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エイプリールフールは、どんな嘘でも言っていいわけではない!
4月1日は、エイプリルフール!嘘をついてもよいとされている日です。だからといって、どんな嘘でもついてよい、というわけではありません。エイプリルフールにつくべきではない嘘とは、どのようなものがあるのでしょうか?
4月1日に言ってはいけない『ウソ』5選!
エイプリルフールにつくべきではない嘘は、以下の通りです。
1.特定の相手を侮辱する嘘
ある特定の人物に向けて、相手の名誉を傷つけたり侮辱するような嘘をついてしまうのはNGです。「嘘や冗談=ネタ晴らしすれば許される」というわけではありません。場合によっては、相手がずっと心の傷を抱えて生きていかなければならない事態になる可能性もあります。
たとえ冗談であったとしても、相手の心が深く傷つくような嘘はつくべきではありません。相手から普段いじめられたりしていたとしても、「ちょっとやり返すだけ」という名目で嘘はついてよいものではありません。
2.相手の心に傷をつけ、悲しんだり不愉快な思いをする嘘
相手のことを深く傷つけ、不愉快な思いをさせてしまう嘘は絶対にしてはいけない行為です。
- 相手の両親や家族に不幸が起こった
- 相手の恋人や伴侶の不貞
- 会社や学校での生活に著しく支障をきたす嘘
- 相手の交友関係に決定的な亀裂を入れる嘘
- 相手が最も嫌う内容の嘘など
エイプリルフールは、嘘をついてもよいとされています。しかし、相手を陥れたり不幸にするための嘘をついてよい、という日ではありません。
3.お金が動く嘘
お金が動く可能性がある嘘は、冗談では済まない結果を生む可能性があります。
- 嘘の投資話を持ちかける
- 架空のもうけ話を持ちかけるなど
相手がお金持ちだったとしても、結果次第では大きな損失を被ってしまうかもしれません。また、お金をだまし取るような内容の嘘をつき、お金を入手してしまうと詐欺行為なので犯罪を犯してしまうことになります。
4.ネタ晴らしをしない
嘘をついてネタ晴らしせず、相手に嘘をついあままの状態になってしまうのはNG。相手は嘘を信じたままになってしまうので、日が経つにつれてネタ晴らしのタイミングを失ってしまいます。
5.嘘をつかれて仕返しをする
嘘をつかれて悔しい思いをしたからといって、仕返しをしてしまうのはよくありません。エイプリルフールに嘘をつき返すのはもちろん、エイプリルフール以外の日に嘘や仕返しをするのは、相手との関係にひびを入れる原因につながります。
エイプリルフールの正しい知識
エイプリルフールを楽しむためには、基本情報を把握しておく必要があります。
- 誰の財産にも影響を及ぼさないこと
- 相手が精神的な苦痛を感じないこと
- 嘘をついたら、その日のうちにネタ晴らしをする
- 頓智のきいた嘘をつき、みんなが笑顔になるよう心がける
エイプリルフールについては、国によって認識が違っていることがあります。国外でエイプリルフールを迎えるのであれば、その国の風習にのっとったエイプリルフールの過ごし方を事前にリサーチしておきましょう。
まとめ
エイプリルフールは、誰も傷つかない嘘をついて、みんなで笑いあう日です。巧妙すぎる嘘や、誰かの心に傷がつく嘘、財産を失ってしまうような悪質な嘘は、エイプリルフールであってもついてはいけません。