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スマホの充電でバッテリーが劣化…寿命を縮める原因に
スマホは現代社会でなくてはならないアイテムと言っても過言ではありません。連絡手段としてはもちろん、情報収集や娯楽、自己管理など、さまざまな用途に使える必須アイテムとして進化しています。
そんなスマホは購入金額が高いため、同じスマホをできるだけ長く使い続けたいと考える人も多いでしょう。しかし、2年を迎えると徐々にバッテリーの持ちが悪くなり、買い替えを余儀なくされる人が大半です。
買ったばかりなのに「最近、スマホのバッテリーの減りが早くなった」「すぐにスマホが寿命を迎えてしまう」という方は、スマホの充電方法に問題があるのかもしれません。間違った充電の仕方をしていないか見直してみましょう。
スマホを充電する時の『NG行為』5選
スマホを充電する時、誤った方法で充電していると、バッテリーに負荷をかけてしまい寿命を縮める原因となってしまいます。ここではスマホを充電する時のNG行為を紹介するので、心当たりがないかチェックしてみましょう。
1.充電しながらスマホを使う
スマホを使っている最中にバッテリーが少なくなると、充電器に繋いだ状態でスマホを使い続けてしまうという人は少なくありません。多くの人がこのやり方はスマホに負荷をかけてしまうと分かっていても、つい充電しながらいじってしまうのでしょう。
しかし、充電しながらスマホを使うと、スマホ本体に熱が込もり、高い電圧にさらされて過剰な負荷がかかってしまいます。
バッテリーを劣化させ、早期にスマホの買い替えを余儀なくされてしまうので、少しの間は我慢し、ながら充電は絶対にやめましょう。
2.一度に大量充電してバッテリーに負荷をかける
意外と多くの人が知らずにやりがちなNG行為に、一度に大量充電する行為が挙げられます。バッテリーが0になってから充電を始めたり、20%切った状態から充電したりすると、一度に大量のバッテリーを充電しなければいけないため、スマホに負荷がかかりやすくなるのです。
スマホに負荷がかかるとバッテリーが劣化する原因となります。充電は、バッテリーが25%を切る前に始めましょう。
3.100%超えているのに充電し続ける
夜、寝ている間に充電している場合、すでにバッテリーが100%になっているのに充電し続ける状態が続いてしまうことがあります。このように、バッテリーが100%超えているにもかかわらず充電し続ける行為は、バッテリーに負荷をかけてしまいます。
スマホは100%たまっている状態が望ましいと勘違いされることがありますが、多くのスマホは満充電していない状態が安全です。80〜90%を目安に充電し、なるべくバッテリーがフル充電されないよう気をつけましょう。
4.湿気の多い水回りで充電する
湿気の多い水回りで充電する行為も避けてください。充電中に湿気がスマホの隙間から内部へと侵入してしまったり、電源がショートしてしまったりと故障につながる危険性があります。
また、スマホを水回りで充電していたところ、発火事故につながったというケースも報告されています。非常に危険なので、お風呂場はもちろん、脱衣所や洗面台、シンク周りなどでの充電はやめましょう。
5.布団の上で充電する
布団の上でゴロゴロしながら充電したり、寝ている間に充電している人は要注意です。充電のしすぎによりバッテリー劣化を招くことも問題ですが、布団の上は熱を逃しにくく、バッテリーが膨張したり、最悪の場合、発熱につながる危険性もあります。
スマホ本体に負荷をかけるだけでなく、火災事故につながる危険性もあるため、布団の上に置きながら充電することは避けましょう。
スマホのバッテリーを長持ちさせるために意識すべきポイント
スマホを長持ちさせるためには、バッテリーが劣化しないように充電することがポイントです。以下のポイントを押さえて、バッテリーになるべく負荷をかけないよう充電しましょう。
- スマホのバッテリー残量は25〜80%を目安に維持する
- バッテリーを0%にしない
- バッテリーをフル充電しない
- 充電中はスマホを使わない
- 湿気がなく熱が込もりにくい場所で充電する
以上のポイントを守って、正しい充電を心がけてください。
また、スマホの設定ページ(アプリ)から、現在の最大容量を確認してみましょう。購入時には100%ですが、使い続けるうちに最大容量は徐々に減っていきます。最大容量が減ると、1回の充電で使用できる時間が短くなるので気をつけましょう。
スマホのバッテリーは20〜80%に維持することを意識しよう
いかがでしたか。スマホのバッテリーは、充電しすぎても使い切ってしまってもバッテリーに負荷がかかります。また、ながら充電や充電場所によっても劣化の原因となるため、正しい充電方法を心がけましょう。