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子どもが外で大泣き!どうすべき?
電車や新幹線、テーマパークなど、大人が「今泣かないで」と心底願う場面で、子どもは泣いてしまうものです。普段ならすぐに泣き止むのに、泣き止んでほしいときに限ってギャン泣きしてしまうのも、子どもあるあるといえます。
外で子どもがギャン泣きしてしまったときは、焦らず対応しましょう。NGな行動をとってしまうと、子どもがさらに激しく泣いてしまうかもしれません。
子どもが外で大泣きしてしまった時の『NG行為』5つ!
子どもが外で大泣きしてしまったときにしてはいけない行動は、以下の通りです。
1.実力行使に出て、子どもを抑え込む
子どもが大きな声で泣いてしまうと困る状況や場所で、どうしても泣き止まないと、大人だってイライラしてしまうものです。だからといって、子どもを頭ごなしに黙らせようとするのはNG。
- 子どもを怒鳴りつける
- 叩いて叱りつける
- 子どもの口を抑え込んで、泣き声が周囲に聞こえにくくなるようにするなど
泣いている理由などを無視した行動は、子どもの人権を無視していることにつながります。子どもは親のおまけではなく、一人の人間であることを忘れてはいけません。
2.子どもの言いなりになる
子どもが大泣きしたら、泣き止ませるためにすぐに子どもの言いなりになってしまうのはNG。
- 泣けばわがままが通ると思ってしまう
- 困らせれば思い通りになる
子どもは、大人が思っている以上に大人の行動や言動などをよく観察しています。大声で泣けばわがままが通ると学習してしまうと、所かまわずひっくり返って泣く子になってしまうこともあるので注意しましょう。
3.ほったらかしにして置いていく
子どもが泣いているのに、そのまま放置してその場に取り残してしまうのはよくありません。子どものわがままで泣いていたとしても、声掛けをしないままだと、子どもが見捨てられたような気持になってしまいます。
また、置いて行ってしまうのもNG。世の中どんな人がいるかわかりません。一瞬目を離した隙に、子どもが連れ去られてしまうこともあります。
4.質問攻めにして、混乱させる
子どもが泣いている以上、なんらかの理由があるのは確かです。しかし、子どもが大泣きしている以上、その理由を子ども自ら順序よく話すのは難しいことが大半といえます。
とにかく子どもを泣き止ませなければと、泣いている子どもに矢継ぎ早に理由を聞いてしまうのはよくありません。次々と質問されてしまうと、子どもは頭の中が混乱してさらに泣く原因につながります。泣いている時点で冷静さは持ち合わせていないので、質問攻めにするのはNG!
5.決めつけて見放す
子どもが大泣きしているときに、「どうせ○○でしょ」など決めつけの言葉をぶつけてしまうと、子どもの心を逆なでしてしまいます。大人が言ったことが事実だとしても、決めつけるような物言いをしてはいけません。
また、決めつけたうえで見放すような行動を取ってしまうと、子どもとの信頼関係が崩れてしまう恐れがあります。
外で子どこが大泣きしたときの対処方法
外で子どもが大泣きしてしまったときの対処方法は、以下のものがあります。
- 席が外せる場合は、可能な限り早く席を外す
- 落ち着いた場所に移動して、子どもの癇癪が収まるのを待つ
- 子どもがある程度落ち着いて、どうして泣いていたのか原因を聞く
- わがままは聞かない
わがままで泣いているのであれば、毅然とした態度で接する必要があります。子どもが泣いている原因を見極め、正しい対応をしましょう。
まとめ
子どもが泣いている理由は、さまざまあります。幼い子どもの大泣きは、大人は困ってしまうかもしれません。しかし、丁寧な対応が求められる場面であることが多いので、落ち着いて対処しましょう。