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支出が多い…意外なところで家計を圧迫しているかも!?
家計簿を見直していると、「どうしてこんなに支出が多いの?」「収支がギリギリの状態…」と絶句することはありませんか。使いすぎているつもりはないのに支出が多いと、漠然と不安が募りますよね。
実は、日々の何気ない行動や習慣が食費や光熱費、さらに固定費の増加につながり、家計を圧迫しているケースが非常に多いです。
「これくらい…」と思っている生活習慣が積み重なり支出増加につながっている恐れがあるので、今一度、ご自宅での習慣や電化製品の使い方などを見直してみましょう。
今すぐチェック!家計を圧迫している『NG行為』7選
では、具体的にどのような行為が家計を圧迫する原因となり得るのでしょうか。ここでは、最近多くのご家庭で家計圧迫の原因となっているNG行為を7つご紹介します。皆さんのご家庭では、心当たりありませんか。
1.外食や出前の利用が多い
土日は外食や出前を利用して、自炊の負担を減らしているというご家庭が増えています。共働き世帯が増え、休日以外での疲れが溜まっているご夫婦が増えていることが原因でしょう。
しかし、外食や出前は1回につき2,000円〜4,000円かかります。土日の夕食を出前、または外食にしている場合、1ヶ月でかかる外食・出前費用は16,000円〜32,000円です。かなり大きな負担となっているので、外食や出前を控えるだけでも家計負担が減ります。
2.コンビニに立ち寄り「なんとなく」買い
お仕事帰りに、お子様のお迎え帰りに「なんとなく」コンビニに立ち寄って、ちょこちょことお菓子やスイーツを買っていませんか。1回の出費は300〜500円程度で負担に感じないかもしれませんが、これが1ヶ月、週に3〜4回と習慣化すると、家計に大きなダメージとなります。
コンビニは基本的に定価で販売されているため、スーパーやドラッグストアに比べて購入金額が高くなりがちです。「なんとなく立ち寄る」という習慣を改めるだけでも、食費を減らすことにつながります。
3.安いものをとりあえず買ってしまう
スーパーに行った際、「お買い得品」や「本日限定大安売り」といった見出し文句に誘き寄せられてしまう人は多いでしょう。「今日は安売りしているし、とりあえず買っておこう」という意識は危険です!
安いものをとりあえず買ってしまうと、結局使わずに廃棄する羽目になってしまったり、お買い得品を買っていたはずなのに、最終合計金額が予想以上に高くついてしまったりする恐れがあります。
安いものだからと買うのではなく、買い物に行く前に買うものを決めておき、予算と相談しながら買うものを決定しましょう。
4.エアコンの節電を意識せず多用する
エアコンは家の中にある生活家電の中でも特に電気代が高くなりやすい大型家電です。節電を意識せずに「とりあえずつけておこう」と多用していると、あっという間に万単位で電気代が嵩んでしまいます。
エアコンは以下のポイントを意識すると節電につながります。
- 自動運転モードに設定する
- 室温と設定温度の差を大きく設定しすぎない
- 風向きを下向きに調節して冷温風を感じやすくする
- 数時間以上不在の際は電源を消す
- 1時間程度の外出はつけっぱなしがお得
寒さや暑さをそこまで感じない方は、服装などで対応するなど節電を意識してみてはいかがでしょう。
5.洗濯物を浴室乾燥機で干す
最近では、共働き世帯が増えているため、突然の雨などに対応できるよう洗濯物を浴室乾燥機で乾かしているというご家庭も多いでしょう。
しかし、浴室乾燥機は1時間あたり平均32円かかるといわれています。毎日3時間使用すると仮定した場合、1ヶ月2,880円の電気代がかかっているのです。
なるべく洗濯物は外干しや窓際干しで乾かすようにし、どうしても浴室乾燥機が必要な場合のみ活用するようにしましょう。
6.家族が時間を空けて入浴している
毎日のように入浴しているご家庭では、家族が時間を空けて入浴するたび、追い焚きして再びお湯を温めていると思います。
しかし、追い焚きにも電気代やガス代、水道代がかかるため、毎日のことを考えると家計に大きな負担となります。なるべく入浴は時間を置かずに入るようにし、追い焚きの回数は減らすように意識しましょう。
また、入浴剤を使っていない場合、浴槽内のお湯を洗濯の「洗う」モードに使うことで水道代を節約できます。
7.余計なサブスクや生命保険に加入している
最近は、サブスクや生命保険など、固定出費が家計にダメージを与える例も見られます。特に、サブスクは音楽サービスや動画配信サービスなど、さまざまなサービスが展開されています。ついいろんなサービスに登録したくなりますが、登録するサービスは慎重に選びましょう。
また、生命保険も良かれと思って多く加入していたり、営業マンの口車に乗せられて多めに加入させられていたりするケースが見受けられます。本当に自分にとって必要な保険かどうかを確認するため、ライフプランナーに相談するなど見直してみましょう。
今すぐNG習慣を見直して家計負担を軽減しよう
意外な習慣が家計への大ダメージにつながっているケースが多く見られます。今一度、普段の生活習慣の中で家計費の負担になりそうな習慣を見直してみましょう。少し意識を変えるだけでも大きく家計への負担を減らすことができるかもしれません。