『スマホ依存症』の症状5つ!依存度がどれくらいかチェックする方法も

スマホを拾おうとする男性

近年、スマホの普及に伴い、スマホ依存症の人が急増しています。日常生活に支障をきたすなど悪影響を及ぼす『スマホ依存症』には、どのような症状が見られるのでしょうか。今回は、スマホ依存症のチェックリストと改善策を紹介します。

近年深刻化している『スマホ依存症』…悪影響は?

スマホを見る女性

近年、スマホを触っていないと不安になる、イライラするなど日常生活に支障をきたす『スマホ依存症』が深刻化しています。2013年には、すでに日本人の約470万人以上がスマホ依存に陥っていると推測されており、現在はより患者数は増加していると考えられています。

スマホ依存症に陥ってしまうと、自己管理が疎かになったり、感情のコントロールが上手くできなくなったり、何事にも集中できなくなったりといった悪影響が現れ始めます。

中には、日々の生活がスマホにコントロールされてしまい、スマホなしでは生きていけないと考える人も多く、非常に危険な事態に陥っていることがわかります。

今すぐチェック!『スマホ依存症』の症状5つ

ここでは『スマホ依存症』の人によく見られる症状を紹介します。半分以上当てはまった場合は、スマホ依存の可能性が疑われます。日々のスマホの使い方や生活習慣を見直してみましょう。

1. スマホが気になって取り組むべきことに集中できない

スマホ依存症の人は、仕事をしている時、勉強をしている時、家事をしている時など、スマホが気になってしまい、今取り組むべきことに集中できないという症状が現れます。

何かをしていても常にスマホやスマホに入っているアプリのことを考えてしまい、仕事や作業の効率が悪くなってしまうのです。こうした悪影響は、実際に仕事や家庭内、人間関係においても支障を及ぼすので、意識的にスマホから離れることが求められます。

2. スマホが手元にないと落ち着かない

常にスマホが手元にないとソワソワしてしまったり、不安からイライラしたりすることはありませんか。スマホが手元にないと落ち着かないという症状も『スマホ依存症』に見られる症状の1つです。

普段から長時間スマホを触っていることが習慣化しているため、いざスマホが手元にないと気持ちが不安定になってしまうのでしょう。家の中にいるときくらいはスマホから離れて、スマホ以外の楽しみを探すことをおすすめします。

3. 1日5時間以上はスマホを触っている

普段の1日の過ごし方を思い返してみてください。1日のうち、みなさんはどのくらいスマホを触っていますか。スマホの設定の中にある「スクリーンタイム」という項目から、スマホをどのくらい使用しているのか確認できます。

1日5時間以上スマホを使っている場合、それは仕事や家事から解放されて自由に使える時間のほとんどをスマホに費やしていることになります。もしかすると、仕事の合間や勉強の合間、家事中などにもスマホを見ているかもしれません。

1日5時間以上は使っていると自覚がある人は、今すぐ意識的にスマホを使わない時間を増やすように努力しましょう。

4. スマホ以外への興味や関心が薄れている

スマホ依存症の人は、興味や関心が全てスマホ、あるいはスマホを通じて得られる情報に向いています。そのため、スマホ以外へ関心を持とうとしても、何に興味を持てばいいのかわからないのです。

スマホ以外の楽しみ方はいろいろあります。紙媒体の書籍を読んだり、テレビで番組や映画を観たり、楽器を弾いたり絵を描いたり…。考えようと思えば、スマホを使わずに多くの趣味を探すことができるでしょう。

スマホ以外への関心や興味が薄れている場合は、すでに自分がスマホに依存していることを疑ってください。

5. スマホを使っていると手首や首に痛みを感じる

スマホを使っている時、手首や首に痛みを感じることはありませんか。これはスマホの操作のために手首や首に負担をかけすぎていることが原因です。

この症状が起きている場合、スマホ依存の改善だけでなく、整体や整形外科、リハビリテーション科などに通い、体の内面から整えてもらう必要があります。

『スマホ依存症』から抜け出すために改善すべきことは?

ソファで読書する女性

上記のチェックリストを確認して、半分以上当てはまった方はすでに『スマホ依存症』である可能性が高いです。また、1つでも当てはまった方は予備軍の疑いがあるので、意識的にスマホとの向き合い方を見直しましょう。

スマホ依存症から抜け出すためには、以下のような意識改善を行う必要があります。

  • 「ながらスマホ」を止める
  • 仕事中や家事中はスマホの通知機能をオフにする
  • 寝る1時間前からスマホを使わない
  • 寝る時は寝室にスマホを持ち込まない
  • スマホ以外に触れて楽しむ時間を作る

仕事しながら、勉強しながら、家事をしながら、友達を喋りながら…などの「ながらスマホ」は、スマホ依存への入り口となります。あっという間に長時間の使用につながるので、意識的に控えましょう。

また、スマホ以外の楽しみを見つけることは、スマホ依存症脱却への重要な鍵となります。スマホを使わずに楽しめる方法はいくらでもあるので、ぜひ自分に合った趣味を見つけてみてください。

スマホ依存の疑いがある人は向き合い方を見直して

いかがでしたか。今回の記事を読んで「自分はスマホ依存症かも」と少しでも感じた方は、今日から意識的にスマホを使う時間を減らしていきましょう。スマホ依存症を改善すると、体の不調や心の負担も減るので、日常生活がより豊かになりますよ!

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