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買い物依存症と衝動買いの違いとは
買い物は、日々の生活に欠かせないものです。しかし、買い物することで生活が困窮してしまう「買い物依存症」と「衝動買い」には、注意しなければなりません。
- 買い物依存症…自分の収入に合っていない額の買い物を繰り返す
- 衝動買い…ストレスの発散などに理由で、いいと思ったものを値段を見ずに買ってしまう
今回は、買い物依存症についての詳しい情報をまとめました。
『買い物依存症』の特徴5つ!
買い物依存症の特徴は、以下のものがあります。
1.まじめで、ストレスをため込みやすい性格
根っからのまじめな性格で、ストレス発散の方法がわからない人は、買い物をすることでストレスを発散させることがあります。
- 職場で仕事を押し付けられても言い返せない
- 頼まれたことは無理をしてでもやり遂げる
- 仕事や育児を完ぺきにこなそうとする
- 自分がストレスをため込んでいることに気が付かない
- 買い物をしてすっきりする気持ちはあるけれど、ストレスを発散させているつもりはない
職場と家庭の板挟みで、自分の時間が全く持てない人は、仕事帰りの買い物くらいしか気晴らしをする機会がないことも少なくありません。
2.自分に自信が持てない
自分に自信が持てない人は、買い物依存になりやすいです。
- 華やかなものを常に身につけておかなければ、周囲の人から馬鹿にされる気がする
- ハイブランドのものを身につけなければ、人よりも優位に立てないと思っている
- 誰かの顔色をすぐにうかがい、さげすまれていないかを常に確認しているなど
自分自身に対して自信が持てないので、ものを購入して身に着けることでそれをカモフラージュしようという心理が働いている可能性があります。
3.なにも買わない状態であることに耐えられない
なにも買わないままのウインドウショッピングや、ただ流れているだけのショップチャンネルを眺め続けることなど、なにも買わない状態に耐えられない人は、買い物依存症かもしれません。
なにも買わないとイライラしたりストレスを感じるということは、買うことによってストレスを発散させていることにつながります。
4.必要としているかどうかではなく、買いたいから買う
必要か不要か、今すぐ使うかなど、一般的に優先すべき事柄を、買い物依存症の人は無視してしまうことがあります。自分が買いたいと思ったから買う、必要なくても買ってしまうという場合は、注意しましょう。
5.借金してでも、買い物したい
買い物のし過ぎで通帳の預金や手持ちのお金が底をついているにも関わらず、お金をどこからか借りてまで買い物に走ってしまうのは危険!買い物することに対して依存し、執着している可能性が高いです。
買い物依存症をやめるために意識すべきこと
買い物依存症を改善するためには、以下のことを実践してみてください。
- ほしいものがあったとしても衝動買いはせず、1日置いて本当に欲しいのか自問自答する
- 預金のみを行う口座を作り使うお金以外のお金をすべてそちらに移す…絶対に引き出しはしない
- ストレスの発散方法を見つける…自宅でヨガ、ウォーキングなどでも可
- 成功体験を重ねる…自信につながる
買い物依存はあまりにも重度の場合は精神科などの専門医を受診し、適切な治療を受けるべきです。自分の気持ちをコントロールできるのであれば、上記の方法で買い物依存から抜け出すよう少しずつ努力していきましょう。
まとめ
買い物依存は、ただの無駄使い行動ではありません。自分自身の心と向き合い、適切に対処することが重要です。