冷蔵庫は1日どれくらい電気代がかかってるの?料金が高くなるNG行為や節約術とは?

冷蔵庫を1日つけたら電気代はいくら?

冷蔵庫は家の中の家電製品の中でも電気代が特にかかりやすい大型家電です。電気代の高さに悩んでいる方は、冷蔵庫の使い方や設置方法などを見直すべきかもしれません。そこで今回は、冷蔵庫にかかっている1日の電気代や料金が高くなるNG行為などを解説します。

冷蔵庫にかかっている電気代が気になる…!

冷蔵庫の?マークの積木

皆さんはご家庭にある家電の中で、どの家電製品の電気代が高くかかっているかご存知でしょうか。ある調査によると、最も電気代の高い家電製品はエアコン、次いで冷蔵庫が挙がるそうです。

昨今、電気代の高騰によって多くのご家庭から悲鳴が上がっています。「電気代が高くて困っている」というご家庭では、まず電気代が高くなりがちな大型家電の節電を意識してみてはいかがでしょう。

1日に冷蔵庫にかかる平均的な電気代はいくらくらい?

では、1日に冷蔵庫にかかる電気代は、平均でどのくらいなのでしょうか。冷蔵庫の大きさによっても大きく異なりますが、一般的には20円〜30円といわれています。

より詳しく見ていくと、1〜2人用の168L容量の冷蔵庫は1日あたり約23円、2〜3人用の365L容量の冷蔵庫は1日あたり約25円、そしてファミリー家庭でよく見られる451L容量の冷蔵庫は、1日あたり約30円です。

したがって、冷蔵庫にかかる1ヶ月の電気代は、約690円〜900円となります。もちろん、容量が多ければ多いほど電気代はかかりやすくなるので、より高くなります。

さらに、冷蔵庫の扱い方が悪いと、余計な消費電力がかかってしまうため、上記で紹介した平均的な電気代よりも高くかかることも珍しくありません。

冷蔵庫にかかる電気代が高くなるNG行為は?

冷蔵庫の扱い方が悪いと、かかる電気代が高くなってしまうことがあります。ここでは冷蔵庫にかかる電気代が高くなるNG行為を紹介するので、心当たりのある方は今すぐ改善しましょう。

1.冷蔵庫の周辺に家電製品を置いている

冷蔵庫の上、隣に家電製品を置いている場合は、冷蔵庫が熱を上手く放出できず、稼働効率が悪くなってしまいます。家電製品は稼働効率が悪くなると、より電力を消費することで状態を維持しようとするため、電気代が高くなってしまうのです。

また、冷蔵庫を壁にピッタリとくっつけて設置している場合も熱を上手く放出できずに電気代が高くなりがちです。余計な電力を消費しないよう気をつけましょう。

2.冷蔵室に食品を詰め込みすぎている

冷蔵室に食品を詰め込みすぎている場合、庫内の冷気が循環できず、余計な電力を消費することとなります。すると、冷蔵庫にかかる電気代が1日中高くかかるため、結果的に電気代高騰に繋がってしまいます。

また、冷蔵庫に食品を詰め込みすぎていると、その分、どこに何があるのか一目で把握しきれなくなってしまいます。すると、探している間、冷蔵庫の扉が開けっぱなしになるため、さらに電気代がかかる原因となるのです。

3.扉を不必要に開け閉めする

「なんとなく」で扉を不用意に開け閉めしている方は、今すぐその行為を控えましょう。扉を開け閉めするたび、中の冷気が外に漏れ出てしまうため、再び冷蔵庫が冷気を取り戻そうと電力を消費しなければいけません。

特にお子様がいるご家庭では、躊躇なく冷蔵庫を開け閉めする光景を多く見かけると思います。この些細な行為も電気代が高くなる原因なので、口を酸っぱくして「冷蔵庫の開け閉め回数は少なくするように」と伝えておきましょう。

4.冷蔵庫の扉を開けっぱなしにする

先ほど少し話に出ましたが、冷蔵庫の扉を開けっぱなしにする行為もNGです。

紹介した通り、冷蔵庫の扉を開けると、その度に冷気が外へと漏れ出てしまいます。開けている時間が長ければ長いほど、多くの冷気が外に漏れ出し、再び庫内を同じ温度へと冷気を送り込まなければいけなくなるのです。

特に夏場は冷気の涼しさを感じ、つい開けっぱなしにしたくなりますが、グッと我慢し冷蔵庫の扉を開けっぱなしにしないよう注意しましょう。

冷蔵庫にかかる電気代を下げる節約術を紹介

冷蔵庫の設定を変える

冷蔵庫にかかる電気代を少しでも下げたいと考えている方は、ぜひ以下の節約術を取り入れてみてください。

  • 温度設定を下げる
  • 壁から少し離して設置し直す
  • 冷蔵庫の周りに家電製品を置かない
  • 冷蔵室に食品を詰め込みすぎない
  • 冷凍庫内は食品を密集させる
  • 扉の開閉回数や時間を減らす
  • 古い冷蔵庫は最新モデルに買い替える

冷蔵庫には温度設定機能があります。意外と見落としがちですが、初期設定で「強」にされていることもあるので、「中」に切り替えてみてはいかがでしょう。

また、冷蔵庫の設置場所や周りに家電製品を置かないなどのNG行為を改善することで、少しでも電気代節約につなげることができます。

また、冷蔵室には食品を詰め込みすぎないようにすべきですが、冷凍庫内は食品を密集させることで、冷凍食品同士が保冷剤の役割を果たし、送り込む冷気が多くなくても冷凍機能を果たすことが可能です。

ぜひこれらの工夫を取り入れて、電気代を少しでも下げられるよう努力しましょう。

電気代が高くかかりがちな冷蔵庫は節電を意識して

いかがでしたか。冷蔵庫は大型家電なので、どうしても電気代がかかりがちです。しかし、節電を意識することで、電気代節約につながることもあるので、今回紹介したNG行為は改善し、節電につながる節約術を取り入れてみましょう。

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