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きれいに洗ったはずのグラスに、水垢がついている!
グラスは汚れが付着すると目立つので、入念に洗って注意して乾燥させているにもかかわらず、なぜか水垢がついてしまう。水垢は目立つので、グラスにはついてほしくないものです。
どうしてグラスに水垢がついてしまうのか、理由を把握しましょう。グラスの保管環境などを見直し、いつでもきれいな状態のグラスを使用してくださいね。
洗ったグラスに水垢がついてしまう理由4つ!
洗ったはずのグラスに水垢がついてしまうのは、以下のような理由が考えられます。
1.水の中に水垢を作りやすい成分が含まれているため
しっかり洗っているはずのグラスに水垢ができてしまうのは、水道水の中の成分が原因であることが多いです。
- マグネシウム
- カルシウム
- ミネラルなど
普段ほかの食器を洗うときにも、水道水を使うことが大半ではないでしょうか?ほかの食器は毎日使用するうえ、透き通っていないので水垢が目立ちにくくあまり気になりにくい傾向があります。そのため、グラスの水垢が目立って見えやすくなっているのかもしれません。
2.水分を自然乾燥させているため
グラスを洗った後、そのままラックなどに入れて自然乾燥させていませんか?水分を自然乾燥させてしまうと、先ほど紹介した成分がグラスに残ってしまいます。そのため白っぽくくすんで見えてしまうのです。
そのままくすみを放置してしまうと、くすみが蓄積していき水垢汚れになってしまう恐れがあります。
3.研磨剤入りのスポンジでグラスを洗った
グラスに水垢汚れができていたり、くすみが気になった場合は、研磨剤入りのスポンジやメラミンスポンジを使って汚れを落とそうとするのではないでしょうか?
厚くて丈夫な普段使いしているお皿であれば、上記のような素材のスポンジを使用しても構いません。しかし、透明度が高く繊細なグラスに使用してしまうのはNG。
研磨剤入りのスポンジでこすることで、グラスの表面に細かな傷が入ってしまいます。その結果、小さな傷が原因のくすみや、水分が傷に入り込んで水垢を作りやすい状態になるのです。
4.水垢汚れを中性洗剤で予防している
一般的に食器洗いで使用する中性洗剤は、アルカリ性である水垢汚れを落とすのには適していません。毎日入念に手入れをしていたとしても、水垢が落としきれず、蓄積されてしまう可能性があります。
洗ったグラスに水垢が付着しないようにする方法とは
きれいに洗ったグラスに水垢汚れを発生させないためには、グラスが乾ききる前に布で水分を拭き取ってしまうのが一番有効な方法です。水道水に含まれる成分が乾燥することによって、水垢汚れが発生するため、水分を残さず拭ききるのが一番効果的!
また、グラスを拭き上げるときは、専用のマイクロファイバークロスを使用するのがおすすめです。専用クロスを使用することで、グラスに細かな傷を入れることなく、美しく拭き上げることができます。
まとめ
グラスを美しく管理するためには、いくつかの注意点を把握しておくことが重要です。グラスに水垢や傷を作らないためにも、正しい保存方法を厳守しましょう。