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怠け癖を克服する方法12選!
やりたいことや、やらなければいけないことを後回しにしてしまう「怠け癖」。
怠け癖があると目標を立てても挫折してしまったり、だらだらと過ごして休日を無駄にしてしまったりと物事がなかなかうまくいきませんよね。
「今日から心を入れ替えて頑張るぞ!」と張り切ってみても、結局は三日坊主で終わってしまうという方は多いのではないでしょうか。
自分で立てた目標が達成できないと、「また怠けてしまった」「やっぱり自分はダメだった」と自己嫌悪に陥って自信を失くしてしまいますよね。そうならない為には、怠け癖を克服しなくてはいけません。
「そんなことは分かっているけど、どうやって怠け癖を治したら良いの?」という方のために、今回は怠け癖を克服する方法をご紹介します。
方法は12ありますので、1つめの方法がうまくいかなくても他を試してご自身に合うやり方を見つけてみましょう。
①小さな目標を立てて達成する
怠け癖がついてしまったら「無理なくできること」からとりあえずやってみましょう。怠け癖で自信をなくしていても自分ができる範囲の簡単な目標ならプレッシャーに押しつぶされるなんてことはありませんので「やっぱりできないかも…」と逃げ腰になることも避けられます。
小さな目標でもやり遂げることで達成感を味わうことは大切です。達成感を何度か味わうことで目標も徐々に大きくなります。いきなり大きな目標をたてると実行する前から圧倒されてストレスを感じやる気がなくなり怠けてしまうことになります。
またいざやってみて挫折すると自信がなくなり新たな目標を立てる気力がなくなります。
②目標を達成するメリットを書く
怠け癖の人は自分がやろうと思っている目標を達成したとき、どんなメリットがあるか書き出してみましょう。メリットを書き出すことでモチベーションが高まりますのでポジティブにものごとを考えられるようになります。書き出したメリットは見えるところに貼っておくことをおすすめします。
③後回しにしない
怠け癖のある人は嫌なことや面倒なことを後回しにする傾向があります。「後でやればいいや…」「今はテンション上がらない…」などと後回しにせず、やらなければならないことのうち、今すぐできることから始めましょう。
④計画を高く持ちすぎない
自分にとって無理の無い計画を立てましょう。また計画も細かくガチガチに立てずに、ざっくりある程度できたらすぐ行動してみましょう。
状況に合わせて計画を立てなおすことができる余裕を持つことでやる気を維持することができます。計画を完璧にし目標を高く持ちすぎると出来なかったときに自信喪失も大きくなりますのでやめましょう。
⑤失敗を恐れない
失敗は恐くありません。「失敗してもいい!」とある意味開き直ることも時として大切です。「失敗したらやりなおせばいい」と思うことはとても重要です。
また失敗することを想像するのはやめましょう。もちろん慎重になることは大切ですが、失敗を悪いことだと思っていると不安でストレスがたまりやる気がなくなってしまいます。
怠け癖のある人はマイナス思考が多いです。ものごとを始める前から「失敗したらどうしよう…」とあれこれ悪い方に考えてしまうため行動におこせなくなりますので「成功した自分」を想像してみましょう。
⑥ものごとをシンプルに考える
計画を細かく立てすぎずシンプルに自分がしたいことだけ考えましょう。怠け癖のある人は、単純なことを複雑に考える傾向があります。
計画を立てて実行している最中に「もっと考えてからやった方がいいのではないか…」とやることを増やしたり、考えすぎたり、人の目を気にしたりしてどんどんストレスがたまってきて、やる気もなくなり最後までできずに怠け癖が悪化しそう…。
⑦自分にご褒美をあげる
がんばった自分へのご褒美を用意しましょう。自分にご褒美をあげるのはモチベーションを上げるための定番ですが十分効果があります。ご褒美は当然自分がうれしい物を用意しますが、必ず実行できるご褒美にしましょう。
またご褒美に関するものを目に付く場所に貼っておきましょう。例えば旅行をご褒美にするときは行く場所の写真を貼っておくといいでしょう。
⑧やる気スイッチを入れるルーティンを作る
メリハリのない生活を送っていると、やる気が起きずだらだらと過ごして怠けてしまいがちです。やる気スイッチを入れるためには、自分の中でルーティンを作ってみましょう。
例えば
- コーヒーや紅茶をいれる
