが、大量の食器の場合有料で回収する業者があります。回収してもらう前に、回収費の見積もり、回収日の予約、不用品の搬出、清算方法などを出してもらい、あとになってトラブルにならないよう注意しましょう。回収業者は多数ありますので1件だけでなく何件か見積もりや条件を出してもらって納得いく業者を選びましょう。
回収業者の選び方
悪徳業者もいますので、トラブルを避けるために依頼する業者のことを確認しましょう。
- 中古品を扱うのに必要な古物商の資格をもっているか確認
- 不用品を運搬や処理するのに必要な「廃棄物収集運搬の許可証」をもっているか確認
- 住所・電話番号などの基本情報の確認
- 口コミでトラブルの確認
まとめ
食器の捨て方は意外と方法がありましたがいかがでしたでしょうか?早速いらない食器を捨てる方もいらっしゃると思いますが、捨てる前に新聞紙などでしっかり包装して食器が割れないように注意しましょう。
ゴミを回収してくれる方が食器の破片で怪我をしないよう気をつけてください。大きな食器を粗大ゴミとして回収してもらう場合は、引越しシーズンなどは予約が込み合いますので早めに予約をしましょう。