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冷蔵庫に食材を入れておけばいいと思い込むのはNG!
冷蔵庫は食材をストックしておくための重要なアイテムですが、決して万能ではありません。冷蔵庫の使い方を間違えてしまうと、食材を無駄にしてしまう恐れがあります。食品ロスを減らすためにも、NGな冷蔵庫の使い方を知っておきましょう。
食材を無駄にしている『冷蔵庫の使い方』6つ!
食材を無駄にしてしまう冷蔵庫の使い方は、以下のものがあります。
1.野菜はすべて野菜室に入れる
野菜はどんなものでも野菜室に入れてしまうのはNG。野菜は種類によって、管理する場所が異なります。
- 冷蔵室…もやし・カット野菜など傷みやすいもの
- 野菜室…冷蔵保存が必要な野菜
- 常温保存…芋類や夏野菜など、低温障害になりやすい野菜
野菜にはそれぞれ特徴があり、管理に適している温度帯があります。なんでも冷蔵庫に入れておけばよいわけではないのです。
2.熱いものを冷蔵庫内で冷まそうとする
アツアツのカレーや鍋、まだ冷め切っていないものなどを冷蔵庫に入れて冷まそうとするのは、よくありません。
- 庫内の温度が上がり、冷蔵庫の故障につながる
- 冷蔵庫で保存している食材が、庫内の温度上昇で劣化しやすくなる
冷蔵庫の中の温度が変わってしまうと、ほかの食材が劣化してしてしまいます。
3.冷蔵庫の中に食材を詰め込みすぎる
冷蔵庫の中にものを詰めすぎていると、冷風が庫内を循環しにくくなるので、温度が一定に保てなくなる可能性があります。冷風が出る部分の目の前に大きなもの(鍋など)を置いてしまうと、冷蔵庫内の温度が上昇しやすくなるので注意しましょう。
4.まったくメンテナンスをしないまま継続使用する
まったくお手入れしないまま冷蔵庫を継続使用すると、食材に悪影響を与えてしまいます。
- 庫内にこぼした食材や汁が腐敗し、カビを呼ぶ原因につながる
- 汚れが付着し、冷風がうまく出なくなってしまう
- 腐ったものを庫内に長期間入れておくと、ほかの食材の劣化を速めてしまう
上記のようなことが起きやすくなるので、冷蔵庫の定期メンテナンスは必須です。
5.傷みやすいものを温度変化が激しい場所に入れる
牛乳などの乳製品や卵を、冷蔵庫の扉周辺においてしまうのはよくありません。食材が温度変化の影響を受けて劣化しやすくなってしまいます。
可能な限り牛乳を長持ちさせたい場合は、注ぎ口にキャップがついているタイプの牛乳を購入しましょう。注ぎ口にキャップがついているタイプであれば、開封後も寝かせられるので、冷蔵庫内の涼しい場所で保存できます。
6.食材をなんでも重ねて冷蔵庫に押し込む
食材をどんどん重ねて冷蔵庫に押し込んでしまうと、食材の劣化を見落とす原因につながります。特に食べかけのおかずなどは、早めに消費しなければならないので、重ねて冷蔵庫に入れてしまうのは危険です。
食材のおすすめの管理方法
食材のおすすめの保存方法は、以下の通りです。
- 野菜の適性に合った保存場所を選び、正しい保存方法を実践する
- 傷んでいるものを冷蔵庫に入れっぱなしにしない
- 温かいものは、冷蔵庫に入れな
- ものを詰め込みすぎない
- 定期的なメンテナンスを行う
食材の品質を保つためには、冷蔵庫を正しく使いこなすことが重要!正しい知識を持ち、冷蔵庫をうまく活用して食材の品質を落とさないようにしましょう。
まとめ
冷蔵庫は食材の鮮度を保つために必須のアイテムですが、冷蔵庫は食材を入れれば安心というわけではありません。正しい知識を用いて、安心安全な状態で食材をキープしましょう。