独占欲が強い人の特徴5つ!上手な付き合い方について

鎖を巻いた男

交際相手の独占欲が強く、接し方に困ってしまった事はありませんか?なぜ独占欲が強くなってしまうのか、独占欲の強い人と付き合うにはどうしたらいいのかについてまとめました。

独占欲って?

ロープで縛られた腕

独占欲とは、その名の通り「相手を独り占めしたい」という欲求のことです。主に交際相手に対し独占欲を抱くことが多く、自分の思い通りにコントロールしようとする傾向があります。

恋人が自分以外の人と関わるのを嫌がる、常に行動を把握していたい、といった日常生活にも影響を起こしかねない行動を取ることもあるようです。自分の恋人の独占欲が強いとき、どのように付き合えばいいのかと思い悩む方もいるかもしれません。

本記事では、独占欲が強い人の特徴や付き合い方について解説していきます。

独占欲が強い人の特徴5つ

縛られた人形

独占欲が強い人には、共通した特徴があります。

1.自信がない

独占欲が強い人の特徴で最も影響されているのが「自信のなさ」です。自分に自信がない為、恋人が他の人に心変わりしてしまうのではという不安が強く、相手を独占しようとします。

周囲の人間が自分より魅力的に見えてしまうので、他人との関係を断つように強要してしまうこともあります。異性の連絡先をすべて消去させたり、ひどい時は同性の友人と会うことすら許さないという人も。

恋人が関わるすべての人が自分の敵のように感じてしまうのです。その為、自分が恋人から見放されないように束縛してしまうようになります。

2.プライドが高い

独占欲が強くなる特徴として「プライドが高い」ことがあります。特に男性に多く、恋人が他の男性と話しているのを見ると過度に反応してしまうこともあるようです。

自分よりも他人を優先されることが許せず、エスカレートすると暴力など力を使って支配しようとしたり、所有物のように雑な扱いをしてくる人もいます。

自分を特別視してほしいという承認欲求の強さから、相手を束縛するようになります。

3.依存心が強い

相手を独占したいという気持ちが過剰になると、依存に変わってしまうことがあります。「恋人がいないと生きていけない」と、自分の存在意義を相手に委ねてしまうのです。

自分に自信のない人ほど恋人に依存してしまうことが多く、自分を好きでいてくれるのはこの人だけだと思い込んでしまうのです。その結果、恋人の人間関係だけでなく、自分の人間関係ですら手放してしまい、恋人だけいてくれればいいと依存状態になってしまいます。

依存してしまう人はもともと交友関係が薄く、これといった趣味を持たない人に多く見られます。熱中するものが少ない人ほど、恋愛に夢中になりすぎることがあるようです。

依存心が強くなると情緒不安定になってしまったり、独りになることを極端に恐れるようになってしまいます。

4.完璧主義

完璧主義の人は、他人のことも自分の思うようにコントロールしようとする傾向があるので、それが独占欲に繋がることもあるようです。恋人ならこうしてほしい、これはしないはずだ、といった自分の理想を押し付けてしまうのです。

行き過ぎると行動を制限したり、自分といない時間に何をしているのかすべて把握したりと束縛が激しくなってしまうこともあります。

5.感情的

独占欲が強い人は、感情的な人が多いです。自分の思い通りにならない行動をとった時に、激しく怒ったり、すぐに泣き出してしまったりします。

男女ともに感情的になる人は多く、ヒステリックに叫んだり、モノに当たり散らしたりと周囲に迷惑をかけてしまうことも。自分の感情をコントロールすることができず、感情的になることで相手をコントロールしようとするのです。

独占欲が強い人との付き合い方

抱き合う男女

独占欲の強い人が恋人の場合、上手に付き合っていくにはどうしたらよいのでしょうか。中には交際してから、恋人の独占欲が強いことに気が付いた方もいると思います。

独占欲が強い人の特徴を理解し、相手が何を嫌がるのかを知ることが上手に付き合っていく秘訣です。

ここからは、独占欲が強い人と付き合うコツを3つ紹介します。

自分の意見をハッキリと伝える

独占欲が強い人は「相手を思い通りにコントロールしたい」という気持ちが強いので、相手に合わせるような対応はよくありません。

「それをされるのは嫌」と、自分の意見をしっかりと伝えることで対等な関係を築くことができます。相手が怒ったり不機嫌になることを恐れて意見を飲み込んでしまうと、関係はさらに悪化してしまいます。

