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消費期限を過ぎた食材、そのまま調理するのは危険!
消費期限を過ぎた食材であっても、腐敗していなければ食べられます。しかし、一見腐敗していないように見えて、食材が腐敗しているということもあるので要注意!食べるべきではないサインが出ている食材を把握し、食中毒を起こさないようにしましょう。
今すぐ捨てるべき『食材』6つ!
今すぐ捨てるべき、腐敗している食材の特徴をまとめました。この中のどれかひとつでも当てはまっている場合は、調理しても食べるべきではありません。
1.外見が大きく変化している
食材の外見が変化しているときは、要注意です。
- 一か所にしわが寄っている
- 乾燥して、水分が飛んでいる
- 不自然なへこみがある
- カビが生えている
- 黒や茶色に変色している
- しなしなになっている
- 一部(茎・葉先など)が溶けているなど
外見の変化があるときは、洗い流したり傷んでいる場所だけを切り落とすだけでは安全面に不安があります。
2.見覚えのない液体が出ている
購入時にはなかった液体が、食材から出ているときは、即座に破棄してください。
- 食材の内側から、液体が漏れ出している
- 液体とは無縁のはずの食材から、液が出ている
液体が出ている食材は、洗ったとしても食べるのはNG!
3.触ったときに違和感を持つ
食材に触れたとき、本来の触感ではないときは腐敗している可能性が高いです。
- ぬるぬるしている
- 触った個所と指の間に糸ができる
- 食材がボロボロに崩れる
- 不自然な柔らかさを感じる
- べたべたしている
触感に違和感を感じたら、破棄対象です。洗ったり加熱したとしても、食べられる状態にはなりません。
4.香りが変わる
食材本来の香りとは異なる、危険を感じるニオイの種類は、以下の通りです。
- 納豆のような臭いがする
- 生ごみ臭がする
- 硫黄のような臭いがする
- 鼻を突く刺激臭
- 嗅いだことのないような、危険を感じるニオイ
上記のような変化がある食材は、破棄してください。
5.断面が正常ではない
食材を切ったとき、本来とは異なる断面の様子になっているときは、料理するのをあきらめたほうがよいです。
- 内側が変色している
- 包丁を入れたら、本来出るはずのない水分が出てきた
- 包丁に食材がべったり引っ付いたなど
断面が不自然な形で潰れているなど、普段見られない変化がみられるときは、食材が健全な状態ではなくなっています。
6.食べたときに違和感がある
食材を口に入れたとき、本来感じない違和感があったら飲み込むのはやめましょう。
- 舌がピリピリする
- モワっとした、嫌なニオイが広がる
- 食感が異なる
味覚や口内に入れたときの香りに違和感があるときは、そのまま吐き出すのが無難!
食べられるかどうかを見極めるポイント
食材が腐っていないか見極めるポイントは、以下の通りです。
- 外見の変化がないか
- 触ったときに、粘着きなどがないか
- 形状に変化がないか
- 香りがおかしくないか
- 調理しているときに、食材の状態に違和感を感じなかったか
- 口に入れたとき、本能的に危険を感じないか
賞味期限や消費期限が過ぎていたとしても、保存環境が適切である場合は調理したり食べたりしても問題ありません。腐敗しているかどうかを、正しく見極めるためにも、食材の様子をしっかりと観察しましょう。
まとめ
食べるべきではない腐敗サインを出している食材の特徴を把握し、うっかり食べてしまわないよう注意しましょう。さまざまなサインがあるので、異変サインは複数把握しておくことをおすすめします。