- メイクをする
- ラジオ体操をする
- 好きな音楽をかける
このようにやる気スイッチが入るきっかけを作っておけば、勉強や仕事、家事などをスムーズに始めることができます。
⑨生活習慣を整える
体がだるくてやる気が起きない、怠けてしまうという方は、まず生活習慣を整えることを意識してみてください。夜更かしや運動不足、食生活の乱れがあると、自律神経がうまく機能せずに体がだるく頭もスッキリしません。規則正しい生活をして心身を健康に保てば、自然とやる気が湧いてくるはずですよ。
⑪一緒に頑張る仲間を作る
自分1人だとどうしても怠けしまう、努力が続けられないという方は、一緒に頑張る仲間を作るのもおすすめです。
運動サークルに参加するのも良いですし、SNSで同じ目標を持つ人と繋がりを持つのも良いでしょう。仲間がいればやる気が出ない時は励まし合うことができ、悩みがあれば相談することができます。サボりたくなっても、「仲間に成果を報告しなくてはいけない」という義務感があれば自分に厳しくなれるはずです。
⑫環境を変えてみる
環境が人に及ぼす影響はかなり大きいといわれています。怠け癖がなかなか改善しないと悩んでいる方は、思い切って身の回りの環境を変えてみるのも一つの手です。
つい親に甘えてしまう実家を出て一人暮らしを始めてみたり、向上心のない友人との付き合いを控えるのも効果的。転職や引っ越し、模様替えをするだけでも気分が変わってモチベーションが上がります。怠け癖がある人は部屋が乱れがちでもあるので、断捨離をして掃除をするのもおすすめですよ。
《 ポイント 》
- 小さな目標から始めて達成感を得る
- メリットを意識してモチベーションを高める
- 計画は高く持ちすぎず、実行はシンプルに
- 失敗を恐れずにポジティブ思考を心がける
- 生活習慣を整えて心身の健康状態を改善する
- 仲間と励まし合ったり協力し合う
- 環境を変えて新たな刺激を取り入れる
怠け癖が直らない原因となる思考
逃げればいいや
逃げ癖がある人は怠け愚生はなおりません。逃げればどうにかなると考える人は自分が悪いことや失敗をしても怠けて責任をとろうとは思わず「逃げればいいや…」となっていつまでたっても怠け癖は直りません。
どうせ私には無理
目標が達成できないとすぐやる気がなくなる人は怠け癖はなおりません。嫌なことやできないことがあるたびに「どうせ私には無理…」とあきらめが早くなり怠け癖は直りません。
誰かがやるでしょ
やらなければならないことができない、目標が達成できない時に失敗を人のせいにして「誰かがやるでしょ…」と自分を甘やかすと怠け愚生は直りません。
やろうと思ったのに
怠け癖の人の口癖に「やろうと思ったのに…」があります。時間の使い方が悪く生活を改善しないため睡眠不足で体力もやる気も低下しダラダラした生活を送っていると怠け癖はなおりません。
怠け癖がある人の特徴
怠け癖がある人には似たような特徴があります。
意志が弱い
怠け癖がある人は意思が弱く苦しいことがあるとやめてしまう特徴があります。もともと達成するための強い意思を持っていないので辛いことや苦しいことがでてくると気力がなくなり「仕方ない…なんとかなるでしょ」とあきらめてしまいます。あきらめてしまう人は怠け癖がついてしまいます。
自分に甘い
怠け癖の特徴として自分を高く評価しています。過大評価ですね。自分を高く評価していますので自分が怠け癖があるマイナスな人間だと自覚できません。
また自分に甘い人は苦労しなくても自分ならできるという気持ちがどこかにありますので何か困難にぶつかると「きっとやるなってことだ…」と都合よく考えて自分を責めることができませんので怠け癖はなおりません。
マイナス思考
怠け癖がある人にはマイナス思考でものごとを考える特徴があります。マイナス思考があると何か困難にぶつかると「どうせ私には無理だ…」とすぐあきらめてしまいます。また、失敗を恐れるため悪い想像ばかりしてしまい一歩が踏み出せず結局怠け癖になります。
向上心がない
向上心のない人は「別にこのままでいい…」と自分の水準を変えようとは思いません。今より高くなる気がないのであれば努力もすることが無く何もせずに怠け癖が身についてしまいます。
行動力がない
怠け癖のある人は行動に起こすのを先延ばしにする特徴があります。「いつかやろうと思ったのに…」とすぐ行動に起こしませんので実行するタイミングがなくなって立てた目標がうっとうしくなり怠け癖になってしまいます。
完璧主義
