バスタオルには『1億個の細菌』がいる!?絶対に毎日洗うべき理由とは

くさいバスタオル

お風呂上がりに使ったバスタオルをそのまま放置していませんか?もしかしたら、ご家庭のバスタオルに1億個の細菌がいるかもしれません。この記事では、バスタオルを毎日洗うべき理由や、毎日洗えない人のための工夫を紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

バスタオルを毎日洗う人はどのくらいいるの?

洗濯物を集める女性

バスタオルの洗濯の頻度については、さまざまなアンケート調査が行われており、おおよそ以下のような結果になっています。

  • 毎日洗う……60%
  • 2〜3回使ったら……30%
  • 1週間またはそれ以上……10%

バスタオルを毎日洗う人にとっては驚きの結果かもしれませんね。バスタオルを毎日洗わない人の意見としては

  • 干す場所を取られるので困る
  • 室内に干すと湿気がこもってしまう
  • 毎日洗濯すると水道代や電気代が高くなる

などがありました。

家族が多いほどたくさんのバスタオルが必要になります。干す場所に困ったり、水道代や電気代が気になるという意見は納得できるのではないでしょうか。

バスタオルを毎日洗うべき理由

無数の細菌

ではバスタオルを毎日洗濯しなかった場合、なにかデメリットはあるのでしょうか。

それは「細菌の増殖」です。

お風呂あがりのきれいな体を拭いたとしても、バスタオルにはさまざまな汚れが付着します。たとえば

  • お風呂あがりの汗
  • 体に残った垢(あか)や皮脂
  • 流しきれなかったシャンプーやボディーソープ

など、1度使っただけのバスタオルも意外と汚れています。

1度使ったバスタオルには、数十〜数百個の細菌が付着しており、1日放置すると1700万個、3日放置すると数億個にまで繁殖すると言われています。

これらの細菌は健康な人であればすぐに人体に影響を及ぼすものではありません。ただし、肌の弱い人や皮膚に炎症がある人、赤ちゃんなどは肌に異常が出る場合もあります。肌に不安がある人は2日続けて同じタオルは使わないようにしましょう。

毎日洗濯できない人のために

タオルを干す

毎日洗った方がいいのは分かっていても、いろいろな理由で難しい場合もありますよね。ここでは、毎日洗濯できない人のために、少しでも菌の増殖を抑える方法をご紹介します。嫌な臭いの軽減にもなるのでぜひお試しください。

風通しの良いところに干す

細菌の増殖を抑えるにはすぐに干すことが大切です。バスタオルを使い終わったら、風通しの良いところに干してよく乾燥させましょう。

100円ショップのバスタオル用ハンガーを利用したり、ピンチハンガーにじゃばら状に干してもOKです。扇風機やサーキュレーターを使うとより効果的です。しっかり乾かせば細菌の増殖が抑えられ、臭いも大幅に軽減されます。

除菌ができる洗剤で洗濯する

細菌の増殖を抑えるには、洗濯洗剤選びも重要です。

中でもおすすめなのが「除菌」ができるタイプです。除菌ができる洗濯洗剤は、臭いの原因となる細菌を元から取り去ることができるため、菌の増殖を大幅に抑えられます。

また、洗濯洗剤には「抗菌」できるタイプもあります。抗菌洗剤は細菌の増殖を抑えられますが、元から取り去ることはできません。

「抗菌洗剤を使っているのにタオルが臭う…」という人は、除菌洗剤に変えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

洗濯した清潔なタオル

バスタオルを毎日洗った方がいい理由や、細菌を増やさない工夫をご紹介しました。

バスタオルは家族が多いほどたくさん必要になります。洗濯が大変で、ついつい溜め込んでしまいそうですが、細菌の増殖を防ぐためにもできるだけ毎日洗濯するようにしましょう。

もし洗濯が難しい場合は、干し方を工夫したり除菌ができる洗剤に変えたりと、細菌を増やさない工夫をしてみてください。

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