長く付き合いたいのであれば、自分の意見も尊重してもらえるようにしっかりと気持ちを伝えるようにしましょう。

隠し事はしない

独占欲が強い人は、恋人に「隠し事」をされるのを恐れる人が多いです。自分の知らないところで裏切られているのでは?と疑心暗鬼になります。

隠し事を無くすために行動を把握しようとしたり、他人と接触するのを嫌がったりと束縛が激しくなることが多いので、出かける時は行き先やメンバーを伝えてあげるなどして安心させてあげましょう。

どうしても伝えたくないことがあるのであれば、悟られないように徹底して隠し通す方が良いです。中途半端に疑わしい行動をとることは、相手の独占欲を刺激するだけなので注意しましょう。

愛情表現をして安心させる

特に女性に多く見られる傾向で、定期的に相手の恋愛感情を確認しないと不安になってしまうのです。日常的にスキンシップや言葉で愛情を示すことで相手を安心させることができます。

一緒にいるときはなるべく触れ合う時間を増やしたり、離れている時でもメールや電話で好意を伝えるようにするといいでしょう。

恋人がほしいのは、あなたから「愛されているという実感」です。不安にならないようこまめに愛情表現をしてあげてください。

独占欲をコントロールするには

男性に怒る女性

恋人ではなく、自分自身の独占欲が強くて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

独占欲が強いと自覚しているものの、相手を束縛したい気持ちが強くて辛い…という方は、独占欲をコントロールできるように意識をそらす練習をしましょう。

一人で出来る趣味を見つける

まずは、恋人のことを考える時間を減らすことが大切です。独占欲の強い人は、四六時中相手のことを考えてしまい、自分のことを置き去りにしてしまいがちです。

読書やゲーム、運動したりして他のことに集中する時間を増やしましょう。社会人であれば仕事に熱中したり、資格の勉強をしたりしても良いかもしれませんね。

どうしても集中できないのであれば、映画館や美術館など、スマホや会話が制限される場所へ行くのもおすすめです。ひとつのものに集中せざるを得ない場所に行くことで、強制的に思考から追い出します。

はじめは何をしていても恋人のことを思い出してしまうかもしれませんが、繰り返していくうちに考える時間も減っていきます。大切なのは、自分の時間を楽しもうとする姿勢です。

簡単なことからでいいので、スマホを置いて何か始めてみてください。

自分磨きをする

恋人が他の人に取られてしまう不安があるのなら、徹底的に自分を磨くようにしましょう。心配だけしていても何も変わりません。

むしろ、相手に執着してしまうことは逆効果です。恋人の方が離れたくないと思うくらいに自分を魅力的にすることを考えましょう。

ここで大切なのは「恋人の理想の自分」を目指さないこと。それでは結局恋人に依存してしまっています。自分の理想を叶えるため、何が必要かを考えるようにしましょう。

「なりたい自分」がわからないときは、それを考えることが必要だということです。

他人軸ではなく、自分軸を持つことで恋人とも適度な距離感で付き合うことができます。

相手の気持ちを考えるようにする

自分のしていることで、相手がどう思うのかを冷静に考えることが必要です。独占欲が強い人の特徴に「感情的」であると解説しましたが、これは相手の気持ちを考えるという行動ができない人のことも含まれています。

自分の感情をぶつけることで精一杯で、ぶつけられた相手の気持ちを考える余裕がないのです。相手の状況や表情をよく観察し、自分の行動や言葉でどういう感情を抱いているのかを考えましょう。

「~してほしい」「~しないで」とお願いしたとき、恋人は困った表情をしていませんか?相手の仕事や交友関係を無視して自分の気持ちを伝えても、恋人の心を繋ぎ止めることはできません。

相手の状況を理解し、それでも嫌だと思うのなら伝えても良いと思いますが、どう行動するのかは相手の自由です。自分が嫌だと思うのと同じように、相手も嫌だと思う気持ちがあるのだということを忘れないようにしましょう。

最後に

かごに入った人

独占欲が強い人の特徴や付き合い方について解説してきました。

男女ともに共通しているのは、自分自身への「自信のなさ」です。自信がないから相手が離れて行ってしまうという不安を抱えています。

独占欲は恋愛関係で強く出ることが多く、交際してから発覚することが多い問題です。しかし、特徴を理解し、上手く付き合っていくことは可能です。

まずは自分や相手の独占欲を認め、理解するところから始めていきましょう。

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