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『ゲーム依存症』の見極めポイント
ゲーム依存症は、子どもだけが陥るものではありません。大人も十分注意しなければ、ゲーム依存症になる可能性があります。
- 生活の中心がゲーム
- ゲームをやっていないと落ち着かない、イライラする
- 所かまわずゲームをしたり、ゲームのことを考えてしまう
- ゲームの影響で、日常生活に支障起きたしている
上記のような症状がある場合は、ゲーム依存症である可能性が高いです。しかし、本人はゲーム依存症に陥っているという自覚を持っていないこともあります、
『ゲーム依存症』の人の特徴5つ!
ゲーム依存症の人には、いくつかの共通する特徴がみられます。
1.ゲームが原因で生活リズムが大幅に崩れる
ゲームに熱中するあまり、生活リズムが大きく崩れてしまう人は要注意!
- ゲームのやりすぎで、昼夜逆転してしまう
- 食事などをそっちのけにして、ゲームに熱中する
- 会社や学校に行かず、ゲームをやりこむ
- 見境なく課金して、生活に支障をきたす…生活費や貯金を使い込みなど
生活そのものに大きな支障をきたすようなゲームの仕方をしてしまう場合、取り上げなどを行うと逆効果になってしまうことが多いです。
2.ゲーム終了の時間が守れない
約束していたゲーム終了時間を全く守れない、守ろうとも思っていないとなると、ゲーム依存症かもしれません。約束の重要性がわかっていない場合は、しっかりとした家族会議を行う必要があります。
3.急な予定の変更などでゲームができなくなると、火が付いたように怒り狂う
予定していた日程に変更があり、ゲームをする時間が無くなってしまうかもしれない場面になると、感情が爆発して怒り狂ってしまうのは、ゲームに依存している可能性が否定できません。
小さな子どもならまだしも、本来であれば周囲の状況などを考慮して行動できる小学生高学年以降の年齢の子どもや大人となると、早めに治療を開始するほうがよいでしょう。
4.ゲーム以外の楽しみが全くない
ゲームをすること以外になんの楽しみも見いだせないという場合は、楽しいことがゲームしかないため、ゲームにしがみつきやすくなってしまいます。ゲームだけが自分がのびのびできる世界だとと感じているのであれば、要注意です。
5.なによりもゲームが最優先
なににおいてもゲームが一番になってしまうのは、非常に危険なサイン!
- 友人や恋人、家族よりもゲームが優先
- 冠婚葬祭など重要な催しを、ゲームやりたさにすっぽかすなど
優先順位が崩れてしまうだけでなく、人間関係にも大きな亀裂が入ってしまうほどゲームに依存するとなると、依存している人だけでゲーム依存から抜け出すのは難しいかもしれません。
『ゲーム依存症』を改善する対策と抜け出す方法
ゲーム依存症を改善する対策は、以下のものがあります。
- 自分でゲームをする制限時間を設け、自分が納得する形でゲームを終える習慣を持つ
- 少しずつゲームをする時間を減らしていく
- 物事の優先順位を紙などに書き出し、自分がそれを守れているのかを振り返る
依存症を脱却すためには、すべてを取り上げてしまうのはよくありません。改善方法と同じような方法で、ゲーム依存から抜け出すことも可能です。新しい趣味や楽しみを持ち、ゲームとうまく付き合っていきましょう。
まとめ
ゲーム依存症は、だれでも陥る可能性があります。そのことをしっかりと把握したうえで、ゲームを楽しみましょう。