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賞味期限切れの食材、冷蔵庫に入れておけば食べられる?
賞味期限とは、食べ物を美味しく食べられる期間のことなので、必ず消費しきらなければならない期間ではありません。しかし、冷蔵保存しておけば賞味期限度をどんなに過ぎても大丈夫というわけではないので要注意!
賞味期限切れの食材を冷蔵保存したら、どれくらいまでなら食べても大丈夫なの?
賞味期限切れの食材を冷蔵保存した場合、どれくらいの期間であれば食べられるのでしょうか?
未開封のものは、様子をみて傷んでいなければ食べてもOK
食材は、賞味期限が過ぎているから絶対に傷んでいる、というわけではありません。未開封のものであれば、においや状態などを確認して異常がなければ、食べても大丈夫であることが大半です。
とはいっても、賞味期限を数ヶ月過ぎているものは未開封であっても危険!数日から食材によっては1週間くらいであれば、賞味期限を過ぎていても問題なく食べられるものはたくさんあります。大幅な賞味期限切れは、食べるべきではありません。
開封しているものは、賞味期限に限らず早めに食べきる
賞味期限は、美味しく食べるための目安として設けられています。だからといって、開封したものをいつまでも冷蔵保存しておくのはよくありません。豆腐などは、一度開封すると徐々に劣化し始めます。
たとえ賞味期限内であっても、開封すると劣化して食べられない状態になるものもあるので注意してください。
冷蔵保存=絶対安全というわけではない
冷蔵保存しておけば、なんでも安全だと思い込むのはNG!
- 開封済みのもの
- 既に賞味期限が過ぎているもの
- 既に劣化しているもの
上記のようなものを冷蔵庫で保存しても、すぐに傷む可能性が高いです。腐ったものを冷蔵庫に入れておくと、庫内に悪臭が漂い、ほかの食材に悪影響を及ぼす可能性があります。
食べるべきでない食材のサイン
食べるべきではない食材のサインは、以下の通りです。
- 見た目が変化している…原型が崩れている・カビが生えているなど
- 臭いが変わっている…生ごみ臭・硫黄臭・酸味が強い香りなど
- 触感が変わっている…ヌルヌル・べたべた・糸を引く・すぐ崩れるなど
- 食べたときに違和感を覚える…舌がぴりぴりする・苦みやえぐみを感じるなど
ちょっとした違和感や、いつも感じない異変を察知したら、上記で紹介していない変化であっても見逃さずにキャッチしましょう。人間は動物なので、野生の勘で「ちょっとおかしいかも」と思ったものは口にしないようにするのが無難です。
まとめ
「冷蔵庫で保存する=絶対に食材を安全に保存できる」というわけではありません。賞味期限が過ぎている食材は、冷蔵保存していたとしても、できるだけ早く消費してしまいましょう。