完璧主義の人が怠け癖?と不思議かもしれませんが、実は完璧主義の人に怠け癖が多いのです。完璧主義の人は行動にうつす前から完璧にやることを考えますが、完璧さを求めすぎて「失敗したらどうしよう…」「決めたとおりにできなかったらどうしよう…」とだんだん不安になり行動を起こすタイミングを失って結局何もやらず怠けてしまいます。
目標を高く持ちすぎる
目標を高く持っている人が怠け癖がある原因は目標が高すぎるからです。常に完璧な高い目標を持ち続けると失敗することも多く目標を達成することができなくなり、自分に自信が無くなります。
自分に自信をなくしながらも高い目標は変えませんのでさらに達成は難しくなります。そのためだんだんやる気がなくなって結果的に目標を捨てて怠けることになります。
器用で何事もソツなくこなせる
怠け癖がある人は、どちらかというと器用で何事もソツなくこなせる人が多いでしょう。今までの人生においてやるべきことを後回しにしてしまっても、最終的には「なんとかなった」「良い結果が出た」という経験がある人がほとんどです。
このような人たちは、これまで痛い目にあった経験が無いだけに「今回もなんとかなるだろう」と油断して怠けてしまう癖がついてしまいます。こういった人は、怠け癖によって取返しがつかない大きな失敗が起きるまで、自身の行動を改めることはないでしょう。
《 怠け癖がある人の特徴 》
- 意思が弱く、辛いことから逃げてしまう
- 自分を甘やかし、自分の欠点を認識できない
- マイナス思考で物事を諦めがち
- 向上心がなく、現状維持
- 行動力がない、先送りばかり
- 完璧主義で行動開始できない
- 目標を高くして達成が困難
- 器用な性格でなんとかなると甘える
怠け癖があるかの診断チェック
怠け癖が身についているかの診断をしてみましょう。いくつ該当するでしょうか?
休日は家で過ごす
休日は特に外出もせず家にこもって着替えもせずダラダラ過ごしていませんか?何もやらずに寝て過ごすこともあるでしょう。このタイプは何もやる気がおきずに面倒が嫌いで自分に甘いので怠け癖がついています。
身の回りに色々おいている
整理整頓せずに自分の周りに色々なものを置いていませんか?自分が必要なものを回りにおいて気がつくと物をとりに動かず過ごせているかもしれませんね。このタイプは楽をすることばかり考えてしまい面倒を嫌いますので怠け癖が身についています。
部屋がすぐちらかる
自分の部屋がすぐ散らかることはありませんか?普通に生活しているつもりでも気がつくと部屋が散らかっていたり職場のデスクが散らかっていることもあるのではないでしょうか。不要な物を処分せずに溜め込むのも怠け癖がある人の特徴の一つです。
朝おきてすぐ動かない
朝起き、早起きが苦手で布団の中からなかなか出られないでいませんか?疲れて早起きが辛いことはありますが、そうでなくても起きる気力が無いのでは?こういうタイプは自分に甘い傾向があり、怠け癖がついている可能性があります。
怠け癖がある人は自己嫌悪に陥りやすい
怠け癖のある人は、自分の怠惰な行動により目標を達成できないことで、自己嫌悪に陥りやすいといえます。「なんで自分にはできないんだろう…」と自信を失い、「駄目な人間だ…」と自らを責めてしまいます。
一度自己嫌悪に陥ると、次第に怠け癖がさらに強化されてしまう悪循環に陥ってしまいます。なぜなら、自己嫌悪はモチベーションの低下を招き、目標達成への前向きな気持ちを奪ってしまうからです。
自己嫌悪から抜け出すには、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。完璧を目指さずに、できることから始めて達成感を得る…それにより自信を回復し、好循環を生み出すことが大切です。
自己嫌悪にとらわれることなく、前向きな姿勢を保つことが怠け癖克服のカギとなるのです。
まとめ
怠け癖を直そうと必死になると余計やる気が無くなって怠けてしまう…悪循環ですよね。「何にもやる気がおきない…」と思った時、とりあえず何か1つだけしてみようと思うことは大切です。
そのためにはすぐできる小さなことを目標にしましょう。例えば、掃除洗濯の内、一番簡単なものをやってみる、「洗面所の鏡を拭く」とか「かばんの中身を整理する」などハードルをあげないことをおすすめします。怠け癖を直そうと思いつめないでくださいね。
失敗することを恐れずに、色々と考えすぎずシンプルに物事を考えることも怠け癖を克服するためのポイントです。少しずつできることから始めてみましょう。